2002年6月撮影(開店前です) |
知り合いに誘われてこの店に来ました。
叉焼
芥蘭の油通し自家製蠔油かけ
茹で車エビ
たけのこの青海苔からめ
豚肉とマコモ茸とろみ炒め
大蒜の苗と豚レバー炒め
豚足と冬菇・筍・ネギ煮込み
ヤリイカとピーマン・ネギのレモン風味
天然うなぎとセロリ・赤青ピーマンのピリ辛炒め
牡蠣の香り揚げ・香菜オリーブオイルたれかけ
ターツァイの蝦米(干しエビ)炒め
豆腐と挽肉のスープ
青蟹のせもち米炊込みごはん
いちごのムース
私としては、蒜茸蒸貴妃蚌あたりも食べてみたかったのですが、
「上海料理の店だから止めましょう」と仲間に止められました。
後で聞くと、「海鮮ばかり勧められていてちょっと危機感をもっていた」との事。
忠告に従ってよかった。(^^)
オヤジさんや息子さんに食材や調理法についていろいろ教わりながら、
なんと、7時から11時まで食べ続け、もう満腹。
お酒も結構飲んだのですが、オヤジさんに上質食材をバンバン繰り出され、なんと一人
15,000円しました。
なんでも、ここのご主人、「中華料理界でも名高い名物オヤジ」?だそうで、
「オヤジをノせれば美味いものがでる」との事。
本来宴会席はお店の2、3階なのですが
お話しできるよう、1階13席の白木のカウンターに6名で座らせてもらいました。
このお店は夜はメニューなどないそうで、オヤジさんと相談しながら以下の品々を頼みました。
色が少し違う2種類の叉焼が出てきました。聞いてみると、脂身と腿との事。
酢醤油にカラシを溶いてネギをのせた叉焼をつけて食べるとよいそうです。お土産に持って帰りたいくらいでした。
蠔油菜とは違って、蠔油があまり気になりませんでした。
油通ししてあるためかパリっとした食感。お店の定番だそうです。
白灼蝦にしてはちょっと大き目のエビ。
「殻ごと食べてください」と言われてびっくりしたのですが、確かに味噌も味わえるし、殻もそれほど気になりませんでした。エビがよいのでしょうか?
また、ちょっと甘めのタレで出す店が多い中、ここは、さらし葱・豆板醤・香菜・生姜・大蒜入りタレがピリリと辛く、うれしい味でした。
これは、ほとんど和食ですね。(^^)
たけのこは鹿児島、青海苔は四万十川の物だそうです。
「とろみ炒め」や「マコモ茸」って漢字で何と書くのでしょうか?
(「マコモ茸」は「茭白」と書くようで、この料理、
茭白炒豬だったのかもしれません)
レバーの鮮度がよく、クサミがありません。
オーソドックスなとても懐かしい味付けに、香港を思い出し、ちょっぴりうれしくなりました。
海鮮を勧められる中、仲間が豚足をリクエスト。
豚足もおいしかったのですが、シイタケがもっとおいしく、とても印象的でした。
これは別の仲間がリクエスト。
西檸煎軟鶏(LEMON CHICKEN)を想像してちょっとどうかな?と思っていたのですが、
さっぱりとしたレモン風味でよかったです。
大ぶりのものは骨が気になるので、やや小ぶりの天然うなぎを仕入れているという、この店のこだわりはかなりなもの。
韮黄鱔糊のこってり味を想像していたら、
脂がのっているのにしつこくなく、さすがでした。
椒鹽魷魚や椒鹽白飯魚等、
ビールに合う料理かと思いきや、もっと繊細な作りで、
牡蠣の火の通し方が実によく、おかわりしたい程でした。
ターツァイは塌菜と書く「キサラギ菜」のことですが、干しエビで炒めれば確かに間違いはありません。
すいません。あまり覚えていません・・・・・・
一緒の知り合いいわく、「八角の風味も効いていてなかなか味わい深いスープ」だったそうです。
締めの一品。これは、先週からお願いしてあったとの事。
直前まで生きていた青蟹を調理したカニミソたっぷりの炊き込みご飯です。
短粒米は炒飯より糯米で食べたほうがおいしいですね。
デザートはいちごムース。甘すぎず、私は好きな味でした。
息子さん曰く「上海料理だけじゃないよ。」との事。
私には広東料理も入っているような気がしました。
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