この日は、仲間と朝からハイキング(^^)ウソ
本当は朝7時にでも待ち合わせて出かけたいところを、
昨晩遅かった事もあって8時の待ち合わせ。
ところが、私はなぜか7時半と勘違い。
眠い目をこすりながら、遅刻!とトラムに乗って行ったら、逆に待ちぼうけでした。タクシーで行かなかっただけ、まだマシ
さて、皆の泊まる上灣のはずれの宿からトラムに乗って中環へ。そこから地下鉄で荃灣に向かいます。地下鉄も荃灣まで来ると地上を走り、すっかり郊外ですね。確かに地名も新界。
そこから川龍村行きのミニバスに乗ります。
止まっているバスに乗り込もうとすると、運転手さんが何やら。
ン? と思っていると、「**川龍。」
どうも、川龍村には行かないよと教えていてくれたようで、危ない所だった!
満員のミニバスは山道(荃錦公路)をどんどん登ります。
こんなに大勢 川龍村まで行くのかな?と、思っていたら、途中のマンション工事現場に通う人が多く、最後は我々だけ。終点は、のどかな峠といった風景でした。
そこから、川龍村に入って坂を少し降り、目指す店に着きました。
この店、海岸にあれば海の家といった風情。ヌメリそうな細い階段をそおっと登って2階のテラスへ上がります。このテラス、風が通ってさわやか。屋根があるので暑くありません。そして、上を見上げると白い布をかぶせた鳥篭がずらり。中には小鳥がいるそうです。
ここはセルフ式の飲茶屋。
まず、トイレの隣(^^)のお茶コーナーで、好きなお茶の葉を好きなだけ急須に入れ、お湯を注ぎ、テーブルへ。続いて、蒸し物コーナーは1階。着いた時刻が9時半過ぎという事もあって、品数は少なくなっていましたが、蒸篭を好きなだけ持っていきます(欲しいものがない場合は、メニューに印を付けて頼めるようです。)ご飯もよそい放題。そして、その隣は焼き物コーナー。ここは注文式。お願いすると、その場で包丁でトントンと切り、皿に盛り付けてくれます。他に、注文式の油菜コーナーもあるようです。お勘定は皿に蒸篭、急須の数。つまり、お茶は飲み放題。(^^)
さて、晋洱茶、水仙茶をのんびりと飲みながら、
今朝食べたのは次の品々。
干蒸焼賣 シューマイ
排骨飯 スペアリブの豆豉蒸し
山竹牛肉 牛肉団子
潮州粉果 潮州風蒸し餃子
豉椒鳳爪 ちょっとピリっとする鳥の足
咖哩魷魚 中華カレー風味の蒸しイカ
南乳豬手 豚足の南乳煮込み
この中で私が気に入ったのは排骨飯。
山竹牛肉は今までと比べるとずっとよかったですが、やはりもう一つ。
清炒西洋菜 クレソンの炒め物
油菜コーナーで頼んだ野菜は、もちろんここの名物の西洋菜。店の周りが西洋菜畑なのです。ところで、メニューにも新鮮郊外油菜とありますが、これってやっぱり油菜? オイスターソースのかからない油菜ってピンときません。
三肉(叉焼、白切鶏、臘肉) 焼き物盛り合わせ
ここの焼き物はおいしいよと言われ、まずは盛り合わせを頼みます。
残念ながら焼鵝はないよう。
白切鶏 蒸し鶏
先ほどの盛り合わせを食べて、白切鶏のあまりのおいしさに、おもわずもう一皿おかわり!
もちろん、ご飯に載せて白切鶏飯にしていただきます。
まったりとお茶を飲みながら過ごしていると、素晴らしい鳥の声が。頭の上の白い布をかぶせた鳥篭からです。すると、またたく間に周りの鳥達も鳴きだし、しばらくは鳥の合唱。大合唱ではなく数羽ずつ鳴くところが、なんともよくできています。