タムタムの『NYから』 1998年6月



No.90
1998/06/27(Sat)


NYもだいぶん暑くなりました。
芝生のため毎日夕方に水をやりますが(たっぷり30分は撒く)、その水につられてか蛍がやってきます。
久しぶりに蛍を見ました。

息子も大喜びです。
うちの奥さんも生で見るのは初めてだそうで、蛍というと椿山荘と思っていたようです。
でも、この蛍って日没前後にしか出ないようです。
先日たまたま早く帰宅する時に気が付きました。





No.94
1998/06/29(Mon)
スープ屋のその後(NYから−1)

こちらもすっかり夏になってしまいましたが、スープ屋の顛末を書きます。
あれは4月か5月、スープ屋に行くと、「来週からサラダ屋をやるから、よろしく。」暖かくなると、スープという気持ちじゃなくなりますからね。

その来週は、あまりサラダという感じでもなくしばらく行かないでいると、次の週はまたスープ屋に。少し涼しくなったこともあるのですが、売れなかったのでしょう。

そして、今はいません。
夏の間は店を閉めることにしたのか、他でやっているのか・・・

という事で別のスープ屋の話を書きます。
知り合いの紹介のスープ屋に行ってきました。
いちおう、フランス料理屋さんです。
日本の洋食屋さんという感じで、ランチセットが14ドル。
これで、サラダにスープ、ワインにデザートまでつきます。
我々は、スープとチーズフォンデュにしました。
気が付くと行列になっていました。




No.93
1998/06/30(Tue)
カーネギーホール(NYから−2)

カーネギーホールで歌ってきました。

安田祥子、由紀さおり姉妹がなぜかカーネギーホールでコンサートをやり、バックコーラスで出ることになりました。

客の入りを増やすためか、コーラスは5団体総勢140人です。
うち男声は我々45人のみ。もう、はちゃめちゃです。
なにせ140人もいますので、全員揃っての練習は直前2回の土曜日のみです。
という訳で土曜日が2回もつぶれました。ブツブツ
直前の土曜日なぞは12時から5時までの5時間練習。最後の1時間半は二人も参加しました。

この2人、なかなかよかったです。すごく丁寧で気さくで。
芸能人にもこういう人もいるんだな、と思いました。
サインはもらい(全員にくれた)、記念写真は撮りましたが、握手は面倒なのでしませんでした。
歌はおねえさんの方が上手ですね。

この最後の練習に出てこない人がいました。
月曜日(本番前日)、電話がかかってきて「練習場所を勘違いしていました。」
仕方がないので、夜、彼の家に押しかけチェックポイントだけ教えてあげました。間違えて一人だけ飛び出されたら大変ですから。

さて、当日。リハーサルはなんと5時からです。
少し早めに会社を出るつもりで準備していたら、4時過ぎからトラブル発生。
ひと段落で5時20分。後をお願いして、あわてて飛び出しました。

リハーサルの後半だけなんとか出ることができ、夕食タイム。
コンサートは8時からで、次の集合は7時です。
お昼に買ったサンドイッチをぱくつき、携帯電話で会社に連絡。
なんとなく気になってまた会社に戻ってしまいました。
結局、戻っても役にただず、再びホールへ。
タキシードに着替え(7年ぶりに着るのでサイズが合うか少し心配でした)、再び携帯電話。やっと解決したとの事でほっと一息。(月末ですから)

8時から客席に入り第一部は天井桟敷から聞きました。
カーネギーは、ここがなかなか音がよく好きです。
大正時代から最近までのヒット曲でした。
二人の声の質が似ているのでなかなかよかったです。

我々の出番は第二部の一部分。10時頃です。
休憩時間に楽屋に戻り、最後の声慣らし。
カーネギーの舞台裏はやはりかなり古いです。
音響装置など、とても質素でびっくりする位です。
まぁ、普通はマイクなんかなしでやりますので、あまり必要ないかもしれません。(今回2人はもちろん使いました)

そして、本番。
歌っている人間にはあまり聞こえないのですよね。
声が前に飛んでいってしまいますから。
客の入りもなかなか。7割以上は入っていたでしょう。
(もっとも直前にタダで配ったという噂もありましたが)

コンサートは11時に無事終了しました。
レセプション、身内の打ち上げと行っていたら、帰ったら3時でした。
オイ、次の日は仕事だぞ!

そうそう。テレビアサヒ系のCSの30分番組で特集するということで、前日に職場でインタビューまでされてしまいました。
私の部分はカットされている可能性大ですが。

という訳で、もし出ていたら教えてください。






[戻る]  [1998年7月]  [最新号]

Copyright(C) 1998-2011 タムタム ACCESS_COUNTER