タムタムの『NYから』 2000年4月



No.226
2000/04/01(Sat)
ブルックリン美術館(NYから−130)

コンサートの次の日、飲茶の後、ビレッジでおいしいケーキを食べ、地下鉄で友人家族とブルックリン美術館に行きました。

ここは先日物議を醸したマリア像で有名ですが、今日は、広重展をやっているのです。

これだけ広重の浮世絵が集まるのは、世界でもめずらしいとか。

でも・・・・・・・・、子供たちが大変でした。

5歳の子2人と2歳の子2人、その両輪二組と私なのですが、子供はじっと見ているはずがありません。

普段、子供の世話をしていない私も手伝いました。

日本の紙芝居をしてくれたりと、子供向けの催しもあったのですが、あまり興味がないよう。

結構疲れました。
ホッ!

でも、一緒に絵を見て回るとおもしろかったですね。

夜は友人宅でパーティーです。
ビレッジのケーキを手土産にしました。





No.227
2000/04/08(Sat)
電車(NYから−131)

NYの郊外電車の朝。
コーヒーを飲む人が多いですね。
私も時々飲みます。

紙コップにキャップをつけます。
このキャップ、飲み口を開けるようになっています。
また、真ん中に穴があいています。空気穴でしょう。
私がいつも買う所では、その上に紙ナプキンを置いてくれます。
吹きこぼれも紙が吸ってくれます。

かき混ぜ棒がありますね。

私は、かき混ぜてすぐ捨てていますが、こんな使い方があります。
キャップの真ん中の穴にさすのです。
で、ストローにして吸う。

ン〜、これには驚きました。
ホットコーヒーですよ・・・・・・

一方、東京の電車。
本を読んでいる人が多いですね。
日本人もそう捨てたものではありません。(^^)
NYの地下鉄ではそう多くありません。
郊外電車ではクロスワードパズルをする人が多いです。




No.228
2000/04/14(Fri)
入学式(NYから−132)

息子の入学式に行ってきました。
私が東京に着いた日にちょうど桜が満開。
久しぶりの満開の桜。いいものです。

さて、当日。

制服を着ていく事にした(着なくてもよい)のですが、かなりダブダブ。6年生まで着れる?ように上手に折り込んで?いるのですが、それも限界です。Yシャツ?が半ズボンの下からはみ出てきますが、ま、これもご愛敬。(^^)

学校までは徒歩5分。
そのかわり、最寄りの駅までは30分近くかかります。
お父さんの都合はいつも最後ですね。こういう場合。

校門の所でお決まりの記念撮影。
教室へ行くと、上級生が受け付けをしてくれ、席に案内してくれました。父兄は教室の後ろで見守ります。

この上級生、6年生だそうで、しばらくすると紙芝居を交代でしてくれました。おや、息子、口あけて見てる。(^^)

時間がきたようで、講堂へ。
子供たちが先、父兄が後から入りますが、大勢の父兄が来てしまったようで、座席が足りません。先生方、ずいぶんご苦労されていました。

いよいよ、入学式の開始ですが、上級生の音頭で始まります。
続いて、上級生の合奏。なにやらベースの音が聞こえます。キーボードで出しているようです。なんと、先生はベースギターを弾いていました。 我々の小学校時代の合奏とはずいぶん趣が異なります。

そして、6年生に手を引かれ、1年生が1人ずつ正面の席へ。

校長先生の挨拶は5分。
「友達100人できるかなという歌がありますが、それでは少なすぎます。1学年120人いるので、友達、最低120人作って下さい。」

そして、2年生が1人ずつ手を引いてくれて教室に戻ります。
これからも、いろいろとお世話してくれるそうで、手紙をもらっていました。

担任の先生は女の先生。算数が専門だそうです。
校門の看板を書いたそうで、帰りに見に行きました。(^^)

薄曇りでしたが、桜も残る中、親バカの一日でした。




No.229
2000/04/15(Sat)
機内いろいろ(NYから−133)

今回は、NYについてすぐに仕事があるため、Cにアップグレードしました。
Cには衛星電話があります。早速使ってみました。
日本の家に電話が入るはずなのです。

呼び出し音は鳴るのですが、なかなか繋がりません。
どうも、まだのようです。(結局、繋がったのは月曜)

仕方が無いので、家内が持つ(借り物の)携帯へ。
最初は繋がったと思ったとたんに切れてショック!!
だって、1分7ドル以上かかるのです。
もう1回だけと思ってかけたら、向こうの声は聞こえるのですが、こちらの声が聞こえないようです。残念ながらあきらめました。


次に、MAGICでまたやられました。(^^)

到着1時間前に突然オーディオが停まったのです。オーディオと映画の切り替えボタン以外はすべてのボタンがきかなくなりました。電灯も点きません。

CAにその旨報告(いまさらという感じですがという枕詞をつけて)すると、今回はすぐに直りました。「ご指摘ありがとうございます。あと30秒ほどで直るはずですので」と、対応も気持ちのいいものでした。


また、バッテリー貸し出しを試してみたのですが、それで大失敗をしました。

バッテリーは15Vと20V、それぞれの電圧に色がいろいろあり対応機種によって色を変える形でかなり多くの機種に対応しているようです。
ところが、私のLibretto20は15Vであるものの、表にありません。とりあえずLibretto50対応のバッテリーを借りましたが、ちょっとリスキーなので使うのはやめました。

しばらくして、もうちょっと試してみようという気になり、CAに15Vの他の色を見せて欲しいとお願いしました。すると、バッテリー本体は15Vだとどれも同じ、コードの形態が色によって異なるという事でした。

ちょうど、バッテリーチャージャー兼ACDCアダプターを持っていたので、それを見てみると15Vで1Aとあります。機内バッテリーは15V弱(確か14.9あたり)に2Aとありましたので、いやな予感がしたものの試してみました。

最初はうまくいったように見えたのですが、突如真っ暗に。

その後はつけてもすぐにハイバーネーションに入ってしまいます。どうもバッテリー容量が不足しているようです。
心配してCAが聞きにきてくれましたが、元のバッテリーがなくなってから試したのが悪かったみたいですね、と答えました。

JFKから職場に向かい、職場でバッテリーチャージャーをコンセントに差し、それを経由してLibrettoを立ち上げようとしました。

・・・・・・動きません・・・・・・

どうも、電源アダプターのヒューズが飛んだようです。

こちらは、表にないPCで試した私の責任ですので、しばらく、バッテリーを充電しながら2つのバッテリーで交互に使うしかないようです。(;;)




No.230
2000/04/23(Sun)
最後の合宿(NYから−134)

合唱の合宿に行ってきました。

今回は今までと場所を変え、ペンシルバニア州のポコノというNYから車で2時間の所です。

車の運転に自信のない私は車を提供し、他の人に運転してもらって合宿所に向かいます。

敷地に入って宿に着くまでに車で10分は走ります。
本当に大丈夫かな?といういうくらい広いのにビックリ!!

もちろん、ゴルフ場もあります。

かなり設備は古いですが、立派なのにまたびっくり。
今までの所と比べるとお城のようです。(^^)

練習部屋もたくさん借りられ、お願いすると水を持ってきてくれます。
主練習場にはコーヒーコーナーまで!!

昼から夕食を挟み9時まで練習しました。

今回は、私を含めて3人日本に帰るという事で、夜の宴会を送別会にしてくれました。全体の練習で送別の曲を練習したので、我々3人も急遽お礼の曲の練習。2回合わせただけですが、たまたま、今回帰る3人は皆パートリーダー(私だけは1ヶ月前までサブ)だったので、ちょっとプレッシャーでした。(^^)

曲は「君といつまでも」
間奏の言葉を「(NYを離れて)不幸せだな!!」とやってくれたので、大受けでした。

2時過ぎまで色々な曲を歌い、就寝。

翌日、昼間で練習して解散しました。
有志はそのままゴルフコンペです。

私は昼で帰りましたが、その前の週末も出勤でしたので、ちょっとくたびれました。でも、合宿で送別会をやってもらえるなんて幸せです。





No.231
2000/04/29(Sat)
フレンチシーフード(NYから−135)

先日、知り合いに当地でレストランガイドNo.1の店に連れていってもらいました。(実は、同点で何店かあります)

Le Bernardinという店でフレンチシーフードの店です。

メニューを見てびっくり。
ランチセットが32ドルです。
しかもアラカルトには値段がありません・・・・・・

お客には値段のないメニューを出す店はありますが、なぜ、セットメニューだけには値段があったのだろう・・・・・・

昼食時にはめずらしく、グラスワインをいただきました。
これは一番安いもので15ドル。

前菜 − うなぎ+にら?+しいたけ
まるで蒲焼きをもっとあっさりしたような味。
他の物にすればよかった・・・・・・

他にもハマチ等和食を意識したものが結構ありました。

メインディッシュ − 白身魚 の ココナッツカレー味
コンドはココナッツカレー味です。これはとてもおいしかった。

デザート − クレープ
これは絶品。甘さ控えめで、これがとても上品。感心しました。

クッキー
これは必ず出てくるようです。お土産にいただいて帰りました。

ちょっと私らしくないランチでした。(^^)





No.232
2000/04/30(Sun)
センサス2000(NYから−136)

今年はアメリカの国勢調査の年です。

まず、予備質問書が来ます。
ここで、言語を選ぶようになっています。
残念ながら日本語はありません。

そして、各家(世帯)に1通質問書が送られてきます。
うちにはなぜか2通。
住所が20なのですが、予備質問書の際に120でもう1通出てしまったようです。
でも、本質問書は20で2通出てますので・・・・・・

日本に帰ったりバタバタしていたので、締め切り3月末を過ぎてもそのままになっていました。

先日、やっと記入しました。
1.世帯人数
(各家にいる人数ですので、別世帯でも同じ家なら含めるようです)

2.家の所有形態
(持ち家か、住宅ローンがあるか、借家か、タダで借りているか)

以下は一人ずつ
3.世帯主との関係
(本人、配偶者、実子、養子、継子、兄弟、親、孫、義父母、義理の子供、その他親戚、下宿人、ルームメイト、結婚していないパートナー、親戚関係にはないが育てている子供、その他親戚以外)

4.性別
5.年齢、誕生日
6.スパニッシュか?
(No、プエルトリコ、メキシコ、キューバ、その他スパニッシュ)
7.人種は?
(白人、黒人、アメリカンインディアンまたはエスキモー(種族を答える)、インド人、日本人、ハワイ原住民、中国人、韓国人、グアム、フィリピン人、ベトネム人、サモア人、その他アジア人、その他)

おもしろいのは、6と7は両方答えないといけない事です。
白人やアメリカンインディアンのスパニッシュがあるからでしょうか?

また、質問がこれだけなので、ちょっとあっけにとられました。

税金の使い方に大きな差が出る事があるので、必ず提出しましょうと、言っているわりには、これだけで大丈夫かな?という簡単さ。





[戻る]  [2000年5月]  [最新号]

Copyright(C) 2000-2011 タムタム ACCESS_COUNTER