豫園で漢方のお茶で体を温めた後、
2時頃、もう一度この店に来てみました。
テイクアウトの行列は相変わらず、食券制の2階席(船舫庁)も一杯で立って待っている人がいます。
ところが、さらに奥(長興樓)に入ってみると、こちらは3人ほど並んでいるだけ。
これはラッキーと隣の椅子に座って並びました。
そこにボーイが来たので「1人」と指で合図すると、もう一つ奥に席があるようで、
何やら聞いてくれるのですが、どうもよくわかりません。
すると、メニューを持ってきてくれて値段表を見せられて「これでよいか?」
もちろん、「OK!」で待たずにさらに奥のレストラン(鼎興樓)に入ることができました。
きっと、もう少し高いがよいか?と言ってくれていたのでしょうか?
メニュー(日本語、英語付きでわかりやすい)を見ると、小籠包も
特色小笼(特色小龍)、招牌小笼(看板小龍)、鼎級小笼(極上等品小龍)と3ランクに分かれています。
1階のテイクアウトコーナーで売っているのは、
特色小笼の鮮肉小笼でしょうか?
蟹黄小笼 Steamed bun with crab ovary staffing
招牌小笼(看板小龍)から「蟹みそり入り小龍」を選びました。6個入りで50元。
これはよかったですね。蟹味噌の濃厚さがありながら、自然のカニそのままという感じで、私は気に入りました。
草鶏軟排盅 Chicken and pork rib
次に頼んだのは、体をあたためようと「鶏とスペアリブ煮込み」30元。
予想通りのクリアスープで、鶏、豚バラ、シイタケ、タケノコ入り。
具はだしを取るためで、私はあまり食べません。
軽く食べていたこともあり、これで丁度のつもりだったのですが、
隣の席でお化け小龍飽にストローをさしています。
つい、ほしくなって頼んでしまいました。(^^)
蟹黄灌湯包 Steamed bun with crab ovary staffing
「蟹みそ入り湯包」20元。「とても熱いですよ」と持ってきてくれました。
ストローで熱いスープを飲むという事で、なかなか冷めてきません。
かなり用心しながらストローで吸わないと、火傷しそうです。
この品はストローで中のスープを飲むだけなのですが、最後に分厚い皮を開けてみました。
すると、蟹の卵がぎっしり!! 道理でおいしいはずです。(安直ですが(^^))
「なんだかまだ入りそうだな」とメニューを再びもらいました。
蟹黄魚翅小笼 Steamed bun with crab ovary & shark fin staffing
「蟹みそとフカヒレ入り小龍」6個入りで88元。
最高級の鼎級小笼(極上等品小龍)には「蟹みそとフカヒレ入り」と「松茸入り」があったのですが、
先ほどはあまり魅力を感じず頼みませんでした。
この品は先ほどの蟹黄小笼よりもっと上品な味で、
蟹味噌の風味もちょっと薄くなった感じ。また、フカヒレもよくわかりませんでした。
さすがに今回は中をあけるのは勿体無く、食べてしまいましたが、
私は蟹黄小笼の方が好きです。
ちょっと呆れられながらも食べ続けてもう4時近く。
贅沢したので、188元しました。
という訳で、今日の昼は合わせてなんと24個も
小籠包を食べてしまいました。(^^)
(続く)