「タムタムの中華料理日記」

日本のレストラン編-雲南茶房

東京都板橋区板橋1-35-10 YIKビル3F

TEL 03-3963-6399

http://www.chinachina.co.jp/

(閉店しました)


雲南茶房 室内
2007年2月撮影

2007年2月18日 雲南茶房

プーアール茶専門のネットショップであるこの店が主宰するお茶会に参加してきました。 遅刻!と思ってバスを追いかけて乗った所が、埼京線であっという間に板橋に着き、なんと20分も前に到着。(すいません、早く着きすぎて・・・・)
今日は、お店のプーアール茶の他、店主ご自身がお持ちのお茶もいろいろ出していただき、全部で15種類以上。2時間というところが、5時間も長居してしまいました。

晋洱茶・餅茶(生)
最初にいただいたのがこの店で販売している05年産の生茶。 生茶とは圧縮して自然に醗酵させているもので、時間が経つと陳年茶になります。 このお茶は、05年産という事でベースの緑茶の風味がしますが、少し醗酵しているせいか、梅のような香りがします。フルーティーでスモーキー、ちょっと後に残るきつい感じは、醗酵度の少ない青茶のよう。若葉を使っているので、産毛がたくさんあって、ウマミがでるそうです。

晋洱茶・餅茶(熟成)
続いていただいたのが、この店で販売している熟茶。 熟茶は人工的に醗酵させたもので、短いところでは10日位で作ってしまうそうで、この店のは、気温40度代、湿度70%の所で100日置いて作っているとのことでした。

宮廷晋洱茶・散茶(熟・特級品)
続いて、同じく熟茶。先ほどのお茶は餅茶と言って餅状に固めてありますが、これはパラパラとした散茶です。

古晋洱(生茶-00年頃)
続いては、店主が中国で買ってきたという古晋洱。 さらっとした感じになっていました。

晋洱七子餅茶(生)
同じく店主が中国で買ってきたという生茶。 結構名の知れたブランドだそうですが、梅の香りがしてちょっと苦スッパイ感じ。 「うちのお茶に比べるともうひとつだね」と店主。(笑) でも、確かに、さきほどのお茶は苦かったりスッパイ感じはしません。

晋洱白毫
店主のお茶を飲ませてもらったのですが、名前を見てびっくり。 確か白毫銀針は白茶。 で、味わいはフルーティーな白茶。 それにしても、不思議なお茶です。

晋洱茶(生)(90年頃)
これまた、店主のお茶で、 20年近く置いたことになりますが、においがなくなってさっぱりした感じです。

晋洱茶(生)(85年頃)
これまた、店主のお茶で、20年以上置いたお茶。 こちらは、ちょっと苦味がありました。

白牡丹
これまた、店主のお茶で、ちょっと低めのお湯でいただきました。 甘くておいしいと感じましたが、この甘さが実にやさしいですね。 別のメンバー曰く、「産毛の味だ」「スモーキー」

晋洱茶・餅茶(生)
次いで、この店で販売している06年産の生茶。 実に飲みやすく、05年産に比べて渋みが少ないと感じました。 ここで、餅茶の崩し方講座が開かれたのですが、白牡丹を飲んでいて、私は気づきませんでした。(^^)

玫瑰茶
ついで、花茶の登場です。まずは、バラ茶。 飲んだ感想は、「おかしみたい」やさしい香りです。

プーアール茶ラテ
そして、店主お薦めのプーアール茶ラテ。 濃い目のプーアール茶に香りつけのほうじ茶、そしてミルクを入れて作ります。 プーアール茶は濃くいれるとコーヒー、割り下、麺つゆみたい。 砂糖を入れるとインドのチャイみたいです。 タカセの揚げパン?といただいたら、実によく合いました。(笑)

蓮茶
次いで、ベトナム(越南)の蓮茶。 なんでも、花びらではなくおしべで作るお茶だそうで、チューイングガムのような味と香り。香りの出るお茶は高温でいれるそうです。

鳳凰単欉
ここで青茶登場。マスカットフレーバーですね。

ジャスミン
さらに花茶が続きます。メンバー曰く、「カレー」 これはチョット応用編ですね。

菊花茶
そして、菊の花。 薬のような味わいですが、お湯を入れるとプルンプルンした表情。

本当にたくさんのお茶を飲ませていただき、すっかり長居をしてしまいました。 気に入ったお茶を少し買って帰ったので、今度飲むのが楽しみです。

ずらりと並んだ晋[シ耳]茶
ずらりと並んだ晋洱茶

05年生茶 05年生茶
05年生茶 05年生茶

05年生茶 熟茶
05年生茶 熟茶

熟茶 熟茶
熟茶 熟茶

古晋[シ耳](00位) 古晋[シ耳](00位)
古晋洱(00位) 古晋洱(00位)

晋[シ耳]七子餅茶(生) 晋[シ耳]七子餅茶(生)
晋洱七子餅茶(生) 晋洱七子餅茶(生)

晋[シ耳]七子餅茶(生)
晋洱七子餅茶(生)

晋[シ耳]白毫 晋[シ耳]白毫
晋洱白毫 晋洱白毫

晋[シ耳]白毫 晋[シ耳]白毫
晋洱白毫 晋洱白毫

生茶(90) 生茶(90)
生茶(90) 生茶(90)

生茶(90)
生茶(90)

白牡丹 白牡丹
白牡丹 白牡丹

[王攵]瑰茶 [王攵]瑰茶
玫瑰茶 玫瑰茶

プーアール茶ラテ プーアール茶ラテ
プーアール茶ラテ 左:晋洱茶、右:ほうじ茶 濃くいれた晋洱にほうじ茶を注ぎます

タカセの揚げパン、プーアール茶ラテ 蓮茶
タカセの揚げパン プーアール茶ラテ 蓮茶

鳳凰単[木叢] 鳳凰単[木叢]
鳳凰単欉 鳳凰単欉

ジャスミン ジャスミン
ジャスミン ジャスミン

ジャスミン
ジャスミン

菊花茶 菊花茶
菊花茶 菊花茶



2007年3月10日 雲南茶房

先日のお茶会プーアール茶をを少し分けてもらいました。

晋洱茶(生)
何年産のものか聞くのを忘れたのですが、のんびりした週末にいただきます。 小さな塊を少しいただいたのですが、周囲の破片を集めて湯を注ぎます。 まずはすぐに湯を捨てますが、これを洗茶と言い、晋洱茶の場合はこれをした方がよいそうです。長い間寝かせますので、ゴミが入ることもあるからとか。 このお茶、よく飲む晋洱茶とは違った独特な後味がします。何かな?と思って、妻に飲んでもらったら、「日本の緑茶みたいね。」 渋みというか、苦味というかが、そう感じさせるのでしょうか? 開いた茶葉も緑茶みたい。

生茶 生茶
生茶 生茶

生茶 生茶
生茶 生茶



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