「タムタムの上海中華料理日記」
北京孔乙己酒楼 BEIJIN KONG YI JI Hotel 編 上海虹桥分店 SHANGHAI HONGQIAO BRANCH 上海市长宁区剑河路2396号 TEL 6261-9419
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![]() 2006年12月撮影 |
2002年12月27日 北京孔乙己酒楼 BEIJIN KONG YI JI Hotel
昼食の後、浦東を観光。
夜は、職場の人間が紹興料理に連れていってくれました。
この店は、中国風の庭園レストランという風情の落ち着いた店。
門をくぐり、中庭を抜けて2階建てのレストランに入ります。
階段を上がって回廊風の2.5階席でいただきました。
最初は2人。
皆が揃うまで、前菜を頼んで、ちびちび始めます。
醉蟹 8元X2
香菜干絲 6元
黄泥螺 12元
五香牛肉 18元
他、紹興札肉(5元)も頼んでいたと思うのですが、これは途中でやめた模様です。
凤尾笋点 25元
蟹粉獅子頭 18元
油炸臭豆腐 15元
臭豆腐蒸肉餅子 18元
清水大閘蟹 22元/1匹
紹四季蝦球 28元
雲呑
デザート
散装太脯?酒 15元
途中からデジカメの調子が悪くなってしまい、1枚撮るのに時間がかかってあまり話ができませんでした。
何のために食事を共にしてもらったのかわかりません。情けない話です。
また、途中から上海に住む従兄弟も参加してくれました。
あまり生臭くなく上品な味。ちょっと甘めです。
これは日本でもよく食べた品。
名前だけ知っていたこの品を思い切って頼んでみました。
コリコリの肉をパリパリの皮が一部覆っていて、たっぷりの酒で漬けた品です。
醉蟹に比べるとずいぶんしょっぱい味。
ところが、デジカメの調子が悪く、この品の写真は撮れませんでした。
干し肉。五香とは、陳皮、八角、花椒、丁字(クローラ)、肉桂(シナモン)の事なんだそうです。
店のオススメの品。右半分はヤマイモ、ギンナン、グリンピース。とても上品な味で皆に人気でした。
こってりの紅焼ではなく、
この店の品と似たあっさり目の味付け。
デジカメ故障でもたもたしていたため、とりわけた後の写真です。
昼に臭豆腐を食べたというと「なんだ」という顔をされてしまいました。
臭豆腐を揚げたおつまみ系のこの品は、辛いタレにつけて食べます。
臭豆腐をもう一品。この臭豆腐と挽肉の蒸し物、私はとても気に入りました。
味付けがそんなにくどくなく、私の好きな蒸肉餅とあわせた物で、いう事はありません。
ご存知上海蟹。他の人たちはお客が来るたびに食べているようでちょっとうんざり気味。
私自身も上海蟹を意識していなかったこともあり、申し訳ない事をしました。
さて、食べようとしたら、殻が開きません。情けないことに開け方を忘れていました。
網目状にパリッと揚がった?(小麦粉でしょうか?)の中に剥き身のエビが入っている探し物系(^^)の品。
蟹を食べるのに時間がかかり、さめてしまってちょっと残念でした。
醤油系色のスープに入った上海風雲呑。
雲呑のほか、干しエビ・ネギ・キクラゲまたは海草・キュウリ?
が入っていました。
最後に持ってきてくれたのがこの品。サトウキビでしょうか?ほんのり甘い素朴なデザートでした。
招興酒はこの品をいただきましたが、とてもおいしくどんどんすすみます。
おもしろいのは、招興酒は冷たいまま出てきて、1人1つずつ熱燗器がつくこと。
外の大きな器に熱いお湯をいれて中に細いとっくりを入れます。
この段階では、とっくりは湯に浮くのでプカプカ上がってきます。
そのとっくりの中に招興酒を入れると重みで下に沈み湯で温められる仕組みです。
ところが、今日も寒いためか湯がすぐに冷めてしまいます。
何度も湯を替えてもらいました。
今日は、4人で約355元ですが、なんとごちそうになってしまいました。感謝。
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香菜干絲 | 醉蟹 |
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五香牛肉 | 凤尾笋点 |
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油炸臭豆腐 | 臭豆腐蒸肉餅子 |
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蟹粉獅子頭 | 清水大閘蟹 |
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紹四季蝦球 | 雲呑 |
天山茶城、上海国际体操中心の後、昼食に同じ区内のこの店に来ました。
私にとっては4年ぶり。でも、結構距離があってびっくり。大きな区なのですね。
少し遅めに着いたせいか店はガラガラ。1階しか開けていません。風情のある2階を見せたかったので、ちょっと残念。でも、1階もそれなりに風情があって魯迅の肖像が置いてあります。また窓の外には干し魚がたくさん吊るしてありました。
孔乙己茴香豆 ソラマメの冷菜
醉香螺 タニシの紹興酒漬け
干菜焖肉 豚の角煮と高菜
百合西芹炒貢瓜 百合根にセロリにピクルスの炒め物
火腿老鴨煲
文蛤蛋炖 ハマグリの茶碗蒸し
デザート
3人で170元。
皮が弾力があってちょっと食べづらいですが、皮もちゃんと食べられます。
前回デジカメの不調で写真が撮れなかったこの品をリベンジ。
コリコリしておいしいのですが、昼に酒も飲まずにたくさん食べられる料理ではありませんでした。失礼! ちょっとジャリっとするのは仕方のないところ。
梅菜扣肉と似た漬物と豚の角煮。
器が冷たくドキッとしましたが、中はちゃんと温かくホッ。
ただ、ちょっと味が濃かったですね。
すかさず白飯を注文したら、赤棗の載った上品な白飯が出てきました。
なんと、底に竹の皮が敷いてあります。
貢瓜はピクルスの事のようですが、漬物のまま炒めてあるので、ちょっとしょっぱい感じ。
百合根の上品な甘さがもう一つ出てこず、残念。
スープ選びにはずいぶん時間がかかりました。
で、選んだのがオーソドックスなこの品。この品は大きな鍋で出てきて、嬉しい限り。
冷えた体が暖まります。タケノコというか。幼い竹が入っていてユニークな食感。
私にとって昼食の中で一番の品。
前回食べておいしかった紹四季蝦球を頼んだら、もうないとの事。さて、あと1品を何にしようかと悩んで、この品にしました。
ホワイトソースのようなこの茶碗蒸し、お酒がきいていてちょっと大人の味。
デザートはシンプルな西瓜。
(続く)
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店内 | 孔乙己茴香豆 |
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醉香螺 | 干菜焖肉 |
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百合西芹炒貢瓜 | 白飯 |
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火腿老鴨煲 | 火腿老鴨煲 |
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文蛤蛋炖 | 文蛤蛋炖 |
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