タムタムの『NY便り』 1997年11月



No.41
1997/11/08(Sat)
ゲストスピーカー(NY便り43)

2週間ぶりのNY便りです。

今日は、電車に乗りマンハッタンに行ってきました。
冷たい雨が降っていました。

1ヶ月ほど前のジュリアードのクラスの後、
同級生が「ちょっと話があるんだけど・・・」
「実は僕はニューヨーク大学で教授をしており、アジアの文化を社会人用講座で教えているんだ。」(大学の単位の取れる授業でした)
「その中で、今度日本文化についても教えるのだけど、生の日本人の声を生徒に聞かせたいんだ。」
「ついては、ゲストスピーカーとして授業に参加してもらえないだろうか?」

なんだかおもしろうそうなので、軽い気持ちで引き受けてしまいました。

しばらくしてレジュメを渡され、
1.日本の女性の地位について
2.日本文化を知る上で大事なこと
3.集団と個人の関係について
4.おじぎの仕方について
などについてしゃっべてほしい。トピックは変えてもらっても結構。
時間は「1時間」と言われました〜。1時間もしゃべるの〜??
と同時にNYタイムズの日本に関する記事(授業の副教材)をいくつか渡されました。内容はなかなかおもしろく、日本の小学校教育(特にクラスルーム?)、水俣病、成田空港闘争、俳句ブームといったところでした。

女性スピーカーも欲しいと言われたので、例の従姉妹にも声をかけ、彼氏も一緒に3人で授業にお邪魔しました。

9時から始まる授業は生徒が10人少し(登録は15人)で、見た感じ20代後半から40歳くらいといったところで、年齢層はいろいろです。

最初の1時間インドの映画を見ました。低カーストの人達の文盲を克服するプログラムの話で、年配の主婦がみるみるうちに字を覚えて、意識も変わっていくというものでした。

次の1時間は先生の授業で、日本の「教育、宗教、大衆文化」について、明治から教育制度が大きく変わり、その当時世界最高水準だったこと、小学校教育がユニークな反面、学歴社会と言われていること、宗教意識に薄いこと、仏教と神道の共存、新興宗教の話(創価学会)、俳句?や音楽など文化を愛する人が幅広くいる反面、まんがを読むおとな
が多いこと。

で、最後の一時間・・・・です。
前の晩にビールでボーッとした頭でレジュメを作ったのですが、早速、従姉妹の彼氏の指摘を受けました。
「HONNNE、N1個多いですね。ローマ字変換の癖ですね・・・」
アリャ〜

結局、
「恥の文化」の話を少し、
女性の地位ということで私の祖母、母、妹の話をし、
最後に「おじぎ」もいろいろ種類があるという話をしました。
先生を含めどんどん質問がき、従姉妹や彼氏と一緒に答えたのですが、皆さん熱心でびっくりしました。

おもしろい質問としては、「NY大学にも日本人留学生がたくさんいるが、女性が多いのはどうしてだと思いますか?」「あなたの子供におじぎの仕方をきびしくしつけますか?」

授業の後、家族と待ち合わせ、従姉妹達とご飯(スペイン料理?)を食べました。生牡蠣の店にはふられた腹いせに、この店でも生牡蠣を頼みました。全体的に、なかなかウマウマでした。

なかなかおもしろい体験でしたが、とっても疲れました。




No.42
1997/11/09(Sun)
教習(NY便り43−2)

今日は久しぶりの車の教習です。

免許がとれないよ〜♪




No.43
1997/11/10(Mon)
ペニンシュラ(NY便り44)

ペニンシュラに行ってきました。
食後(めずらしく日本食・・・メンチャンコ、でも皿うどんのほうがおいしそうだった)、お茶しようという人が現れ、ペニンシュラでお茶と相成りました。
6年前はこんなホテルしかなかったのです。お茶できるところが。
でも、コーヒー1杯で5ドル半しますからね・・・・タカイタカイ
当時は昼食時になると、日本人から隠れてました。

今はフロアーにほとんど日本人いませんので、こちらから誘わない限り、なかなかこういう展開にならないので安心です。
で、普段は弁当買ってきます。




No.44
1997/11/12(Wed)
試験2(NY便り45)

皆さん、こんにちは。タムタムです。

♪これから受けに行きま〜す。

受けてきました。
お蔭様で・・・・・合格しました。

♪♪難しいのですか?

♪ハハ。スクールバスがいなければ・・・なんちゃって(強がり)
♪でも、縦列駐車など路上でやらないといけませんので、日本より難しいと
♪ころもあります。(日本では教習所の練習場でポール数えながらできます
♪よね)

今日は拍子抜けでした。
路上駐車している車は少ないし、走っている車も少ないし、スクールバスはいないし、なによりも試験官が親切でした。

〜免許がとれました〜♪ ホッ♪




No.45
1997/11/14(Fri)
雪(NY便り46)

今日起きたら、雪でした!!
さ、寒い!!
夜中から降り始めた雨が明け方から雪(氷に近い)に変わったようです。

息子は大変でした。
「これじゃ雪だるまできないよ」
「ハーハーすると白い」
「雪って堅いんだ」

夕方からまた雪になりました。
今度はぼたん雪です。
明日起きたら雪かきです。




No.46
1997/11/21(Fri)
飲み会(NY便り47)

金曜日の晩、アメリカ人と飲みに行きました。
酒飲みはどこの国も同じですね。
途中からテキーラに一気になり、飲み干さないと怒られます。

最初は独身のロシア人にポーランド人のウェートレスを紹介しようという話から始まり、その後、会社の女性でだれがいい?という話になりました。
一人ずつ「誰が一番魅力的ですか」聞いていくのですが、その後に「No Guys!」
「男はだめよ」とつくのがアメリカです。
一度勘定してからも誰かがいつのまにか皆の分をまた頼み、結構酔っ払いました。




No.47
1997/11/22(Sat)
タコ焼き(NY便り48)

タコ焼きをしました。

今度のサンクスギビングデー前に職場で持ち寄りパーティーがあります。
私は、レパートリーが1つしかないため、急遽練習と相成りました。実は5年ぶりです。
飲茶のあと、日本食料品店で買い出しをし、作ってみましたが味付けは忘れないものですね。てんかす(揚げ玉)を少し入れすぎたのを除けばなかなかの出来でした。(自画自賛)

息子は出し汁(明石焼風)がいたく気に入り、タコ焼きを出し汁に入れ、三つ葉を上にかけ、魔法をかけてから1つずつ食べてました。
また、手伝いたがったので、ネギを入れるところをやってもらいました。

その後、クリスマスツリーを組み立てましたが、ちょっと大きすぎて組み立てるのに時間がかかりました。背より高かったのです。




No.48
1997/11/26(Wed)
持ち寄りパーティー(NY便り49)

皆さん、こんにちは。タムタムです。

♪今度のサンクスギビングデー前に職場で持ち寄りパーティーがあります。

無事終了しました。
なかなか好評で(また自画自賛)、かなり大量に作ったのですがほとんどなくなりました。
前日、薄力粉 カップ4 分作ったところ、3時間かかりました。数にすると100個は超えていたと思います。

来年も作らないといけないようです・・・・





[戻る]  [1997年12月]  [最新号]

Copyright(C) 1997-2011 タムタム ACCESS_COUNTER