プーアール茶専門のネットショップであるこの店が主宰するお茶会に参加してきました。
遅刻!と思ってバスを追いかけて乗った所が、埼京線であっという間に板橋に着き、なんと20分も前に到着。(すいません、早く着きすぎて・・・・)
今日は、お店のプーアール茶の他、店主ご自身がお持ちのお茶もいろいろ出していただき、全部で15種類以上。2時間というところが、5時間も長居してしまいました。
晋洱茶・餅茶(生)
最初にいただいたのがこの店で販売している05年産の生茶。
生茶とは圧縮して自然に醗酵させているもので、時間が経つと陳年茶になります。
このお茶は、05年産という事でベースの緑茶の風味がしますが、少し醗酵しているせいか、梅のような香りがします。フルーティーでスモーキー、ちょっと後に残るきつい感じは、醗酵度の少ない青茶のよう。若葉を使っているので、産毛がたくさんあって、ウマミがでるそうです。
晋洱茶・餅茶(熟成)
続いていただいたのが、この店で販売している熟茶。
熟茶は人工的に醗酵させたもので、短いところでは10日位で作ってしまうそうで、この店のは、気温40度代、湿度70%の所で100日置いて作っているとのことでした。
宮廷晋洱茶・散茶(熟・特級品)
続いて、同じく熟茶。先ほどのお茶は餅茶と言って餅状に固めてありますが、これはパラパラとした散茶です。
古晋洱(生茶-00年頃)
続いては、店主が中国で買ってきたという古晋洱。
さらっとした感じになっていました。
晋洱七子餅茶(生)
同じく店主が中国で買ってきたという生茶。
結構名の知れたブランドだそうですが、梅の香りがしてちょっと苦スッパイ感じ。
「うちのお茶に比べるともうひとつだね」と店主。(笑)
でも、確かに、さきほどのお茶は苦かったりスッパイ感じはしません。
晋洱白毫
店主のお茶を飲ませてもらったのですが、名前を見てびっくり。
確か白毫銀針は白茶。
で、味わいはフルーティーな白茶。
それにしても、不思議なお茶です。
晋洱茶(生)(90年頃)
これまた、店主のお茶で、
20年近く置いたことになりますが、においがなくなってさっぱりした感じです。
晋洱茶(生)(85年頃)
これまた、店主のお茶で、20年以上置いたお茶。
こちらは、ちょっと苦味がありました。
白牡丹
これまた、店主のお茶で、ちょっと低めのお湯でいただきました。
甘くておいしいと感じましたが、この甘さが実にやさしいですね。
別のメンバー曰く、「産毛の味だ」「スモーキー」
晋洱茶・餅茶(生)
次いで、この店で販売している06年産の生茶。
実に飲みやすく、05年産に比べて渋みが少ないと感じました。
ここで、餅茶の崩し方講座が開かれたのですが、白牡丹を飲んでいて、私は気づきませんでした。(^^)
玫瑰茶
ついで、花茶の登場です。まずは、バラ茶。
飲んだ感想は、「おかしみたい」やさしい香りです。
プーアール茶ラテ
そして、店主お薦めのプーアール茶ラテ。
濃い目のプーアール茶に香りつけのほうじ茶、そしてミルクを入れて作ります。
プーアール茶は濃くいれるとコーヒー、割り下、麺つゆみたい。
砂糖を入れるとインドのチャイみたいです。
タカセの揚げパン?といただいたら、実によく合いました。(笑)
蓮茶
次いで、ベトナム(越南)の蓮茶。
なんでも、花びらではなくおしべで作るお茶だそうで、チューイングガムのような味と香り。香りの出るお茶は高温でいれるそうです。
鳳凰単欉
ここで青茶登場。マスカットフレーバーですね。
ジャスミン
さらに花茶が続きます。メンバー曰く、「カレー」
これはチョット応用編ですね。
菊花茶
そして、菊の花。
薬のような味わいですが、お湯を入れるとプルンプルンした表情。
本当にたくさんのお茶を飲ませていただき、すっかり長居をしてしまいました。
気に入ったお茶を少し買って帰ったので、今度飲むのが楽しみです。