「タムタムの中華料理日記」
日本のレストラン編-福臨門 魚翅海鮮酒家 FUK LAM MOON http://www.fooklammoon-grp.com/
丸ビル店
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丸ビル店 2002年10月撮影 |
銀座店 2003年1月撮影 |
2002年10月10日 福臨門魚翅海鮮酒家 FUK LAM MOON 丸ビル店
改築した丸ビルにできたこの店、職場からそう遠くないこともあり、昼食に同僚5人とやってきました。
このビル、オープン間もないためか、すごい人。
11時オープンという事で11時15分頃着いたのですが、すでに満席?らしく15分待ちでした。
最初に言われた時間より早く案内してくれた席は4人用らしい丸テーブルを2つ付けたもの。
香港だと躊躇せずに1席に詰め込まれるところだけに、妙なところで感心してしまいました。
まず、晋洱、香片とお茶を頼みます。
晋洱(私の我儘)は渋くなりすぎず、香片は非常に香りがよく、
どちらもなかなかでした。
今日は飲茶中心に頼むつもりだったのですが、
飲茶セット(確か、2,800円と3,500円の2種類)にするか、単品で頼むかちょっと迷いました。
セットは選べる品が限られているのと、5人いるのでいろいろ頼めるだろうと、単品で頼むことにしました。
ここのはメニュー式。一品1,000円、1,100円、1,600円の3種類。さすがにいい値段です。
ちなみに、知り合いから當紅脆皮鶏が名物だと聞いていたのですが、
メニューを見たところ5,000円。今日はあきらめました。
筍尖鮮蝦餃 海老蒸しギョーザ
腊味蘿蔔糕 大根もち
魚翅灌湯餃 フカヒレスープ入りギョーザ
蟹肉魚翅餃 蟹肉入りフカヒレギョーザ
蠔油鮮竹巻 肉の湯葉包み牡蠣ソース煮
蟹黄干蒸売 蟹玉子のせしゅうまい
沙嗲金銭肚 ハチの巣胃袋のサテー味
豉汁蒸排骨 骨付きバラ肉の黒豆味噌煮
瑶柱珍珠鶏 ちまき
だいたい食べ終わってそろそろデザートかなと思っていたら、また店員さん。
「量はいかがですか?よろしければチャーハンでも・・・・・・」
そこで、ふと思いつきました。
福建炒飯
少し前に食べたちまきも含めて、もうお腹がはちきれそう。
あらかじめ頼んでおいたデザートを持ってきてもらいました。
鮮奶鶏蛋蛋撻 プリンタルト
時菓凍布甸 季節の果実入りプリン
とっても上品な料理で、でもお腹一杯。勘定の方も・・・・・・
これは4個入りなので、私は遠慮。見た目に皮がちょっと?かなと思ったのですが、食べた全員が絶賛!
どうも私の勘違いのようです。ヨカッタ
ここもソースはかかっていませんが、上品な味付けがちょうどよい感じ。
この品は高い(1,600円)ので、最初は5人で1つ頼んで味見してみようかと思っていました。
メニューを持っていった店の人がしばらくすると戻ってきました。
「この品は量が少ないのと、食べるとバラバラになるので、お好きな方の人数分頼んだ方が・・・・ここの名物ですし・・・・・・」
確かに正論、で、結局、1人1つずつ頼みました。(^^)
ちゃんと赤酢(たっぷりのせいか、黒っぽい赤酢でした)を持ってきてくれ、
「少しスープを楽しんでから入れてください。」
実は、私にとっては今日の目当ての品。
オーソドックスながらとてもおいしく、赤酢を入れる前の方が私は気に入りました。
これも4個入りだったのですが、さっき我慢したので、こちらはいただきました。
香港風の水餃と似た薄めの皮の餃子。
具がコリコリっとしています。
牡蠣ソースがそれほどくどくなく、上品な味付け。
これもなかなか。
ちょっと変わった品をと頼んでみました。カレー?風味のサテー味ですが、これまた上品。
大好物のこの品もやはりはずせません。上品ながらもオーソドックスな味。
ハスの葉から出すと具がありません・・・・・・ あれっ? ・・・・・・
底のほうにしっかり具が入っていて、ホッと一息。
で、頼んだのがこの品。出てきてニンマリ。まさに福建炒飯です。
食べてニッコリ。長粒米じゃないですか! 皆も大満足でした。
ただ、この品、3,800円。(^^)
オーブン?で軽く焼いて出てきました。これまたうれしいところ。
「季節の果実」はマンゴー。(^^)
果物系のマンゴープリンで、
しかも、プリンの中にマンゴーの比較的大きな切り身がたっぷり入って、
これは、うまい!!
先日のよりおいしい・・・・・・
魚翅灌湯餃と
福建炒飯がききました。
(ちなみに、サービス料が10%かかります)
筍尖鮮蝦餃 | 腊味蘿蔔糕 |
魚翅灌湯餃 | 蟹肉魚翅餃 |
蠔油鮮竹巻 | 蟹黄干蒸売 |
沙嗲金銭肚 | 豉汁蒸排骨 |
瑶柱珍珠鶏 | 瑶柱珍珠鶏 具は底にありました |
福建炒飯 | 福建炒飯 長粒米です |
鮮奶鶏蛋蛋撻 | 時菓凍布甸 |
知り合いに誘われてこの店に来ました。ここの夕食は香港も含めて初めてです。
燒鳳肝素鵝
醉乳鴿皮蛋姜
准杞燉冬菇螺头
碧緑原只十二头綱鮑
蟹皇扒冬筍荳苗
羅漢斉扒大鴨
清蒸石班
鹹魚鷄粒煲飯
途中から晋洱茶をいただきましたが、ここの晋洱茶は上品ですね。
杏仁燉燕窩
三式美點
最後に晋洱に菊花をブレンドして菊晋茶に。
このアイデアはよいですね。今度、私も真似をしよう。
さて、デジカメが故障したので新しいデジカメを買いました。
今日は、古いデジカメと両方使ったのですが、新しい方はまだ上手に撮れません。
いま一つの写真もありますが、お許しください。
招興酒、ワイン(白1種類に赤2種類)をいただきながらのとても贅沢な食事となりました。
鳥の肝とゆば。ここの定番なんだそうです。
紹興酒漬けハトの冷製とピータン。これまたここの定番なんだそうです。
ハトがよかったですね。
法螺貝、シイタケと淮山(干した山芋)、枸杞のスープ。私はこの系統のスープが大好きです。
私にはもったいないような大きなアワビ。添えてある野菜は芥蘭(ガイラン)です。
これだけはフォークとナイフでいただきましたが、すかさず白飯を頼み、汁をかけてパクパク。
豆苗とタケノコの蟹味噌和え。蟹の卵がたっぷり入っていましたが、私は蟹の卵よりこの料理のような味噌の方が好きです。(ちょっとわがまま)
広東家庭料理のアヒルと野菜の煮物。
これがとても上品で、キヌガサタケがよかったですね。
また、茹でた生菜(レタス)がとても懐かしくここの白灼生財三式餃を思い出し、「生菜は広東風の水餃によく合う」としばし水餃話に花が咲きました。
魚はハタでした。私の記憶より汁の色が濃い(生抽という醤油の一種なんだそうです)ような気がしましたが、帰って香港での写真を見たところ同じ。(^^)
どうも、物覚えが悪くて困ります。
さて、ここで、また、白飯を注文。「次にご飯がでますよ」とお店の人は親切でしたが、「いいから、いいから」と、しっかり汁ごと白飯にぶっかけていただきました。(^^)
炊き込みご飯。非常にあっさりした品で醤油の一種(老抽に花生油を加えたもの、日本の醤油とはかなり味は違う)をかけていただきました。
ご飯が短粒米だったので、「これが長粒米だとどうなるのだろう」と、しばし想像。
ちなみに、この老抽、かけてからもう一度ふたをして蒸らすとおいしいそうです。
なんと、ツバメの巣まで出てきました。
味付けはここの杏仁肺白湯に似た感じ。
この素朴(中途半端と言う人もいました)な甘さが懐かしい。
続いてデザートの点心が3品。
椰蓉糯米、蛋撻
ともう一品。中にタマゴの入った月餅を思い出させるような品でした。
素鵝 醉乳鴿皮蛋姜 |
准杞燉冬菇螺头 |
碧緑原只十二头綱鮑 | 碧緑原只十二头綱鮑 |
蟹皇扒冬筍荳苗 | 羅漢斉扒大鴨 |
清蒸石班 | 清蒸石班 |
鹹魚鷄粒煲飯 | 鹹魚鷄粒煲飯 |
杏仁燉燕窩 |
? 椰蓉糯米 蛋撻 |
今日はこの店に弁当を買いに来ました。テイクアウトコーナーは丸ビルの地下、
デパートの食料品売り場のような雰囲気です。
弁当は4種類ですべて1,500円。
結構悩みまして、
弁当はさめてもおいしい滷水貴妃鶏飯
(滷水貴妃鶏が単品ではなかったのも理由の1つです)
、それに脆皮焼肉(750円)と明爐焼鴨(750円)を単品で頼みました。こちらはお土産用です。(^^)
この弁当、やけに分厚いというか高さがあります。
なんと、底に加熱器が入っているのです。紐を引っ張って温めるようになっており、いろいろと注意書きが・・・・・・香港では弁当は温かいのが常識ですので、工夫したのでしょう。
私にとっては加熱器はいらないのでもう少し安いとよいのですが・・・・
紐を引くとシューッという音と共に煙(水蒸気)が。
8分待てと書いてありましたが、3分ほどでおさまったようです。
滷水貴妃鶏飯 蒸し鶏の冷菜弁当
マンゴープリン
後ほど友人に聞いたのですが、
銀座店ではその場で切ってくれるそうです。
後から温めるよりできたてをもらった方がよいですね。(^^)
(続く)
脆皮焼肉飯 皮付き豚バラ肉の炭焼き弁当
蜜汁叉焼飯 炭焼きチャーシュー弁当(これはなかったかも・・・・)
明爐焼鴨飯 家鴨の炭焼き弁当
滷水貴妃鶏飯 蒸し鶏の冷菜弁当
私の大好物の白切鶏に白飯、
インゲン(この品に似ています)、
大根とニンジンの漬物、ザーサイにブロッコリー。
もちろん懐かしのタレ(生姜と葱、ピーナッツ油)もついています。
久しぶりに白切鶏を食べることができて幸せです。
弁当にマンゴープリンが付いてきました。
ちゃんとエバミルクも小さな容器に入っています。
食べてみて以前店で食べた時のような感動(^^)はありませんが、
これは比べるのがかわいそう。また、私にはエバミルクをかけない方がおいしく感じました。
テイクアウトコーナー | 滷水貴妃鶏飯 |
弁当の底の加熱器 | エバミルク マンゴープリン |
前日お土産、消費期限は1月25日だったのですが、今日のお昼にいただきました。
・・・・ン??、鵝鳥?
どうかなと思いつつも電子レンジで軽く温めて食べましたが、
脆皮焼肉は皮もちょっとパリっとして一安心。
明爐焼鵝はともかく懐かしい味。
プラムソースが付くのもうれしいところです。
明爐焼鴨ではなく、明爐焼鵝でした。(^^)
先日売り切れだった
滷水貴妃鶏飯を紹介しようと、同僚と丸ビル地下のテイクアウトコーナーへ。早めに来たため、今日はまだありました!
同僚には滷水貴妃鶏飯(蒸し鶏の冷菜弁当)を薦め、
私は別の品をと、明爐焼鴨飯(家鴨の炭焼き弁当)にしました。
もちろん、どちらもマンゴープリン付き。
さて、問題は食べる場所です。職場に持ち帰って食べてもよいのですが、なにせ、これだけ目立つ弁当。どうしようかと思っていると、「5階に行きましょう。」と、同僚。
なんと、オープンスペースがあるのです。いや~っ、こんな所までよく知ってますね・・・・(^^)
焼肉と焼鴨は取り出してから温めてくださいとの注意書きがあったのですが、まぁいいやと、そのままシューッ。(詳しくはこちらを)
同僚も喜んでくれましたが、骨が多いのにはビックリしたよう。
このオープンスペース、まるでNYで何度も行ったSONYビル(もっと広いですが)のような雰囲気。でも、1階でなく5階とは・・・・・・なんとも不思議ですが、そのおかげでそれほど混んでいず、弁当を広げることができました。
ところで、プラムソースも付いたこの弁当、弁当箱には明爐焼鴨ではなく、明爐焼鵝とあります。ん~っ、本当かな?
レシートは家鴨炭焼き弁当なんですよね。
今日の弁当は1,575円。
明爐焼鵝飯 | 丸ビル5F オープンスペース |
今日の昼は、同僚と丸ビル地下のテイクアウトコーナーへ。
初めての同僚には滷水貴妃鶏飯(蒸し鶏の冷菜弁当)を薦め、
私は別の品をと、脆皮焼肉飯(豚バラ肉炭焼き弁当)にしました。
どちらもマンゴープリン付き。
で、5階のオープンスペースに行ったのですが、なんと満席。
荷物を置いて席取りしている人までいます。荷物、大丈夫かな?
仕方がないので、1人で座っている人と相席させていただいて弁当を広げました。感謝
加熱器の解説など薀蓄たれて紐を引いたところ、なんと、私のは不発。
店に持っていけば、交換してくれるか、電子レンジででも温めてくれるのでしょうが、B1Fまで降りるのも面倒なので、そのまま食べました。
同僚は、骨の周りがおいしいと、喜んでくれました。
今日の弁当は1,575円。相席だったこともあり、写真はやめました。
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