昼食の後、浦東を観光。
夜は、職場の人間が紹興料理に連れていってくれました。
この店は、中国風の庭園レストランという風情の落ち着いた店。
門をくぐり、中庭を抜けて2階建てのレストランに入ります。
階段を上がって回廊風の2.5階席でいただきました。
最初は2人。
皆が揃うまで、前菜を頼んで、ちびちび始めます。
醉蟹 8元X2
あまり生臭くなく上品な味。ちょっと甘めです。
香菜干絲 6元
これは日本でもよく食べた品。
黄泥螺 12元
名前だけ知っていたこの品を思い切って頼んでみました。
コリコリの肉をパリパリの皮が一部覆っていて、たっぷりの酒で漬けた品です。
醉蟹に比べるとずいぶんしょっぱい味。
ところが、デジカメの調子が悪く、この品の写真は撮れませんでした。
五香牛肉 18元
干し肉。五香とは、陳皮、八角、花椒、丁字(クローラ)、肉桂(シナモン)の事なんだそうです。
他、紹興札肉(5元)も頼んでいたと思うのですが、これは途中でやめた模様です。
凤尾笋点 25元
店のオススメの品。右半分はヤマイモ、ギンナン、グリンピース。とても上品な味で皆に人気でした。
蟹粉獅子頭 18元
こってりの紅焼ではなく、
この店の品と似たあっさり目の味付け。
デジカメ故障でもたもたしていたため、とりわけた後の写真です。
油炸臭豆腐 15元
昼に臭豆腐を食べたというと「なんだ」という顔をされてしまいました。
臭豆腐を揚げたおつまみ系のこの品は、辛いタレにつけて食べます。
臭豆腐蒸肉餅子 18元
臭豆腐をもう一品。この臭豆腐と挽肉の蒸し物、私はとても気に入りました。
味付けがそんなにくどくなく、私の好きな蒸肉餅とあわせた物で、いう事はありません。
清水大閘蟹 22元/1匹
ご存知上海蟹。他の人たちはお客が来るたびに食べているようでちょっとうんざり気味。
私自身も上海蟹を意識していなかったこともあり、申し訳ない事をしました。
さて、食べようとしたら、殻が開きません。情けないことに開け方を忘れていました。
紹四季蝦球 28元
網目状にパリッと揚がった?(小麦粉でしょうか?)の中に剥き身のエビが入っている探し物系(^^)の品。
蟹を食べるのに時間がかかり、さめてしまってちょっと残念でした。
雲呑
醤油系色のスープに入った上海風雲呑。
雲呑のほか、干しエビ・ネギ・キクラゲまたは海草・キュウリ?
が入っていました。
デザート
最後に持ってきてくれたのがこの品。サトウキビでしょうか?ほんのり甘い素朴なデザートでした。
散装太脯?酒 15元
招興酒はこの品をいただきましたが、とてもおいしくどんどんすすみます。
おもしろいのは、招興酒は冷たいまま出てきて、1人1つずつ熱燗器がつくこと。
外の大きな器に熱いお湯をいれて中に細いとっくりを入れます。
この段階では、とっくりは湯に浮くのでプカプカ上がってきます。
そのとっくりの中に招興酒を入れると重みで下に沈み湯で温められる仕組みです。
ところが、今日も寒いためか湯がすぐに冷めてしまいます。
何度も湯を替えてもらいました。
途中からデジカメの調子が悪くなってしまい、1枚撮るのに時間がかかってあまり話ができませんでした。
何のために食事を共にしてもらったのかわかりません。情けない話です。
また、途中から上海に住む従兄弟も参加してくれました。
今日は、4人で約355元ですが、なんとごちそうになってしまいました。感謝。