この店の昼食の後、歩いてこの店に来ました。
実は、夜は上海料理です。(笑)
醤蘿蔔
ジャスミン茶
ちょっと早めに着いた事もあり、突き出しをつまみながら待ちます。(ウソ) 先ほどの店もそうですが、中華料理屋って何も言わないとジャスミン茶なんですよね・・・・
特式拼盆 前菜は次の5品
拌干絲 干し豆腐
蝦子冬筍 エビコとタケノコの炒め物
烤麩 お麩
鹹菜豆辨酥 冬菜とソラマメの炒め物
排骨 スペアリブ
前菜はオーソドックスな上海料理。
同じような前菜を出す店が多いですが、こういう料理を出してもらえると嬉しいですね。
この中で特に嬉しかったのが鹹菜豆辨酥。ソラマメの季節ではありませんが、久しぶりに食べました。
玉香腰花 豚の腎臓とセロリの炒め物
次はうれしい内臓系。結構辛い味付けですが、ニンニクがきいておいしいですね。
富貴鶏 乞食鶏
そして今日のメイン、乞食鶏の登場です。
金槌が横に置いてあり、叩いてくださいと言うかのよう。
「これで叩くのですか?」「たぶん割れないと思います。」
なら、金槌なんか置くなよぅ(笑)
確かに、金槌で叩いてもビクともしません。
「もうよろしいですか?」と下げられた乞食鶏、次に登場した時には半分、粘土でしょうか、パン生地でしょうか、をはがして中のハスの葉が見えた形。その周りのラップをはずすと、プン~と、ハスの香りがしてきます。
ハスをはぐと鶏1羽の登場。そしてさらに中を開けると詰め物が出てきました。
この詰め物、今まで食べた乞食鶏(1、
2、3、
4)に比べると、詰め物が黒くありません。見ると、シイタケや八角のほか、タマネギがかなりの量入っています。
甘くなってしまうタマネギをふんだんに入れる所がすごいねと、皆で感心。
香りとダシが実においしい料理でした。
八宝辣醤 ピリ辛八宝菜
つづいて出てきたのがこの品。ご飯にかけるとピッタリだなと思っていたら、
花巻も一緒に出てきて、早速、包んでいただきます。後で気づいたのですが、当初のメニューにはなかった品。お店で追加してくれたのでしょうか?
韮黄[一/亡頁]頭
「黄韮と頃頭という野菜の炒め物」のはずなのですが、どう見てもこれは百頁。
韮黄百頁と呼んだ方がよいかもしれません。アッサリ目の味付け。
黒醋排骨 黒酢の酢豚
前菜の排骨と傾向が同じですが、この品は黒酢タップリ!
花巻を残してけばよかったと後悔しましたが、後の祭り。
紅焼砂鍋豆腐 豆腐醤油煮込み
そろそろ終わりかと思ったら、さらに一皿。実は、この品は最初から聞いていたもの。
食べると、すき焼きの具を翌日!食べる感じ。味がしみて実においしいですが、ちょっと辛め。
黄魚湯麺 イシモチのスープそば
そしていよいよ締め、この店の名物というイシモチのスープそば。
「胡椒を入れるとよいですよ。」と店の人に教えてもらって食べたのですが、白濁系のスープで私の好きなコクと味。これに今日のメンバーが辣油を入れて「これはうまい!」と大騒ぎ。私も早速試してみたところ、コクのある味がサッパリに変わっています。
高麗香蕉 中国風シュークリーム
で、デザートはこれまた事前にお願いしていた高麗香蕉。
なんでも、メレンゲで皮を作るのだそうですが、中にバナナが入っています。
これが、また料理に合います。皆もおいしい!と大騒ぎ。
でも、香港では普通の店の普通のデザートなんですよね・・・・
8人で99,000円。