「タムタムの中華料理日記」

日本のレストラン編-接筵

神奈川県横浜市中区山下町187

TEL 045-651-3810


接筵
2002年5月撮影

2001年4月15日 接筵 (予約)

今日も中華料理に詳しい知り合いに誘ってもらい、この店に来ました。 今回は佛跳牆を中心とした福建料理のコースです。 ただ、全部を福建料理にするのは無理との事だったので以下のような広東料理も入った献立となりました。

前菜-以下の6品の盛り合わせ
海蜇皮白切鶏、 青海苔と筍の炒めもの、欖菜肉碎四季豆(乾炒四季豆)、 滷水牛[月利](牛タン薫製)、煮こごり(叉焼と言う人もいますが、よく覚えていません)
おいしいので、つい最初から飛ばしてしまいましたが、その中で特に印象に残っているのが、青海苔と筍の炒めもの。 また、煮こごりはコンビーフみたいな味がしました。

佛跳牆
今日のメイン。鶏肉、棗、淮山、椎茸、貝柱、魚翅、大根、牛蒡などがはいった壷蒸しスープ。 一人分づつ小さな壷で登場しました。(ちなみに、単品で頼むと4000円だそうです) 「熱いので気をつけてください」の言葉通り、本当に熱く食べるのに時間がかかりました。(^^)

百花醸蟹拑と紙葉捲
カニ爪のフライとエビの紙包み揚げ。これはたいした事はありません。

龍蝦粉絲煲
伊勢海老の春雨土鍋。店の方は「どうだ!」とばかりに持ってきてくれたのですが、 皆、慣れているのでちょっとシラケムード。普通だったら万歳して食べるような品なのですが・・・・・・

ミノとセロリの炒めユリの花の蕾添え
西芹牛双[月玄]とでも呼ぶのでしょうか、これはなかなかの品。 ユリの花がほんのり甘く、私は気に入りました。 ユリの蕾を干したものは「金針菜」と言ってよく見る食材ですが、生はめずらしいそうです。

福建海苔と蟶(マテガイ)・鶉揚げ卵の炒め煮
これも漢字でどう書くのかわかりません。 うずらの玉子を揚げたものとマテガイを大量の福建海苔で煮こんだ煮物。 煮物というよりスープに近い品です。これには歓声があがりました。

筍・鮑・海鼠の煮こみ
鮑片刺参と書くのでしょうか? 味付けから紅焼海参でもよいのかもしれません。

清蒸石斑
この魚、なんと老鼠斑(ネズミハタ)で、皆びっくり、大歓声です!!!  ちょうど手に入ったとの事で、ラッキーでした。(^^)  ご飯がほしい所ですが、炒飯が出てくるとのことで、少しだけで我慢しました。

接筵炒飯-タカナのあんかけチャーハン(高菜と肉絲入りスープかけ炒飯)
福建式炒飯なんだそうですが、このあたりではもうお腹が苦しく・・・・・・

杏仁豆腐
まず、杏仁豆腐が大きな塊で出てきたのに、皆、安心顔。 出来合いでないことがわかるからだそうです。 たっぷりフルーツがのった一品ですが、 この杏仁豆腐、チーズケーキかババロアかという口触り。 私は気に入りました。

紹興酒を飲みながら8人でわいわいと卓を囲みました。 ちょっと味が濃かったようですが、皆、大満足でした。

続く

前菜 佛跳牆
前菜 佛跳牆

佛跳牆 百花醸蟹拑 と 威化紙包蝦
佛跳牆 百花醸蟹拑 と 威化紙包蝦

粉絲龍蝦[保/火] 上ミノとセロリの炒めユリの花の蕾添え
粉絲龍蝦煲 上ミノとセロリの炒めユリの花の蕾添え

福建海苔と蟶(マテガイ)・鶉揚げ卵の炒め煮 筍・鮑・海鼠のとろみ煮
福建海苔と蟶(マテガイ)・鶉揚げ卵の炒め煮 筍・鮑・海鼠のとろみ煮

清蒸石斑 福建式炒飯
清蒸石斑 福建式炒飯

杏仁豆腐
杏仁豆腐


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