「タムタムの香港中華料理日記」
蒸燉炆棧 STEAM and STEW INN 編
Hing Wong Court, TEL 2529-3913
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2003年11月撮影 |
2003年11月25日 蒸燉炆棧 STEAM and STEW INN
午後の食材ツアーも終わり、くたびれ果てて(^^)ホテルに戻り、一息。昨日に懲りて今日はプールには行きません。
今宵は香港で料理教室を主宰されているGerberaさん達と夕食。
折角なので、私も香港在住の友人にも声をかけて総勢9人での夕食となりました。
さて、時間ぎりぎり(これがそもそもけしからん)に「さぁ、出発」と部屋を出、地下鉄の乗り場まで来て忘れ物に気が付きました。
いかん! 大慌てでホテルに戻ったのですが、おかげで約束の時間の19:30に遅刻です。
実は、私の段取りが悪く、直前に店の変更をお願いすることになってしまったのですが、快く受けてくださいました。その上の遅刻で、まったく、情けない限りです。 皆さん、すいません
落ち着いた所でメニュー選び。そこにウェイターが、何やら言いに来ました。
今日のオススメスープ「原隻木瓜肘子鶏燉翅」はパパイヤを刳り抜いて蒸すのに時間がかかるので、先に頼んだほうがよいとの事。
そこで、無味精足料燉湯とあるスープのメニューから皆、スープを選びました。
花膠時菓燉北[サ/孤]
この後のメニューもじっくり時間をかけ選びました。
Gerberaさんは広東語が堪能なので心強い限りです。
香煎蓮藕餅
金瑶鮮蟹肉銀芽炒蛋白
籠仔金蒜帯子蒸豆腐
炒菜肉崧四季豆
腐乳汁牛仔肉浸波菜
香草鶏
冬菜果皮蒸左口魚
生炒腊味糯米飯
そろそろお腹も一杯でデザートに。
杏汁燉原隻木瓜雪耳
炒饅頭
香芒布甸
さて、デザートも終わり帰ろうと階段を下りたらお客が一人もいません。
どうも、我々が最後の客だったようで、皆ビックリ。時計を見てもっとビックリ。
なんと、もう11時近く。いつのまにか時間が経っていたのですね。
今日は一人200ドル。
私が選んだのは、魚の浮き袋と椎茸のスープ。これが実に素晴らしいスープでした。
しかも、普通は具は出がらしになって味がないのに、具までおいしい。
ここにはカラクリがあるかもしれませんが、さすが蒸しスープをうたうだけあります。
レンコンの入った肉餅を蒸すのではなく揚げたもの。香ばしくておいしい一品。
卵白と蟹の身、ホタテ貝柱にもやしの炒め物。見た目の通りやさしい味付けですが、ちょっと私には薄味。
ホタテをのせた豆腐の蒸し物。ガーリックがよく効いています。
挽肉とサヤエンドウ炒めもの。この品はちょっと味が濃かったですね。
子牛肉(ベイル)とホウレンソウの腐乳ソース。
腐乳の風味はほとんどなかったのですが、とてもミルキーな一品でした。
私の知っている腐乳とは種類が違うのかもしれません。
バジルの煮込み鶏。
いろいろ相談して皆で悩んだのですが、丸ごとのこの鶏を頼むことに。
鍋に入った鶏はぶつ切りにはなっていますが、一匹分。トサカも見えます。
九層塔(中華バジル)のハーブの香りが実によい一品でした。
この後、トサカを誰が食べるかで喧喧諤諤。
結局トサカを食べた勇気あるMacchiさん曰く、ちょっとすっぱいとの事でした。
ひらめの冬菜ソース蒸し。
実は、この料理は最後まで決まらず悩んだもの。
「芝士腐皮焗醸龍雪魚」がチーズが入っておもしろいのではないかと頼んだところ、要予約。
Deep Friedのヒラメと蒸しヒラメのこの品のどちらかにしようかと悩んだ結果、蒸し物の店なのでという事で蒸し物に。陳皮も入ったこの品、冬菜の味でしょうか、塩味がよく効いた品でした。
中華ソーセージのおこわ。
とても香りのよいおこわご飯でした。
私が選んだのはパパイアに入った白キクラゲ>。
Gerberaさんが皆にと頼んでくれた揚げパン。コンデンスミルクの味・香りがとても懐かしく、ついパクパク食べてしまいました。
マンゴープリン。友人が頼んだ品ですが、ちょっとだけ味見(^^)をさせてもらいました。
ムースではなく、下がゼリーで上がババロアのようとメモしていますが、さて、どういう意味だろう。自分でもわからなくなってしまいました。(^^)
(今日はこれで終わりです)
花膠時菓燉北[サ/孤] | 原隻木瓜肘子鶏燉翅 |
香煎蓮藕餅 | 金瑶鮮蟹肉銀芽炒蛋白 |
籠仔金蒜帯子蒸豆腐 | 炒菜肉崧四季豆 |
腐乳汁牛仔肉浸波菜 | 香草鶏 |
冬菜果皮蒸左口魚 | 生炒腊味糯米飯 |
杏汁燉原隻木瓜雪耳 | 炒饅頭 |
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