「タムタムの香港中華料理日記」
大榮華酒樓 TAI WING WAH Restaurant 編 2-6 On Ning Road, Un Long, New Territories TEL 2476-9888
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2004年5月撮影 |
2004年5月3日 大榮華酒樓 TAI WING WAH Restaurant
朝食の後、元朗で昼食をという話になり、
再びミニバスで荃灣に戻り、そこから地下鉄で美孚へ。
ここから九廣西鐵に乗ります。
今日の昼食の店、かなりの人気店で友人が行った時は200人待ちだったとか。
そこで、混み始める1時より前に着こうと先を急いでいたはずだったのですが・・・・・・
ようやく元朗に着いたのですが、そこからさらに九廣輕鐵に乗ります。
1駅か2駅で直線距離では歩けるくらいに近いのですが、道路から行くと遠回りになるのだとか。この元朗のターミナルもガラガラで大丈夫かと思ったのですが、次の駅でドっと大勢の人が乗ってきます。ターミナルが町外れにあるのですね。
九廣輕鐵を降り、5分程歩いてようやく店に着いた頃には1時ちょっと過ぎ。
これはダメかと思ったら、広い店にいくつか空きテーブルがあったようで、ラッキーでした。
この店、月餅で有名な(らしい)榮華がやっているレストランで、場所柄か客家料理が名物なんだそうです。
確かに、町のあちこちに「馳名盆菜」の看板を見かけます。
これは、一つのお皿の中にいろいろなものを詰め込んだ宴会料理の事だそうで、友人曰く、土佐の皿鉢料理みたいなものだとか。
昼時なので飲茶タイムなのですが、単品料理中心に頼みました。
蒜茸牛柏葉
圍頭五味雞
魚翅灌湯餃
盆菜豬肉
油菜
煎腸粉
家郷蒸芋泥
馬來糕
ここは5人で300ドル。
美孚でGIORDANO発見。皆でTシャツをあさってしまい、これは厳しい・・・・・・
ともかく、九廣西鐵に乗って元朗に向かいます。
九廣西鐵は私が駐在した頃にはなく、元朗にももちろん行ったことがありません。
当時はこんな所まで行くなんて想像だにしなかったですね。(笑)
この九廣西鐵、本当に立派で、ホームは新幹線並みの広さ。
で、お客はほとんどいなくてガラガラ。周りの風景もずいぶんのどかです。
これは飲茶のワゴンから。
先ほど頼むのを忘れた(^^)私のリクエストです。意外にこれまで食べたことのない人が多く、皆、喜んでくれました。
ところで、文字から言うと大蒜蒸しですが、はて、ニンニクだっけ?
丼入りの鶏。炸子鶏というより、油鶏という感じ。
一度油をくぐらせてから煮込んでいるのではないか、と友人の弁。
どうも人気の品らしく、あちこちのテーブルで見ました。
朝食からあまり時間が経っていない事もあって、ちょっとペースは抑え目。
飲茶のワゴンで見かけまして、思わず頼んでいました。(笑) なかなかおいしいのですが、魚翅がほとんどなく、挽肉餃子ですな。こりゃ。
盆菜と名の付く料理を頼みました。
一つのお皿の中にいろいろなものを詰め込んだ宴会料理という事で、どんな感じかと思っていたら、丼に入って登場。そういえば、圍頭五味雞も丼入りでした。
豚の角煮(扣肉)ともう一つはレバーか?と思ったら、イモでした。
白飯の進む料理ですが、結構、ペース配分が今日は大変です。
ウェイターに注文すると、あちらに行けと指差されます。見ると炒め物コーナーが。
これという野菜がなかったので、オーソドックスな菜心の油菜にしました。
ま、これも飲茶メニューですね。
腸粉が欲しいとのリクエストにワゴンを探したのですが、見当たりません。炒め物コーナーに腸粉があったので、炒めてもらいました。これも飲茶メニュー。
一見、蒸肉餅。
食べてビックリ。千切りにしたタロ芋をエビ、豚肉と蒸したもので、食感が蒸肉餅とは全然違って、イモ!(笑)
蝦醤の香りがとてもよく、おいしくいただきました。
先ほどの炒め物コーナーの隣で売っていたのがこれ。
後からアツアツをいただこうと、一段落してから行ってみると、なんと売り切れ。
ガッカリです。しばらく、のんびりと過ごしていると、大きな蒸篭はそばを通ります。
もしや、馬來糕では?と、炒め物コーナーに向かうと、なんと、既に行列。皆、蒸篭を覗き込んで、ここの所とここの所頂戴とやっています。
私も真似して「こことここ!」と指差したのですが、3切れ頼んで1切れは通じなかったよう。(笑) この1切れ、実は手のひらより大きいのです。できたての馬來糕。ホカホカでとても柔らかく、上品な甘さ。友人曰く、「美しい黄色で三層に分かれいて、その境目にはクリームが挟んである。」との事ですが、私はクリームは覚えてません。(情けなや)
この店の名物なのでしょうか? あっという間に売り切れました。
(続く)
蒜茸牛柏葉 | 魚翅灌湯餃 |
圍頭五味雞 | 盆菜豬肉 |
油菜(菜心) | 家郷蒸芋泥 |
煎腸粉 | 馬來糕 |
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