「タムタムの中華料理日記」

日本のレストラン編-済南賓館

東京都新宿区四谷1-13

TEL 03-3226-0224


済南賓館
2001年6月撮影

2001年6月16日 済南賓館

今日も中華料理に詳しい知り合いに誘ってもらい、この店に来ました。
今回のテーマは「さそり」です。

大通りから1本入った道をしばらく行くと、マンション前に小さな看板がありました。
ところが、店が見当たりません。
マンションの1階が駐車場みたいになっているのですが、その奥にありました。
どんな店構えかと思ったら、旅館風。玄関に「完全予約制」とあります。

このお店は「山東料理」という事で、料理教室もやっているようです。 また、砂糖・ラード・化学調味料を一切使用していないそうです。 北京料理と書かない所といい、なかなかこだわりの店です。

豚胃袋の松の実詰め(松子肚巻)・ 豚の舌と耳(五香耳朶舌)の前菜
薄くスライスされて出てきました。酒のつまみにピッタリ。 以前食べた 凍豬耳朶と違ってゼラチンはあまりなかったですが、 私は好きな味です。

細切り豆腐 (五香干絲
「ピリ辛和え」と一緒の友人は書いてくれましたが、あまり覚えていません。そんなに辛かったかな・・・・・・? 麺のように見えますが、干し豆腐です。

鶏レバーの醤油煮 (醤油鶏肝?)
味が濃い上に、作り置きしているせいでしょうか? レバーがちょっぴり苦手な私としては鮮度が少し落ちているように思えました。

サソリの唐揚げ (炸全蠍)
今日の目玉。予約の品です。
サソリは以外に小さく、3cmくらいでしょうか? 最初の1つを食べ終わって、なぜか大きめのサソリばかりが残っていました。(^^)
カリカリと小エビの唐揚げみたいな感じでしたが、ちょっと身を味わう度胸はありませんでした。 尻尾の棘が刺さったという人も・・・・・・血清はないかと大騒ぎになりました。(ウソです(^^))

湯葉巻揚げ(三鮮百頁巻
これも予約の品。中にアワビ・エビ・椎茸が入っています。 カリっと揚がってなかなかの味でした。

中国セロリとイカの炒め物 (芹菜炒魷魚
セロリは中国のセロリですとお店の人が教えてくれました。 中国セロリは西洋セロリ(普段食べているセロリ)に比べて少し細身のようです。

白身魚の揚げ物 (炸鯧魚)
14種漢方と酢のソースがかかっていますとお店の人が教えてくれました。 ちょっと薬くさい味がしますが、私は好きな味付け。 糟溜魚片とも似ていますが、タレで煮込まずかけてあるだけのようです。

牛タンの煮込み (紅焼牛舌)
秘伝のたれで煮込んだのだそうです。

黄ニラとタコの炒め物 ( 炒扒帯魚
タコは半干し。中華でタコはちょっとめずらしいですね。

鶏の唐揚げ (炸子鶏
漢方風の香辛料が効いていて、私は気に入りました。

トマトと卵のスープ (蕃茄蛋湯
これも予約の品。胡椒が効いておいしいのですが、ちょっと期待はずれ。

水餃
なにもつけずに食べてくださいとの事。 皮の厚さも気にならず、まずまずの味です。

中国漬物の混ぜご飯 (什錦合飯)
最後は混ぜごはん。ちょっと日本風でしょうか?(^^)

最初は、青島ビールや瓶出し紹興酒を飲んだのですが、 途中でお茶をもらいました。 すでにポットに入っているようでそこから出してくれたのですが、これが「ほうじ茶(笑)」。 結構、合いました。(^^)

今日は6名で、一人1万円弱(飲み物を含む)。

前菜 五香干絲
松子肚巻・五香耳朶舌 五香干絲

鶏レバーの醤油煮 サソリの唐揚げ
鶏レバーの醤油煮 サソリの唐揚げ

サソリの唐揚げ 三鮮百頁巻
サソリの唐揚げ 三鮮百頁巻

芹菜炒[魚尢]魚 炸[魚昌]魚
芹菜炒魷魚 炸鯧魚

紅焼牛舌 炒[手八]帯魚
紅焼牛舌 炒扒帯魚

炸子鶏 蕃茄蛋湯
炸子鶏 蕃茄蛋湯

水餃子 水餃子
水餃子 水餃子

什錦合飯
什錦合飯


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