「タムタムの上海中華料理日記」

張生記 ZHANG SHENG JI Restaurant 編
上海浦東店

上海市上海浦東大道1081-1089号中信五牛城五楼

TEL 5885-7799


張生記
2002年12月撮影

2002年12月28日 張生記 ZHANG SHENG JI Restaurant

昼食の後、ホテルで一休み。 一休みのつもりが2時間以上昼寝してしまい、出かけるのはやめました。(^^)
夕食は「老鴨煲」で有名なこの店にしようと電話で予約を取ろうとしたのですが、通じません。 そこで、私の泊まるホテルから予約を入れようかとコンシェルジェに電話したら話し中、何度かけても繋がりません。 結局、予約はあきらめました。
夕食は、日本から来ている友人と一緒の予定。彼の泊まる近所の高級ホテルに向かいます。 予約の事情を話すと、早速こちらのホテルから電話をかけてくれました。 すると、「予約はいらないので来て下さい。」との事。本店をはずしたのがよかったのでしょうか?
さて、次の難関が場所。住所はわかるのですが、手元のガイドブックでは場所がわかりません。 仕方がないので、もう一度ホテルの人に電話をかけてもらいました。 で、わかったのが、「地下鉄の駅からは遠そうだ。」
あきらめてタクシーで向かいました。確かに地下鉄の駅からはかなり遠い。
かなり走って、ビルの屋上に大きな「張生記」のネオンが見えました。 もしや、またビル全体がレストランでは?と思ったら、今回は違いレストランは5階だけ。 別のレストランも入っているようで、そちらは案内係が1階にいるのですが、この店は案内の看板だけ。 強気(^^)です。

店に入ると、7時半頃ですが、ほぼ満席。入り口近くの卓に案内されました。 こちらの人は香港に比べると夕食の時間が早いのでしょうか?
さっそく、「老鴨煲」を頼んだところ、「メイヨー」の一言。ありゃ、売り切れだ! さっき、ホテルから電話してもらう時に、この品も予約しておけばよかった、と思っても後の祭り。

黄瓜拌海蜇
友人のお気に入りの品。これをはずす訳にはいきません。(^^)

杭州醉鶏
今日は上品系の前菜を頼んだのですが、この品は小さな壷に入ったとても上品な品でした。

蒜子鱔段
うなぎを頼もうと思ったのですが、メニューにある3品とも私の知らない品。 ちょっとあてずっぽうでこの品を頼みました。 この品は、うなぎのぶつ切りとニンニク、ネギ、赤ピーマンを炒めた品。 見た目ほど味は濃くありません。ただ、ぶつぎりうなぎの骨が硬く苦戦。 すると、友人が「骨を残すようにしゃぶるとよいよ」と教えてくれました。

尖椒牛肉
この品は店員のオススメ。 メニューで1つ下の水煮牛肉と勘違いして頼んだら、 青トウガラシもそれほど辛くない、食べやすい素直な品でした。 確かにメニューの唐辛子マークも水煮牛肉は2つですが、この品は1つ。

椒塩草蝦
エビはどうですかと、店員に薦められました。 どう調理するのと聞いたつもりが、どの種類のエビにするかと勘違いされ、草蝦の大きさを延々説明。 やっと調理方法まで話が行き、塩味の唐揚げと聞き(ハハ全て筆談です)、頼みました。
おしゃれなカゴに載って出てきましたが、ここは容器も凝っていますね。 エビは思った(香港の白灼蝦のイメージ)より少し大き目。 外はカラッとしているものの中はちょっとしっとり。 カラッと揚がったエビを期待していたのですが、エビが大きい分難しいのでしょうか? それとも、大きいエビの身を楽しんでもらおうという事かな?

蒜茸油麦菜
野菜を悩んでいたら、豆苗かこれかもう一品を薦められました。 友人が前の晩の夕食で豆苗を食べていたことと、 初めての品を食べてみたい私の興味もあってこの品を頼みました。 ニンニク味かと思ったら、 ニンニクに加えて腐乳も入っているようで、これが大当たり! 友人も気に入ったようで、この品だけはほぼ全部食べてしまいました。(^^)  それにしても、「油麦菜」は何でしょう? 紙に書いてもらったのでちょっと字も怪しいのですが、 アブラナでしょうか? また、ホウレンソウに似たA菜あたりでしょうか?  写真からわかる方がいらっしゃればお教えください。

しばらくして、ふと気がつきました。「スープがない。」
「老鴨煲」を当てにした注文になっていたのです。(^^)
そこで、スープを頼むことに。 まず目に付いたのが「三鮮湯」、 中身を聞いたら、河蝦と鶏ともう一品が何度聞いてもわかりません。 海参と書いたら違うと言われ、この品はやめました。

宋嫂魚羹
どこかで見た記憶があるのと、魚という文字にひかれて、この品を頼みました。 大きな魚が入ったスープをイメージしていたら、白身魚の切り身が少し入った、とろみのある酸っぱいスープ。 他には、椎茸・卵白・ニラかネギ、干し肉の千切り、タケノコに生姜もあるようで、胡椒がよく効いた品です。 とてもユニークな味ですが、私は気に入りました。 また、器がとってもおしゃれ。

この店で気がついたのが、器がおしゃれな事と、店員がとても多いこと。 入り口に「今月?の笑顔の似合う店員」が張り出されています。 サービスに力を入れているのでしょう。(^^)

今日は2人で食べきれない(結構残してスイマセン)ほど頼んで240元。

黄瓜[手半]海[折/虫] 杭州醉鶏
黄瓜拌海蜇 杭州醉鶏

蒜茸油麦菜 椒鹽草蝦
蒜茸油麦菜 椒鹽草蝦

尖椒牛肉 蒜子[魚善]段
尖椒牛肉 蒜子鱔段

宋嫂魚羹
宋嫂魚羹



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