ずいぶん前に会社の上司から教えてもらったこの店、気になっていたので電話で問い合わせてみると、
夜でも飲茶ができるとの事。
東京に戻ってきた家族と夕食に来ました。
バスの窓から見えたのですが、思ったより大きな店にまずびっくり。
メニューを見ると結構本格的な広東料理がならんでいます。
そこで、招興酒を飲みながら、飲茶の品にいくつか広東料理を組み合わせて頼んでみました。
白切鶏 蒸し鶏のネギソース
味付けはまさに香港の味。もうちょっと薄く切ってくれて、鶏自身がおいしいと言うことないのですが・・・・・・
蝦餃 エビ蒸し餃子
かなり小ぶりだったので、出てきてガッカリ。でも、食べてみると、なかなかイケます。これは期待が持てます。
百花金銭 エビのすり身椎茸のせ蒸し
「金銭」の字から焼き物と私が勘違いして頼んだ品。でも、すり身系は好きです。
潮州粉果 椎茸と干しエビとニラの蒸し餃子
ちょっと皮が厚いですが、モチモチして期待通りのおいしさ。
蟹蝦肉春巻 カニ肉とエビのぶつ切り入り春巻
もっと庶民的な春巻を食べたい所ですが、息子の好物なので仕方なく頼みました。
やはり、ちょっともったいない一品。ぶつ切りのカニ肉ならもっと別の食べ方をしたい所です。
豉汁排骨 スペアリブの黒豆ソース蒸し
これは香港の味。私は好きです。
魚灌湯餃 ふかひれ入りスープ仕立ての特製餃子
メニューで見て、思わず頼んでしまいました。ところが、スープだけで赤酢が出来来ません。
「酢は?」と聞くと、テーブルの酢だとの事。少~しイヤな予感が。
一口飲んで・・・・・・これでは、中華ランチのスープの味です。
また、餃子の皮が厚い上に具もエビがそのまま入っていたりと、記憶の味とは似ても似つかない物。
他の品が総じてよかっただけに、残念でした。
ここまでで、かなりお腹も膨れてきたのですが、
晋洱茶と共に、
持って帰るつもりで更に頼みました。
山薬扣肉煲 豚バラ肉と山芋の土鍋煮
キクラゲとユリ根の煮込みもあったのですが牛肉だったために、豚肉の煮込みのこの品に。
出てくるのにずいぶん時間がかかりましたが、とても気に入りました。
豚バラ肉と同じく山芋も四角く切ってあったのが特徴的。
また、野菜がとても柔らかく、これまた気に入りました。
ただ、出てくるのに時間がかかった分、お腹も一杯になってきて、あまり食べられなかったのが残念。
海鮮福建炒飯 チャーハンに海鮮あんかけ
あっさりめでとてもおいしい福建炒飯でしたが、やはりちょっとしか食べられませんでした。
お腹が一杯にもかかわらず、デザートも頼みます。
蛋黄蓮蓉包 蓮の実のあん入り蒸しまんじゅう(鹹蛋入り)
これは写真撮影用。素朴な味でなかなか。
香芒布丁 マンゴープリン
とても上品なマンゴープリン。食べてびっくり。
私の大好きな味付けです。ちょっとムース風に果肉もしっかり。
最近食べた中で一押しですね。(^^)
食べきれない蟹蝦肉春巻、山薬扣肉煲、
海鮮福建炒飯を包んでもらいましたが、
アルミの容器2つに詰めてくれ、それをしっかりした紙袋に入れてくれて感激。
いやいや、気に入りました。
これだけ食べて恐ろしいのが勘定です。
一皿がそこそこ値が張る(飲茶メニューで600円~1,200円)上にこれだけ食べたので、おそるおそるレジへ。
1万円以上だとクレジットカードも使えるとの事にホッ。
お店の人も「3人で伝票2枚も食べる人はめずらしいですね・・・・あっ、実質2人か!」と少々呆れ顔。
で、家族3人で16,000円。これはちょっと食べすぎです。 反省!
(後で気が付いたのですが、サービス料10%付いていました)