「タムタムのアメリカ中華料理日記」

麒麟金閣 GOLDEN UNICORN RESTAURANT

18 East Broadway, NYC, NY 10002

TEL 212-941-0911


麒麟金閣
1999年11月撮影

1999年11月21日 麒麟金閣 GOLDEN UNICORN RESTAURANT

今日は、前から目をつけていたNYで一番人気の飲茶の店に来ました。
いつも並んでいるようなので、少し早め11時過ぎ(日曜です)に行きました。 1階のエレベーターの前の係員に「5人」と言うと、「2階へどうぞ」 待ち時間はありませんでした。

ここもワゴン式。ワゴンに漢字と英語のメニューがかかっていますが、字が消えかけていてよく見えません。 ワゴンを押す女性陣は年齢の幅が結構あり、年配の人の中に中学生みたいな人も混じっています。 ちなみに、ワゴンのおばちゃんの1人は日本語が少しできます。 ワゴンで運ばれる蒸篭は竹製ではなく金属でした。少し残念です。

周りを見渡すと、地元の人が多いようです。期待がもてそう。(^^)

まず、いつもの 晋洱(プーアール)茶を頼んだ後、次の品を頼みました。
蝦餃     えびぎょうざ
焼売     しゅうまい(普通のものと蝦入り)
豉汁排骨  スペアリブ(中国風)
豉汁鳳爪  鶏の足。
腸粉   エビ入り中華風クレープ
竹巻     ゆばまき
糯米鶏   ちまき。
烟肉巻   エビのミンチのベーコン巻揚げ
鶏の肉饅
春巻    はるまき

豉汁鳳爪はかなり大きく、鶏の足そのものでした。 また、蝦餃なども、いつもの店の方がいいように思いました。 反面、糯米鶏、蝦腸粉などは、こちらの方がおいしいかもしれません。
全般的に、牛栢葉がなかったりといつもの店より種類が少ないようですが、味は上品でおいしいです。

印象に残ったのは、ここの春巻です。
私は、普段、他の料理を食べたいので春巻を食べることはないのですが、この店のものは別です。 絶品でした。

一品料理のメニューを見ていて大発見です。
なんと、あの福建炒飯があるではないですか!!
13ドル50セントと高めですが、仲間にお願いして頼むことにしました。
予想通り、すごい量でしたが、 ひさしぶりに、ちゃんとした福建炒飯を食べることができました。 感激です。
夜は、本格的な広東料理をだしてくれるのかもしれません。期待が持てます。

デザートは
椰汁糕 ココナッツゼリー
蛋撻     カスタードタルト
芒菓布甸  マンゴープリン

椰汁糕は小さな栗の実のようなものが入っていました。
また、芒菓布甸が、フルーティーでしかもババロアのようにやわらかくとてもおいしかったです。

今日は、5人で85ドルでした。少し高めなのは、福建炒飯を頼んだせいかもしれません。

続く

店の入り口 蝦餃
店の入り口 蝦餃

竹巻 蝦腸粉
竹巻 蝦腸粉

春巻 福建炒飯
春巻 福建炒飯

椰汁[米羔] 芒菓布甸
椰汁糕 芒菓布甸



1999年11月25日 麒麟金閣 GOLDEN UNICORN RESTAURANT

きょうは、サンクスギビング。アメリカのほとんどの店が閉まります。 うちの近所の中華料理屋も今日は休んでいました。 ところが、チャイナタウンは例外です。それを聞きつけた私は、古くからの友人と今日は2人でやってきました。

まず、いつもの店へ。

11時半頃着いたら、建物近辺がやけに混雑しています。雨が降り出したせいかもしれないと思いながら、中に入ってびっくり!
超満員です。受け付けの人も整理をあきらめている状態で、今まで行った中で一番混んでいました。

次にこの店に来ました。 1階のエレベーターの前の係員に「2人」と言うと、「3階へどうぞ」 待ち時間ありませんでしたが、受け付けの所に「昼12時までしか入れません」とあったのが気になります。

いつもの 晋洱(プーアール)茶を頼んだ後、次の品を頼みました。
蝦餃     えびぎょうざ
焼売     しゅうまい(普通のものと蝦入り)
韮菜餃   にらぎょうざ
豉汁排骨  スペアリブ(中国風)
竹巻     ゆばまき
烟肉巻   エビのミンチのベーコン巻揚げ
牛肚     牛の胃

今日も牛栢葉はありませんでした。 また、蝦腸粉も食べたかったのですが、今日は我慢しました。
牛肚は、ワゴンのお姉さんに広東語読みを聞いたのですがよく聞き取れず(牛腸かと思いました)、翌日、会社の同僚に写真を見せて聞きました。 牛什だともっと濃い茶色なんだそうです。 この料理は、いつもの店でも、若い男性がよく食べていました。

デザートは
芒菓布甸  マンゴープリン
蛋撻     カスタードタルト

今日も芒菓布甸絶品で、 最初2人で1個頼んだのですが、あまりにおいしいのでもう1個食べようという事になりました。 ところが、なかなかワゴンが回ってきません。途中で妥協して蛋撻にしました。 代役ですが、これもなかなか好評でした。

今日は、2人で35ドルでした。

ところで、食べているうちに気付いた事があります。ウェイターがワイングラスをたくさん出してくるのです。 酒でも飲んでいる人がいるのかと見回しましたが、見当たりません。
しばらくすると、大きな額を持った人たちがやってきました。絵でも描くのかな?と思っていると、ウェディングドレスの登場です。
そうです。結婚披露宴だったのです。
新郎、新婦は横の控え室みたいな所で待機。周りが食べおわるたびに、赤いテーブルクロス、ワイングラスに赤いナプキンが置かれていきます。 正面には新郎・新婦の席とその前ににっこり微笑む二人の写真(^^)  受付辺りでは参加者が胸にさす花の準備が始まりました。

ふと気が付くと、各席にレミーマルタンが置いてあるではないですか。 新郎・新婦はずいぶん若い感じでしたが、これはきっとお金持ちの結婚式なのでしょう。

私の座ったあたりは、この披露宴では使わないようでしたが、長居しないうちに帰ることにしました。

続く

韮菜餃 [豆支]汁排骨
韮菜餃 豉汁排骨

牛肚
牛肚

結婚式の宴席-1 結婚式の宴席-2
結婚式の宴席
各席にあるレミーマルタンに注目
結婚式の宴席



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