「本場の中華を辛い料理で堪能するFFL(Fire Food Lover)な会」があると聞き付け、お願いして参加させていただきました。11人で次の料理をいただきましたが、なんだか見たことがあるメニューというか、初めての品がありません。幹事さんが、このHPを見て食べたい料理をお願いしたそうで、納得しながらも新しいメニューも食べてみたかったような・・・・
口水鶏 よだれ鶏、激辛
最初に出てきたのは、真っ赤なラー油の中の蒸し鶏。骨付きなのがうれしい所です。
この品。見た目ほどは辛くありません。辛いというより、うまいという感じですね。
花椒も入っているそうで、風味もよかったですね。
夫婦肺片 牛の肉と内臓の激辛炒め
牛肉のほか、センマイ、ハチノスのコリコリ・モチモチした食感にこの辛さ。
まさにビールアイテムですね。(ちなみに、飲み放題でいただいたのは、生発泡酒!)
棒棒鶏絲 蒸し鶏の四川胡麻辛子ソース掛け
優しい胡麻ソース。トマトで壁を作ったような盛り付けがきれいです。
辣子鶏丁 鶏肉の唐辛子炒め、唐辛子たっぷり
この料理を見た瞬間に思ったのは、「唐辛子が少ない!」
で、食べたら、辛い!! 半端な辛さではありません。
何故だろうと考えたのですが、唐辛子を切らない方がよいのではないかという事。
唐辛子が少ない分香りが少なく、切ったためか辛さ倍増。
切らないでたくさん入れた方が私は好きですが、この品の場合、うまみがあってご飯に合いそう。
水煮牛肉 牛肉の山椒と唐辛子煮込み
これは辛かったですね。私は実は辛いのがそれほど得意ではないのですが、この料理はムセてしまい、なかなか食べられませんでした。唐辛子に参ってしまったためか、山椒はあまり感じませんでした。
このあたりで既に、私は頭から汗が出てきて大変だったのですが、FFLの皆さんは「辛さの中にもまろやかさ」なんて言いながら、汗ひとつかいていません。(笑)
紅油抄手 四川風ワンタン
ラー油と花椒ソースの中にワンタンが入ったこの品。
中のワンタンはたいしたものでない事が多い(餃子の皮程度)のですが、ここのは実に美味しい水餃子でビックリしました。聞いてみると、厨房長が黒龍江省出身との事。もしかしたら、それが理由かもしれませんね。ちょっと得した気分です。
酸菜魚 花椒と酸味の水煮魚
続いての品は、酸味の利いたスープで鯉を煮込んだ品。
酸っぱさがユニークでお腹が落ち着くおいしさです。
辛い物がそれほど得意でない私としては、今日一番の品。
魚香茄条 茄子の細切りアンカケ四川炒め
美味しい茄子料理ですが、四川風のストレートな辛さでもないし、香港風のコクでもない、甘みというか旨味を感じます。
砂糖と酢を使っているとの事でした。ちなみに、私は香港風が好きです。(笑)
四川麻婆豆腐
花椒の効いた麻婆豆腐。
唐辛子の辛さは苦手な私も山椒のしびれる辛さは結構大丈夫なようで、もっと花椒が効いてもよいのにな・・・なんて、不埒な事を考えてしまいました。(^^)
酸辣湯 辛くて酸っぱいとろみのあるスープ
中に入った茶色の塊に話題集中。
豚の血に似ているけど、ここまで癖がないという事は違うのかな?なんて話をしていたら、豚の血でした。本当に癖がなく、一瞬豆腐かと思うくらいでした。
スープは上品な酸っぱさで、私は好きなタイプ。
擔擔麺 四川坦々麺(本当は担々麺)
(温)汁なし、(温)汁ありと2種類登場です。
実は、この日の朝に胃の検査でバリウムを飲んでいた私。
このあたりで結構お腹が苦しくなってきました。
汁なしは胡麻と花椒の風味がよく、辛いながらもおいしくいただけましたが、
汁ありは、一転、辛さに七転八倒。麺をすするとムセてしまうので、いや、苦労しました。
杏仁豆腐
デザートは、マンゴソースのかかったとても上品な杏仁豆腐。
アーモンドが濃厚で私の好きなタイプです。
今日は生ビール(生発泡酒!)で始めて途中で紹興酒にでもしようと思っていたのですが、辛さ続きに最後まで生! でも、辛さは爆発前で抑えていただいたようで、おいしくいただけました。