タムタムの『NY便り』 1997年9月



No.25
1997/09/04(Thu)
ジュリアード(NY便り28)

今日はリンカーンセンターに行ってきました。
目的はジュリアード。EVENING CLASSの登録日を調べに行ったのです。
すると、なんと今日ではないですか♪

早速オーディションを受けに行きました♪
40分以上待たされて、あと9人となったところで(なんとVOICEとMUSICALと同じ所でオーディションしたせいです。)、
「今日はあと4人で終わります。残りの人は明日来てください」
との無情なお達し。
でも、そこであきらめるタムタムではありません。後の人があきらめて帰るのを待ち、4人目が入る直前に直訴しました。
「どうしても明日は来られないので、この方の後にやっていただけませんか?」

泣き落としに弱いのがアメリカ人です♪

めでたく受けることができました♪
「で、何を歌ってくれるの?」
そうです。本当は楽譜を持って来なければならなかったのです。
でも、まさか今日とは思っていないので当然なにも用意していません。
仕方がないので、いつも楽譜を持ち歩いているSMILEというチャップリンの曲を6年ぶりに歌いました。待っている間に楽譜ぐらい見ておけばよいのにそれすらしていませんでしたので、歌詞がかなりいい加減です♪

「いい曲をありがとう。」
どんな時も一応ほめるのがアメリカ人です♪

「あなたはVOICE CLASS 1 がいいと思いますよ。」
「その時間帯(5時半から7時半)は少し難しいのですが。」
「では、今度実際に担当する先生と相談してください。」
その先生は6年前にも習いました♪

次はお金を払います。そこでもまた20分ほど並び無事完了♪
私の名前はまだ登録が残っているようでした♪
前の住所を言われましたので。
で、無事に登録できました♪♪♪

今日は遅かったため、明日、また学生証を作りに行きます♪♪♪♪

次は車選び!!! 結局オーディションはクラス分けだけなのです。




No.26
1997/09/05(Fri)
学生証(NY便り29)

今日もリンカーンセンターに行ってきました♪
学生証を作って来ました♪
写真なしの学生証はパウチの安物ですが、写真付きは磁気(バーコードかもしれません)カードに顔写真が印刷されています。写真はMacにソニーのビデオカメラ、また、どう取り込むのか(たぶんスキャナーがあるのでしょう)サインも印刷されます。

次は車選び!!!  さて、この学生証で学割を狙おう♪




No.27
1997/09/09(Tue)
車決定!(NY便り30)

お蔭様で車が決まりました!
結局フォードのトーラスワゴンにしました。
いろいろ相談にのっていただきありがとうございました。
新車ですが、すぐにぶつけるだろうな・・・・・

土曜日に引き取りです。
それまでに金策、金策!

♯車が決まりました♪♭ どなたか愛の手を!




No.27-2
1997/09/12(Fri)
ちょうちょ(NY便り31)

息子が来ました。
とってもハイです。
庭に連れて行くとちょうちょを追いかけて遊んでいました。

まずはご報告まで。




No.28
1997/09/12(Fri)
Reunion(NY便り32)

今日はどうしてもはずせない会議があり、家族が来るものの迎えに行けない。仕方がないので、タクシー会社にピックアップを依頼した。住所も伝え、乗る人間は場所を知らないのでくれぐれもよろしくと念を押す。

どうも会議には身が入らなかった。12時50分着予定。弁当を食べ、昼からの打ち合せはほとんど上の空であった(ナンチャッテ)。

3時半頃、予定より早く会議終了。東京・ロンドンから来た人達にお土産くらい買う時間をという配慮だが私にとっても助かる。

席に戻り家に電話する。しばらくして妻がでた。無事着いたようである。タクシーの運転手やはり行き先を聞いておらず、会社に電話で確認していたそうな。近所に住む同僚の奥さんから鍵を受けとり休息中とのこと。

部下に声をかけると「GO AHEAD!」上司にも電話で伝え、4時頃家路につく。まず、職場の近くのデリで牛乳とオレンジジュースを買い、駅に向かう。ここ数日とうってかわり今日はよく晴れ少し蒸し暑い。日本から来るにはもってこいの天気だ。少し前は最高気温23度だったのだから。

5時頃駅に着き、いつもの中華料理屋でテイウクアウトを頼む。LEMON
CHIKIN, EGG DROP SOUP, FRIED DUMPLING, CHOW MEN, SEA FOOD ****。
ちょっと頼みすぎとても重い。プラスティックバッグの取ってがちぎれそうだ。店の人がたくさん買ったサービスと2リットル入りコーラをくれた。これで、荷物は、リブレット入りかばん、牛乳1リットル、オレンジジュース1リットル、コーラ2リットル、それに中華料理(上記メニュー+ご飯)となった。

休み休み15分。やっと家に着いた。
子供も起きていた。タクシーの中で寝たようだ。
飛行機に乗って、とっても上機嫌である。
庭に連れて行くとちょうちょを追いかけて遊んでいた。
絨毯の上で車座になり義理の母も交え4人で中華を食べた。
CHOW MENはほとんど手付かずだった。
無理もない、時差ぼけで食欲などないだろう。

車が来ました♪




No.29
1997/09/13(Sat)
運転初日(NY便り33−1)

朝、9時過ぎ、電話が鳴る。車のディーラーから。ピックアップの約束。
出勤途中に迎えに来てくれることになっていた。
彼の運転で店へ。いろいろな書類にサインさせられる。
最後に整備工場へ。車がきれいに掃除され待っていた。操作方法をもう一度教えてくれる。ワゴンを買ったわけだが、後ろの窓は窓だけでもあくそうだ。なるほど。セキュリティーシステムの説明も。これはちょっと難しそう。

「近所で少し練習してみるか?」と聞かれたが、「もういいよ」と答え、車に乗り家に帰った。20分ほどの道のりだが結構緊張した。でも、緑の中とてもきもちがよい。

家に帰ると昼だった。少し休憩してから、妻と買い出しに。これも車で10分ほどのところで、カートいっぱい2時間ほどかかった。
うちに帰ってまもなく電気の修理に人が来た。台所の電気が蛍光燈2つしか点かず、新しいものと交換してもらう。これがくせもので、結局夜になって電気が点かなくなり、翌日もう一度業者を呼び、パワーが足りず2つしか点かないという結論になってしまった。

車が来ました♪



No.30
1997/09/14(Sun)
セキュリティーシステム(NY便り33−2)

今日は、チャイルドシートを取り付け、子供も連れもう一度昨日のスーパーへ。掃除道具中心に買い求めた。子供はチャイルドシートをいやがらず、とりあえず一安心。その代わり、セキュリティーシステムにはてこずった。もともとは、ドアのロックが外からリモコンでできるとともに、鍵だけあってもエンジンがかからなかったり、アラーム音が鳴るというもので、荷物の出し入れをやっているうちにアラームがセットされ、エンジンがかからなかったりアラームが鳴ったりと自分の車でないようだ。また、後ろの窓だけ開ける方法もわからず、???である。昨日はこの目であくところを見たのに・・・

まだまだ道は遠そうだ。




No.31
1997/09/15(Mon)
引越荷物到着(NY便り34)

今日は荷物が来る日である。
昼に会社を抜け、駅でサンドイッチを買い家路につく。
電車の中でサンドイッチをぱくついた。
家に帰るとちょうど荷物が届いたところ、運送屋が3人来ている。
でも、さすがプロ。1時間半で102個の荷物を1階、2階に分け、ふたをすべて開けてくれた。こちらはほとんどやることがない。
まず、部品がなくならないうちにと、ラックや本棚から組み立てることに。
パソコンラックまで来て「ガ〜〜〜ン」。金具を繋ぐジョイントが、落ち込んでおり引き出せない。しばらくいろいろ試したが、あまりガンガンたたくと金具が曲がり本当に出てこなくなりそうだ。あきらめて、保険を請求することにした。




No.32
1997/09/16(Tue)
電話工事(NY便り34−2)

今日も休みを取った。
今日は電話の増設工事がある。1本では足りないので2本にしようというものだ。もっとも、寝室には電話のジャックが2つあるのでもともと2本あるのではないかと思うのだが、電話会社は1本しかないと言い張る。
工事の時間は朝8時から夕方5時までのどこかという、人を食った会社で最初から思いやられる。

ところが、なんと電話の工事、10時頃来たのだ!!
ガレージをチェックし、「ほらやはり1本しかないだろう。」
もう1本入れてくれることになった。2時間ほどかけ、電信柱から腺をもう1本引き込み、工事完了。寝室はめでたく2本となった。

と、ところが台所の電話ジャックはうんともすんとも言わない。
工事のお兄さんは「家の中の配線はわかんねえよ。」まぁ当たり前。
試しにドライバーで開けてみると、何もない!!壁に付けだだけというおそまつだ。今度、家の中の電話線の配線を調べ、1本を分けて引いてこないといけない。幸いなことにすぐ近くに電話のベルがあるのでおそらくそこは電話線が通っているだろう。それまではどちらを電話どちらをFAXにするかは決められない。

工事が予定より早く終わったので、日本食の買い出しに行った。
車で30分以上道に迷いながら到着。大根、納豆、いくら等大量に買い込んだ。そうそう、田牧米も。
帰りにファミリーレストランでハンバーガーとサンドイッチの昼食を取り、(4人で26ドル)家に帰った。
今晩は久しぶりの日本食。いやいや納豆がうまいうまい。

荷物が来ました♪ 明日は試験!!




No.33-2
1997/09/17(Wed)
●●語録(NY便り35)

最近の●●(息子)語録

「おしりプリプリポポ〜ちゃん」
 おなかプリプリポポ〜ちゃん」

「●●くんのNYに帰るの!」(家に帰りたい時)

「おはよう!ブ〜」

おうむのおもちゃ(話しかけたことを音を上げておうむ返しする)で、 朝から遊んでいます。 あっ、ついに踊りだしました!

荷物が来ました♪ ともかくにぎやかです。




No.33
1997/09/17(Wed)
試験(NY便り36)

今日、車の運転免許の試験を受けてきました。
で、結果は・・・・・ブ〜ッ!!
ハハハ、落ちちゃいました。

運転するのはものの10分なのですが、Uターン、縦列駐車が無事に終わり、帰り道で左折をしました。ところが、曲がったすぐの反対車線にスクールバスが停まっていたのです。
スクールバスが乗降で停車している際は反対車線の車も停まらなければなりません。す〜と、行ってしまい、日本だと検定中止なんでしょうが、元の位置まで運転させてくれました。で、「NO PASS. BECAUSE SCHOOL BUS.」
だそうです。

はぁっ、また取り直しです。恐らく次の試験は1ヶ月後でしょう。

免許がとれないよ〜♪




No.50
1997/09/21(Sun)
セントラルパークの休日(NY便り37)

皆さん、こんにちは。タムタムです。
1週間ぶりのNY便りです。

マンハッタンへ家族で行ってきました。
JFK空港に義母を見送った後、タクシーで市内へ。
なんと、これがメーター制から30ドルの定額性になっていました。
道も非常になめらか。高速道路で突然停まるので何事かと思ったら、空気が抜けているようで、途中、ガソリンスタンドで空気を入れるために小休止。
その分愛想はよく、ビデオカメラを出していたら、トンネルではなく橋(しかも無料)を通ってくれました。

そのまま、HPにある中華料理屋へ。
ところが、息子は不機嫌で大変でした。眠かったのでしょう。
なんとかなだめすかし、セントラルパークへ。
そこで、ジャングルジムのある所を横目にまっすぐ中へ。
息子「公園は?」親「ここよ」
彼はブツブツ不満そうでした。

昔、人形劇をやっていたところに行ったら、今でもやっていました。
これで、息子もやっと機嫌が直りました。ラジカセで曲をかけながら、5人の人形が歌うのです。とっても上手でした。

昔いたギターの人はもういませんでした。
売れるようになったのかな??

バスでグランドセントラル駅へ。
バスの中で息子、沈没してしまいました。
彼が一番乗りたかった電車に乗る頃には完全に熟睡状態。
後から、電車に乗ったと言っても信じてもらえませんでした。

という訳で運転免許試験に落ちてから1回も運転していないのでした・・・



No.35
1997/09/22(Mon)
授業(NY便り38)

今日からJuilliardのクラスが始まりました。
と言っても、2回ほど都合が悪く行けなかっただけなのですが。

♪「あなたはVOICE CLASS 1 がいいと思いますよ。」
♪「その時間帯(5時半から7時半)は少し難しいのですが。」
♪「では、今度実際に担当する先生と相談してください。」
♪その先生は6年前にも習いました♪

先生は覚えてくれていました。お陰で VOICE CLASS 2 (7時半から9時半)となり、なんとか通えそうです。

最初に発声練習をし、それから各自持ってきた曲を歌います。
ミュージカル曲を持ってくる人もいたりでなかなか楽しいです。
私は、「あかとんぼ」を歌いました。これ、実は6年前も歌ったのです。
思い出してもらうためもあります。6年前に作った英訳を手渡しました。

やはり思い出してくれました。よかった、よかった。

次は英語の歌になりました。
今日、先生から楽譜が届きました。

免許がとれないよ〜♪ ちょっとは練習しないと〜




No.36
1997/09/29(Mon)
月曜日♪(NY便り39)

皆さん、こんにちは。タムタムです。
またまた1週間ぶりのNY便りです。
しばらくやめていた通勤電車でのレス書きを久しぶりにしています。
でも、目が悪くなるのでやっぱりやめようかな。

今週月曜日、METのオペラを振ってまたジュリアードに行ってきました。
家に帰ると、「月曜日は楽しそうな顔をして帰ってくるね」と、言われてしまいました。
他の日はよっぽどつまらない顔をしているのでしょう。

またまた寒くなり、今日からついにコートを着ることにしました。
スーツは夏物のままですが、朝・晩は風邪を引きそうです。
昼でも風が強いと結構寒いですね。

免許がとれないよ〜♪ 今年は雪が多いと、皆言っています。





[戻る]  [1997年10月]  [最新号]

Copyright(C) 1997-2011 タムタム ACCESS_COUNTER