「タムタムの中華料理日記」

日本のレストラン編-香紅家 KAGUYA

東京都世田谷区三軒茶屋2-12-10

TEL 03-5712-3637


香紅家
2005年4月撮影

2005年4月10日 香紅家 KAGUYA

絶好の花見日和のこの日、妻と散歩ついでにちょっと足を伸ばして、妻が見つけたこの店で遅めの昼食。香港飲茶粥と銘打ったこの店、1階は厨房のよう、すぐに狭い階段で2階に上がります。2階は古い日本家屋の天井を生かしたデザインのゆったりとした空間。隅にはソファーまであり、お粥屋とは思えない贅沢さです。

案の定、メニューはちょっと高め。ちょっと暑かったので青島ビールを夫婦で分け、次の品をいただきました。ちなみに、漢字名は私の想像

海老団子と椎茸粥(蝦丸粥) 680円
まずは、お粥から。胡椒がないな、と頼もうと思ったのですが、一口食べてみてビックリ。 なんだか塩味しっかり、というか味がとても濃いのです。これなら胡椒はいらない。 でも、こんなお粥の味の濃い店は初めてです。 中はプリっとした海老団子にシイタケ、レタスも入っていて、揚げパンまで付いているだけに、ちょっと残念。

珍しい牛ハチノスの煮込み(牛肚) 580円
メニューに珍しいとあるのはご愛嬌ですが、これはなかなかの味。2人で1本のビールですが、すすみました。(笑)

海老蒸し餃子(蝦餃) 540円
出てきて、ビックリ。こんな大きな蝦餃は初めてです。 グルメな人がうなる味ではないと思いますが、皮も具もしっかり作っていて、私は好きな素朴な味。1つずつにダイコンの薄切りが底に敷いてあるのには感心しました。

たっぷり生姜の蒸し鶏(白切鶏) 690円
なにせ、大好物の白切鶏、 期待タップリで頼んだこの品、かかった生姜は懐かしの味ですが、鶏がちょっと違います。 蒸し鶏なのですが、なんだか、揚げているような感じ。妻は「火を通しすぎで固くなったんじゃない?」ちょっと違った料理なのかもしれません。

野菜と海老の湯葉包み(竹巻) 860円
見た目は懐かしの湯葉巻きですが、ユバを巻くというより包む感じで底にモヤシが敷きつめられています。オイスターソースがかかっているように見えますが、食べてみると、いやいやどうして、非常にアッサリした味で嬉しい誤算。ただ、この値段はちょっと高すぎますね。

今日は2人で3,850円。やはり、ちょっと高めでした。

勘定を終えて階段を下りると、妻が1階でコックさん達3人と話しています。 どうも、蒸し鶏の作り方を聞いているよう。 私は話を変えて、「どこから来たのですか?」「中国です。」「中国はどちらですか?」「広州です。」
しめしめとばかりに、「我々、実は香港に住んでいたことがあるのですよ。」 で、コックさん達「では、広東語、話せますか?」「我識広東語少々(本当は逆)」で、コックさん達大喜び。 白切鶏の作り方を聞こうと思ったら、生姜は本当は小皿に出すのに、ここではかけろと言われるとの事。ん~っ、なかなか言葉って難しいですね。

海老団子と椎茸粥 牛ハチノスの煮込み
蝦丸粥 牛肚

海老蒸し餃子 蒸し鶏
特大 蝦餃 白切鶏

野菜と海老の湯葉包み
竹巻



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