台湾に行った知人から、お茶のお土産をいただきました。
東方美人
この茶葉、烏龍茶のように葉が巻いておらず、しかも黒かったり茶色かったり、はたまた白かったり。ところが、湯を注ぐと細い茶葉が広がって紅茶のような色に。味もどこか紅茶に似た感じ、と言うか、紅茶を軽くした感じ。
同じ醗酵の進んだ晋洱とは、色は似ていても味は全然違うのです。
2005年6月7日 東方美人
林華泰茶行
台北市重慶北路二段一九三號
実は、台湾に来て最初に食べたのが、茘枝。
擂茶体験を終えてホテルのある南投懸のドライブインで、今度は茶叶蛋(茶葉玉子)の差し入れ。茶葉の色がついたのか、玉子の殻は茶色。殻をむくと茶色の筋が入っています。味付けゆで玉子という感じで、あっという間に平らげてしまいました。
とってもおいしいだけに、行く末恐ろしや・・・・
(続く)
北埔に向かうバスの中での差し入れです。
台湾も香港と同じく今が茘枝の季節との事で、なんともジューシーな事。
茶叶蛋 | 茶叶蛋 殻をむいたところ |
続いて、今回のツアーのメインイベントの1つ、評茶です。
評茶はお茶の品評会で使われる飲み方だそうで、同じ条件に揃えてお茶を比べるもので、3gの茶葉を使い、5~6分だすのだそうです。
ただ、それでは品種によっては必ずしもベストの淹れかたではないので、今回は若干調整しておいしく飲めるようにアレンジしてくれました。
今日のバスでは、バナナと茘枝の差し入れ。いつもありがとうございます
ただ、腹にたまりそうで、怖い、怖い。(笑)
(続く)
2005年6月17日 バス車中
台湾のバナナは小振りだがとても甘い。
私は、日本ではあまりバナナを食べないのだが、ペロリと平らげてしまった。
バナナ | 茘枝 |
プール騒ぎの後、ホテルで朝食。
この後のことを考え、今朝も軽めにと中華主体で選んだ。
お粥
豆乳
点心
オムレツ
(続く)
ここのは、具が入っていてトッピングがないお粥だった。
好みに応じて砂糖を加える。この方が良心的かもしれない。
点心は饅頭と焼売。私は焼売をいただいたが、北方系の焼売だった。
その場で作ってくれるオムレツコーナーがあったので、思わず頼んでしまった。
ところが、できてきたものは・・・・・ん~・・・・
よく見ると、棟に「見習」のバッチが。
ま、仕方ありません。
お粥 豆乳 点心 |
スクランブルエッグ オムレツ |
台北に向かう途中、鶯歌の陶器街で買い物タイム。
とっても蒸し暑い中、陶器街の駐車場にはバスは停められないという事で、駅から5分ほど歩いて向かいます。細い道を車が通るので、ヒヤヒヤ。そして、道路を渡るのに一苦労。
ついたところは、観光地でした。(笑)
陶器の方はほどほどに、私は食べ物屋を見て回りました。
さすがに、全部食べていると体がもたないので、如生[習元]という店で、涼しそうなデザートをいただきました。
理由は、結構混んでいたから。暑いから、皆、考えることは同じなのでしょうかね?(笑)
あと、上手なのは、列がなくなると店の人が呼び込みをしていたこと。
この店、なかなか商売熱心です。
黒豆豆花
(続く)
この店、花生黒豆豆花(35元)と黄豆豆花(30元)の2種類あるのですが、黒豆をチョイス。さらには、トッピングに花生、ハト麦、緑豆をお願いしました。
と言っても、北京語のできない私、お恥ずかしながらできる方にお願いしてしまいました。だから、進歩がないのですよね・・・・トホホ
さて、この品、特に冷やしている訳ではないのですが、ちょっと冷たくてよい感じ。
豆類のほんのり甘さが疲れを取ってくれます。
それにしても、花生(ピーナッツ)が柔らかいこと。
如生[習元] 豆花屋 | 如生[習元] 豆花屋 |
大腸麺線屋 | 臭豆腐他、食べ物屋 |
豆花、冷たいお茶屋 | 冷たいお茶屋 |
今朝も、まずホテルで朝食。
お客が多くて座れるテーブルを見つけるのに一苦労。
この後のことを考え、今朝も軽めにとお粥とフルーツ。
ここのお粥は具入り、揚げパン入り。
日替わりかな?
(続く)
午前中は、お茶請けを買いに行く人の後ろについて乾物屋街に。
私の狙いは鹹魚だったのですが、どうも店の様子が違います。
という訳で、私もドライフルーツに方針転換。 実は、甘いものも好き
最初に買ったのが洛神花(ハイビスカス)。
台湾曼文芒果
油切果
(続く)
意外に置いてある店が少なく、既に見つけた人に教えてもらいました。
太蔘薬公司 慶芳食品行
続いて探したのが芒果(マンゴー)。
これまた、何軒か比べて既に見つけた人に「マンゴーはこの店のがおいしい」と、教えてもらいました。
店(合信蔘葯行)の人曰く、この品はドライフルーツなのですが、冷蔵庫で冷やした方がよいとの事。冷やしておけば1年は持つというのもおもしろいですね。
同じ店で見つけたのが、この果物? 食べてみると甘くて美味しい。
なんの果物かわかりませんが、買って帰りました。
日本に帰って教えてもらったのですが、山楂なんだそうです。
洛神花 | 太蔘薬公司 慶芳食品行 |
台湾曼文芒果 | 油切果 |
台湾曼文芒果 | 油切果 |
続いてタクシーで城内市場に向かいます。
ここでは、女性陣の買い物にお付き合い。
な~んて言いながら、買い物が終わった後はちゃっかり豆花屋に行く私。(笑)
愛玉檸檬 25元
花生豆花 25元
(続く)
実は、士林夜市では愛玉ジュースしかなく、とっても残念だったので、ここでめぐり合えて嬉しい限り。
大きな皿に大きく切った愛玉と緑色の檸檬が映えて、何より愛玉の大きいこと。
食べる際にはもう少し小さくなりますが、とってもさわやかな味でした。
ピーナッツ(花生)は甘くなく、シロップだけの味という感じ。
どこでも感じるのですが、このピーナッツがとても柔らかいのですよね。
城内市場 | 豆花屋 |
愛玉檸檬 | 花生豆花 |
愛玉檸檬 大きく切った愛玉に緑色の檸檬 | 豆花のトッピング |
今朝は、豆乳屋には行かずに、地下鉄でお粥横丁に向かいます。目当ては、虱目魚粥。
こちらで紹介されているのを、是非食べてみたいとかねがね思っていたのです。
さて、ガイドブックを片手に地下鉄を降りて歩き出して、変だな?
気を取り直して、大きそうな店に入ってみましたが、どうもイメージが違います。
カフェテリア形式で、お粥だけでなく料理もいろいろと選べるタイプ。
しかも、お粥は清粥だけで、虱目魚粥はありません。単品では虱目魚はありますが、時價となっています。
あきらめて他を探すと、広東粥という店を発見。
「ま、虱目魚粥はあきらめてこれにするか」と思ったら、開店が11時。昼食の約束が11時半なので、到底無理です。
後で教えてもらったのですが、虱目魚粥は台南では一般的なんですが、台北では置いてある店はそんなにないとの事。いやいや、暑さと空腹でフラフラです。
(続く)
お粥屋らしきものは見つけたのですが、大通りの左。ガイドブックでは大通りから右に入ったところとありますが、探しても見つかりません。
見つけたお粥屋も数件で、これで横丁?という感じ。
大手粥店 | 広東粥の店 |
昼食の後、特に予定のなかった私は、念願かなって本屋に。
今回買った本は次の通り。
この中で出色は台灣小吃。外国に移民して台湾料理屋をする人向けの本で、最後には材料や調理器具の仕入先リストまである。実は、この麺屋バージョンもあって欲しかったのだが、キリがないので我慢。また、養生燉補は季節毎に合ったスープを紹介する構成だが、料理コーナーではなく、ダイエットコーナーで発見。買うかどうか、しばらく悩んだのだが、こちらは思い切って買うことにした。
1は邦聨文化事業有限公司、2は揚桃文化事業有限公司、
3は台視文化事業股份有限公司、4は躍昇文化事業有限公司
で中国語(繁体字)のみ。
(続く)
1.台灣小吃 280元
2.超級下飯 台灣料理 99元
3.開胃小菜 216元
4.養生燉補 320元
本屋も1軒ではおさまらず、結局もう1軒、24時間営業のこの店に来ました。
おしゃれな感じのこの店、洋書の品揃えも多いという事で、中華料理関係は少ないかと思ったら、どうして、どうして、なかなかよい本が揃っています。
で、買った本は次の通り。
1は笛藤出版圖書有限公司、2と3は台視文化事業股份有限公司で、いずれも中国語(繁体字)のみ。
(続く)
1.中國名菜精華 380元
2.家庭陝西菜套餐 350元
3.家庭客家菜套餐 350元
本屋を回っただけなのに、暑さにグロッキー。
前夜の夜更かしがきいているのだろうと、ホテルに戻って、冷たいジュースを飲み、一眠り。ちょっと元気になりました。
閉館までそれほど時間はないものの、タクシーで故宮博物院に来ました。
「中華料理日記でなぜ博物館?」 実は、目当ては翠玉白菜という翡翠を彫って作った白菜。ご丁寧に、バッタが2匹乗っています。
隣に、自然石でできた角煮。思わず食べたくなるくらい。
残念ながら写真撮影は6月1日から禁止に。
横で携帯電話でバシャバシャ撮っている日本人のおじさんがいましたが、私は我慢。
売店に行ったところ、なんと角度によって2つが交代で見えるマウスパッド発見。
職場のマウスパッドはこれしかない、と早速買って帰りました。
(続く)
故宮博物院 | マウスパッド 翠玉白菜と自然石の角煮 |
いったんホテルに戻ってから、夕食の待ち合わせの場所で、一服。
龍井茶をいただきましたが、これが実に甘くておいしい。
でも、台湾では売っていないそうで、残念。
(続く)
龍井茶 | 龍井茶 |
夕食の後、夜市に向かう途中、バスを降りると目の前に本屋。
もう十分に本屋には行っているはず(こことここ)なんですが、つい足が向いてしまいます。
今回は、見るだけと思っていたのですが、結局2冊買ってしまいました。
1.ONE PIECE 航海王 85元
1は子供のお土産。日本でも人気のマンガ。「航海王」と訳すところがいいですね。
「日本集英社正式授權台灣中文版」とありますので、正規版。(^^)
しかも、息子に渡したところ、最新版だとか。早いですね。
2は漢方の本。中国語(繁体字)のみですが、160種類の漢方の処方がそれぞれの薬剤の写真付きで解説されています。中華料理にも漢方が食材としてよく使われることもあり、友人が持っていてうらやましいなと前々から思っていた本。結構重いのですが、定価1120元が608元になっていた事もあり、思わず買ってしまいました。
1は東立出版社有限公司、3は三栄文化出版事業有限公司で、いずれも中国語(繁体字)のみ。
(続く)
2.中藥方劑 常用圖典 608元
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