![]() 2000年10月撮影 |
2000年10月7日 酔仙楼 (予約)
今日は、中華料理に詳しい知り合いに誘ってもらい、この店に5人で来ました。
三黄鶏
糟香螺
酔蝦
腐乳肉
麻辣肚皮
鹹蛋黄豆腐
大腸粉絲
小黄魚焼豆腐
烤麩素鶏
雪菜黄魚湯
粢飯糕
凍豬耳朶
いやいや、今日は本当にたくさん食べました。
これだけ食べて、1人3000円。コストパフォーマンス抜群です。
白切鶏や
酔鶏と似たあっさり味と思ったら、どうも
酔鶏のようで、
三黄鶏は上海あたりで有名な鶏の種類だそうです。
タレをつけて食べるのが新鮮でした。
田螺を煮込んだ一品。酒の肴にぴったり。
祖父が食べていた醤油煮込みによく煮ています。
エビお酒に漬けたもの。昔、香港で食べた酔っ払いエビ
(招興酒につけたエビを茹でて食べる)と同じでしょうか?
豚肉を紅腐乳で煮込んだ品。腐乳が豚肉の脂身によく合い、私は気に入りました。
ハチノス(薑葱牛栢葉参照)のピリカラ煮込み。
香菜たっぷりの真っ赤な色の通りの辛さで、これもよかったですね。
塩漬けの玉子(こちらを参照)と豆腐、エビ、枝豆の煮込み。
塩漬け玉子の黄身を使っているので黄色い色をしているようです。
また、枝豆は「毛豆」と言い、上海料理では定番だそうです。
いや、勉強になります。
大腸と春雨(こちらを参照)の土鍋煮込み。
大腸が臭く、これはダメでした。他の品が全部平らげられた中、これだけ残りました。
イシモチと豆腐の煮込みだそうです。
フの入った五目野菜煮込み(羅漢斎)。
雪菜(塩味の強い高菜の漬物-ここを参照)と
イシモチ(黄魚)のスープ。雪里[髟/共]黄魚湯とも呼ぶそうです。
私はこれが一番気に入りました。
中がモチモチした焼きおにぎり。お腹もかなりいっぱいだったのですが、
シンプルな味がおいしくて、ついついたくさん食べてしまいました。
豚の耳の煮こごり。ゼラチンがプルプルして、ついつい手が出る食感でした。
後から聞いた話ですが、最後の三品は追加したそうです。
それが全部なくなったのだから皆すごい食欲ですね。(^^)
![]() |
![]() |
三黄鶏 | 糟香螺 |
![]() |
![]() |
酔蝦 | 腐乳肉 |
![]() |
![]() |
辣麻肚皮 | 喊蛋黄豆腐 |
![]() |
![]() |
大腸粉絲 | 小黄魚焼豆腐 |
![]() |
![]() |
烤麩素鶏 | 粢飯糕 |
![]() |
![]() |
雪菜黄魚湯 | 凍豬耳朶 |
香港駐在時代の職場の仲間とこの店に来ました。
皆が揃う前にビールを前菜でも頼もうかという事になり、
酔鶏翅 鶏の手羽酒漬
「黄泥螺は?」
腐乳毛蚶
そうこう言っているうちに、皆が揃い始め、後は各自どんどん頼みます。(^^)
香菜幹絲 乾豆腐切り香菜合え
香菜肚皮?
毛氏家郷肉 毛沢東好みの豚肉うま煮
皮蛋豆腐 豆腐とピータン合え
清炒豆苗
百葉炒鹹菜 千枚豆腐と高菜炒め
雙冬面筋 水ゆばと冬竹の子椎茸炒め
付乳空心菜
青菜包 アオナまんじゅう
茭白鱔絲 マコモ茸と田うなぎ
鹹菜黄魚湯 石持ちと高菜スープ
デザートでも食べようかと思ったのですが、「ありません」
「白切三黄鶏はない?」
「今はないですね。これは中国の鶏だけど今は日本の鶏だけ。」
かわりにこれを頼みました。これは上品な感じ。
「今はないのですよ。替わりに赤貝は?」
メニューには、「毛蚶(赤貝の酒漬)」とあったのを、腐乳に代えてもらいました。
これは、貝のせいか腐乳のせいかわかりませんが、今ひとつ。
干し豆腐は好きですね。
これは名前を控えるのを忘れてしまいました。
ハチノス(薑葱牛栢葉参照)と香菜を和えたもの。
東坡肉系の味付け。食べやすい品です。
これはどの店にもある品ですが、ここのはなかなか。
季節外れではと、思っていたら出てきてびっくり!。
まるでモヤシみたいです。どうも、日本で売っているものはこのような形が多いようで残念でした。
これは押し豆腐。干し豆腐を麺に例えると、これは「きしめん」。
この店では、雪菜(塩味の強い高菜の漬物-ここを参照)を鹹菜と書くようですね。
今日頼んだ中ではめずらしい(^^)オーソドックスな醤油味。
これはまずまずでした。
日本では、肉の入った物はあっても菜包はめずらしいそうです。シャキシャキして私も気に入りました。
ちょっと野菜、豆腐系ばかりが続いたので、これを頼んでみたら、皆喜んでくれました。
いつの間にかおなかが一杯に。そこで、スープを頼もうとメニューを見てみました。
いろいろ並んでいますが、やはりこれが一番魅力的。
とてもおいしいのですが、ちょっと塩辛かったかな?
「粢飯糕は?」
「ありません。」
やきそば、炒飯を勧めてくれましたが、もうお腹はいっぱい。
今日は、ビールに招興酒も結構飲んで、1人4,500円。
![]() |
![]() |
香菜幹絲 | 香菜肚皮 |
![]() |
![]() |
毛氏家郷 | 腐乳毛蚶 |
![]() |
![]() |
皮蛋豆腐 | 清炒豆苗 |
![]() |
![]() |
百葉炒鹹菜 | 雙冬面筋 |
![]() |
![]() |
付乳空心菜 | 青菜包 |
![]() |
![]() |
茭白鱔絲 | 鹹菜黄魚湯 |
夕食の後、もう少し飲もうかという事で店を探しながら坂を下りたのですが、
いつの間にか上野まで出てしまいました。
で、何故かこの店に。(^^)
皮蛋豆腐 豆腐とピータン合え
毛蚶 赤貝の酒漬
葱油鶏 鶏の冷菜
やはり、この店は、もっと早くきていろいろ頼まないと・・・・・・
かなり遅い時間という事もあり店にはほとんどお客もなく、もしや閉店モード?
既にお腹が一杯なので、ビール・招興酒等と一緒に、酒のつまみ系を頼みました。
さっき食べたばかりなのですが、
「ピータンが食べたい!」との強いリクエスト。
「豆腐はなしでピータンだけにしてよ」とお願いしたのですができないとの事で、この品を頼みました。
出てきたところ皮蛋がちょっぴりで、なるほど皮蛋だけじゃ難しいかも。(^^)
前回食べておもしろかった記憶があるのでこの品を頼んだのですが、なんだか生臭い感じ。
こういう品なのでしょうが、ちょっと口に合わなくて、結局、残してしまいました。
前回の腐乳と違った味付けのせいかと思ったのですが、前回も口に合わなかったようで、
一緒に食べた人たちに悪いことをしました。
白切鶏あたりも頼んでおこうと壁のメニューを探したら、
葱油三黄鶏という名が。
お願いしたところ、「三黄鶏」はないとの事で、普通のニワトリで作ってもらいました。
白切鶏とはちょっと違いますが、これはおいしくてホッとしました。
5人で6,000円でした。
![]() |
![]() |
皮蛋豆腐 | 毛蚶 |
中華料理日記-日本編 に戻る
Copyright(C) 2000-2011 タムタム
|