「タムタムの上海中華料理日記」
南翔饅頭店 NANXIANG STEAMED BUNS Restaurant 編 上海市老城隍廟内豫園路85号 TEL 6355-4206
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2006年12月撮影 |
2002年12月26日 南翔饅頭店 NANXIANG STEAMED BUNS Restaurant
上海は思ったより寒く(なんでも零下2度とか)風邪を引いていることもあり、
あまり出歩かないようにしようと思いつつも、真っ先に来た所がこの店。
最近上海に行った同僚の一押しの店です。
1階がテイクアウト専門、2階から奥がレストランというこの店、
オススメがレストランでしか食べることのできない蟹入り小籠包なんだそうです。
さて、11時半頃に着いたら、2階もその奥も満席。待っている人があふれかえっています。
仕方なしにテイクアウトコーナーに並びましたが、なんと、40分ほどかかりました。
やっと順番が来ました。(^^)
店の軒先の手すりに腰かけていただきましたが、あまりの寒さにいったん脱いだ手袋をはめていただきました。
ここの小籠包は豚肉だけでシンプルな味付け、
シンガポールのこの店に似た素朴な味で、
12個スルリと入りました。
でも、待っている間にすっかり体が冷えてしまい、
小籠包を食べるだけでは暖まりません。
(続く)
時々列が動かなくなるのです。
どうも、蒸した小籠包の山?が売れきってしまうと、
次の山ができるまで少し時間がかかるようです。
まず、数を言って(もちろん指1本だしました(^^))お金を払い、食券をもらいます。
最小単位が12個で8元。
次に隣の窓口で食券を渡して小籠包を受け取るのですが、
皆、なにか入れ物を手に持ってスタンバイ。黒酢が入っているようです。
私も真似をして黒酢を持ってスタンバイ。
カゴから小籠包を容器に移して渡してくれるので、
早速、黒酢をかけます。
と、同時に、「お箸ください。」
ところが、なんと言うのかわかりません。適当に言っていると渡してくれてホッと一息。
風邪を引いていることもあって、ちょっとこれは失敗です。
テイクアウトの行列 | 作業場 |
受取口 黒酢を片手にスタンバイ! | 小籠包 (鮮肉小笼だと思う) |
豫園で漢方のお茶で体を温めた後、
2時頃、もう一度この店に来てみました。
テイクアウトの行列は相変わらず、食券制の2階席(船舫庁)も一杯で立って待っている人がいます。
ところが、さらに奥(長興樓)に入ってみると、こちらは3人ほど並んでいるだけ。
これはラッキーと隣の椅子に座って並びました。
メニュー(日本語、英語付きでわかりやすい)を見ると、小籠包も
特色小笼(特色小龍)、招牌小笼(看板小龍)、鼎級小笼(極上等品小龍)と3ランクに分かれています。
1階のテイクアウトコーナーで売っているのは、
特色小笼の鮮肉小笼でしょうか?
蟹黄小笼 Steamed bun with crab ovary staffing
草鶏軟排盅 Chicken and pork rib
軽く食べていたこともあり、これで丁度のつもりだったのですが、
隣の席でお化け小龍飽にストローをさしています。
つい、ほしくなって頼んでしまいました。(^^)
蟹黄灌湯包 Steamed bun with crab ovary staffing
「なんだかまだ入りそうだな」とメニューを再びもらいました。
蟹黄魚翅小笼 Steamed bun with crab ovary & shark fin staffing
ちょっと呆れられながらも食べ続けてもう4時近く。
贅沢したので、188元しました。
という訳で、今日の昼は合わせてなんと24個も
小籠包を食べてしまいました。(^^)
(続く)
そこにボーイが来たので「1人」と指で合図すると、もう一つ奥に席があるようで、
何やら聞いてくれるのですが、どうもよくわかりません。
すると、メニューを持ってきてくれて値段表を見せられて「これでよいか?」
もちろん、「OK!」で待たずにさらに奥のレストラン(鼎興樓)に入ることができました。
きっと、もう少し高いがよいか?と言ってくれていたのでしょうか?
招牌小笼(看板小龍)から「蟹みそり入り小龍」を選びました。6個入りで50元。
これはよかったですね。蟹味噌の濃厚さがありながら、自然のカニそのままという感じで、私は気に入りました。
次に頼んだのは、体をあたためようと「鶏とスペアリブ煮込み」30元。
予想通りのクリアスープで、鶏、豚バラ、シイタケ、タケノコ入り。
具はだしを取るためで、私はあまり食べません。
「蟹みそ入り湯包」20元。「とても熱いですよ」と持ってきてくれました。
ストローで熱いスープを飲むという事で、なかなか冷めてきません。
かなり用心しながらストローで吸わないと、火傷しそうです。
この品はストローで中のスープを飲むだけなのですが、最後に分厚い皮を開けてみました。
すると、蟹の卵がぎっしり!! 道理でおいしいはずです。(安直ですが(^^))
「蟹みそとフカヒレ入り小龍」6個入りで88元。
最高級の鼎級小笼(極上等品小龍)には「蟹みそとフカヒレ入り」と「松茸入り」があったのですが、
先ほどはあまり魅力を感じず頼みませんでした。
この品は先ほどの蟹黄小笼よりもっと上品な味で、
蟹味噌の風味もちょっと薄くなった感じ。また、フカヒレもよくわかりませんでした。
さすがに今回は中をあけるのは勿体無く、食べてしまいましたが、
私は蟹黄小笼の方が好きです。
蟹黄小笼 | 草鶏軟排盅 |
蟹黄灌湯包 | 蟹黄灌湯包 |
蟹黄灌湯包 蟹味噌がぎっしり! | 蟹黄魚翅小笼 外見は蟹黄小笼と同じ |
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