タムタムの『NYから』 1998年7月



No.92
1998/07/04(Sat)
田舎の休日(NYから3−1)

NY田舎の休日をご紹介します。
この週末は久しぶりにのんびりしました。

土曜日は家でゴロゴロ。
夜は焼き肉を外でやりました。
湿度が低いのと昼夜の温度差が激しいので、昼は暑いですが、朝晩はさわやかです。

ラジカセを持ち出しBGMをかけながら、楽しみました。
息子は途中から蛍を追いかけだしてしまい、オイオイと言っているうちに雨がポツポツ。あわててラジカセをしまいました。
結局、夜中に夕立でした。




No.91
1998/07/05(Sun)
田舎の休日(NYから3−2)

NY田舎の休日をご紹介します。
この週末は久しぶりにのんびりしました。

日曜はブランチにドーナツ屋に行きました。
のんびりしたため、家を出たのが11時。湖沿いの道を飛ばし1時間ほどで到着です。今日はなぜか年配の夫婦が多く、ドーナツを1ダース買って店先のテラスで食べました。(プレーン、シナモン、パウダーシュガーを4つずつ)
息子はドーナツ作るところも見て楽しそうです。
土日はできたてドーナツを売っているのです。1人1ダースまでだそうです。

気が付くとあと2つしかないではありませんか。
早速犯人探し、どうも私が5つ食べていたようです。

そこで野菜を買って、もう一軒スーパーに寄り、家に帰り昼寝。
それからデッキのいすをクレンザーで磨き、車を洗い、花壇に花を植えました。
久しぶりの家の日です。

夕食後にまた蛍を見に出ましたが、少し遅かったのか今日は少なかったですね。

次の週末はタングルウッドです。




No.95
1998/07/11(Sat)
タングルウッド(NYから−5)

この週末、タングルウッドに行ってきました。
車にピクニックの準備(クーラーボックスに弁当・ジュース・ビール、折りたたみ椅子、毛布等)を積み込み出発。車を買って初めての遠出です。

途中1回ブランチ休憩し宿まで3時間でした。宿で少し休憩し、待ち合わせていた友人とタングルウッドへ向かいます。そこから1時間かかりました。
実は、近くの宿が全く取れなかったのです。

ハイウェイ(今回は全部無料)は本当に快適でした。
最後の所では、次の出口となってから30マイル(50km)あり、びっくりしました。本当に何もない所なのでしょう。

いざ到着。係員に誘導され芝生に車を停めます。
クラーボックス+椅子をかかえ、入り口へ。友人と一緒でよかった。
周りを見ると、キャリアーで運んでいます。皆さん準備はよいようです。

開場まで少し待って、5時半過ぎに中へ。
今回は芝布席なので、前の方に場所を取ろうかと思ったら、小さいお子さんはあの木より後ろですよ!と何度も言われました。
そうです。今日は息子も一緒です。彼にとっては生まれて初めてのコンサートです。そこで、木陰に場所を移し早速弁当タイム!
この木陰、正解でした。後で夕立が来たのです。

周りを見ると、キャンドルにワインを持ってきている人が多かったですね。
うちもワインにすればよかったかな?
もっとも私は、今日は運転手なのでビール1本にしました。
まぁ、終演までに4時間以上ありますから・・・・

どんどんと周りの芝生が人で埋まっていき、ほとんど満席?状態になりました。
2000人はいたでしょうか?(椅子席に1000人、芝生に1000人?)
今日のコンサートは、小澤征爾指揮、ボストンフィル、イツァーク・バールマン独奏のチャイコフスキーの5番他、チャイコフスキーずくめです。

8時半になり、いよいよコンサートと開始。
カラン、カランと鐘が合図です。
演奏はなかなかよかったです。

息子ですが、見たい見たいと大変でした。
一度、友人が肩車をして開演前の舞台を見に行きました。
開演後は「シーッ」とやると「シーッ」やりながら話しかけてきます。
もちろんヒソヒソ声ですが。
演奏に合わせて拍子を取ってあげました。
楽器が少ない所は片手、楽器が多くなるところは両手。
そうしたら、今度はゲラゲラ笑ってしまいました。 作戦失敗。
結局、ゴソゴソ動きはしましたが、なかなかおりこうさんでした。
そうそう、演奏途中の「おしっこ!」もありました。

開演後まもなく日が沈むと、冷え込んできました。
香港で冬に着ていた防寒着では足りず、毛布を足元にかけました。
なかには寝袋に入り、抱き合って聞いているカップルもいます。

そして終演。
交通渋滞です。近所の度悪露を一方通行2車線にしてもタングルウッドを抜けるのに30分以上(もしかすると1時間近く)かかりました。
夜はハイウェイも街灯がなく、少しスピードダウン。宿に着くと1時でした。




No.96
1998/07/12(Sun)
ガソリンスタンド(NYから−6)

タングルウッド(正確に言うとタングルウッドから車で1時間の宿)からの帰り、出かける数日前に入れたガソリンがさすがに残り少なくなり、ガソリンを入れました。

これまでセルフで入れたことがなかったので、トライしてみました。
結果は・・・・何度やってもガソリンが入ってくれません。
といううちに、後ろは行列ができてき・・・・小心者の日本人のタムタムはあきらめてしまいました。

少し先の駐車場に車を停め、トイレに行くと「おい、お前の車ガソリンタンク空いてるよ!」親切な人が教えてくれました。・・・・危なかった!!
車についてはまだまだ修行が足りません。

でも、今日はワイパーの洗浄液?の入れ方をガソリンスタンドのお兄さんに教わりました。あんな所にあるのか・・・

ちなみに、今回の旅行で350マイル(560km)走り、2000マイルを超えました!
これ、最初の3ヶ月の走行距離と同じです。




No.97
1998/07/17(Fri)
悲報(NYから−7)

また、悲しい事がありました。
会社の同僚が突然倒れて亡くなったのです。
詳しくはわかりませんが、仕事中に気分が悪くなり救急車で運ばれる途中で息絶えたようです。

彼女、以前NYにいた時にしばらく同じ職場でした。
うちでやったパーティーにも来てくれました。
当時、職場では暇そうで、いつもトランプゲームをしてました。
6年経って、まだ同じ職場にいました。
タバコを吸うのでよくビルの入り口で会います。
手を挙げて挨拶してくれました。

今度の水曜日に職場の仲間で「偲ぶ会」をやります。
こんな短い間に2回も出ることになるなんて・・・




No.98
1998/07/18(Sat)
市民プール(NYから−8)

今日は家族で車で5分の所にある市民プール(みたいな所)に行って来ました。
プールの他にテニスコート、ゴルフ場があります。
市民じゃないと会員になれません。
うちは、会員にはなってませんが、プールだけしに行きました。
なんと大人15ドル、子供10ドルもしました。
週末は高いのかもしれません。

プールは5つもあります。
1つは飛び込み用、1つは大人用、大人用は50mほどありますが、2つにしきってあり、半分は日本の市民プールののり。ビーチボールで遊んでいる人がいます。
残り半分は横にレーンが切ってあり、泳ぐ人用です。
2つは子供用。1つは本当に浅く、もうひとつは真ん中に噴水があります。
この子供用(もしかして全部)、なぜか浮輪は禁止です。ビート板はいいのですから不思議です。
さて、後の1つはなんとシニア用です。
18歳以上なら入れるのですが、段が細かくついており、周りには椅子がずらり。
お年寄りが大勢くつろいでいました。
なかにはトランプやっている人もいます。

息子ですが、香港では泳ぐの好きだったのですが、最近は水が顔にかかるのがいやなようです。噴水に近寄ろうともしませんでした。
私も久しぶりに泳いだら手が疲れました。

帰りにスターバックスコーヒーでサンドイッチにアイスコーヒーを買いました。
ここのサンドイッチ、出来合いで、いまいちでした。
なぜかサンドイッチにポテトチップがサービスでついたので、家に帰ってビールを飲みました。




No.99
1998/07/22(Wed)
Memorial Service(NYから−9)

今日、先日急逝したかいしゃの同僚のMemorial Serviceが、会社の近くのシティーコープセンターのSt. Peter's Churchで行われました。

会社主催のもので、最初と最後にオルガンでバッハが流れ、同僚が交代で思い出を語りました。ご遺族も2人招待されていました。
最初に牧師さんが「これは、彼女が皆にくれた思い出に対するCelebrationです。」と言ったこと、
同僚の多くが聖書の一節を読んでRest and Peaceと言ったこと、
ユダヤ教の人事課長は、役目らしく日本の人事部長のメッセージ等を読み上げた後、思い出だけを語ったこと、
7年間机を並べてコンビで仕事をした彼は涙でほとんど声にならなかったこと、
最後に話した同僚は冗談を連発した事、
先日のMemorial Serviceと異なり、皆かなりしっかりした服装をしていたこと、特に女性は黒のドレスが多かったことが印象に残っています。

配られた小冊子に、
There is an appointed tiome for everything.
And there is a time for every event under heaven.
とあったことも印象的でした。

彼女、45才でした。




No.101
1998/07/31(Fri)
アムトラック(NYから−10)

皆さん、こんにちは。タムタムです。

先日、出張でフィラデルフィアに行って来ました。
アムトラックに初めて乗りました。
旅行会社を通じて予約をしたら飛行機の搭乗券みたいなものが送られてきました。
当日、朝8時、駅に行き、チェックインをしようと行列。
実は自由席で、チェックインはいりませんでした。(ただ、座席分しか切符は売らないようです)こちらの電車には珍しく改札があります。(フィラデルフィアではありませんでした)

駅でコーヒーとドーナツを買って乗り込みました。
座席は2列2列でかなりゆったりしています。
真ん中に食堂車までありますが、これはすでに満席でした。
また、切符は売り切れでした。ワシントンまで3時間、利用する人も多いようです。

フィラデルフィアまで1時間15分。途中2カ所で停まります。
スピードはそれほど出しませんが、揺れが気になりました。
細かく揺れるので、コーヒーが少し心配。
車内販売はありませんでした。
ほしい人は食堂車まで買いに行くようです。
検札は駅毎に来ます。
フィラデルフィアには3分遅れで到着しました。

帰りは最終電車、NYに10時に着きました。
家まで1時間かかるので、帰りは車をよんでしまいました。





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