タムタムの『NY便り』 1998年2月



No.75
1998/02/17(Tue)
ピアノ(NY便り64)

先日ピアノを買いました。
知人から譲ってもらったのですが、その知人が今日未明、亡くなりました。
享年40歳。白血病でした。

ピアノを見に行った日が初対面でしたが、派遣職員からローカル採用に変わって、家賃が大変なので引越しをすると言ってました。
引越しの1週間前なのにまだ家が見つかっていないとはおかしいなと思いましたが、気づきませんでした。家など最初から探していなかったのです。

体が弱そうで、その日も病院で点滴を受けてきたと言ってました。
栄養をつけましょうと、一緒にさしみを食べて、梅酒を飲みました。

ピアノが届き、お礼の電話をしたのですが、職場ではつかまらず困っていたところ、入院の知らせをききました。
どうしてもお礼を言いたくて、手紙を書いたのですが、間に合いませんでした。

今度の土曜日に仲間と一緒に、葬儀に歌いに行きます。

今日のNYは昼から雨で、嵐のようになってきました。
今日はずぶぬれで帰りました。




No.76
1998/02/21(Sat)
MEMORIAL SERVICE(NY便り65)

皆さん、こんにちは。タムタムです。

♪今度の土曜日に仲間と一緒に、葬儀に歌いに行きます。

今日は、それほど寒くなく、しかし晴れたり曇ったりという日でした。
式は(恐らく)カトリック教会で、しかし無宗教式でした。
何人かの友人がひとりずつ故人の思い出を語り、その合間に歌が入るというものでした。ご両親の挨拶は日本語で、英語通訳が付きました。
最後は故人の好きだった曲をCDで聞きました。

式は1時間ほどで終了、教会がコーヒーとクッキーを出してくれ、それを飲みながら思い出を語り合ったり、写真を撮ったりしました(カメラマン呼んでました)。

自分も曲を選んでおこうかな?という人が多かったです。

今気づきましたが、パンフには A Celebration of the Life of ****とありました。





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