タムタムの『NYから』 1998年12月



No.122
1998/12/01(Tue)
WDW1(NYから−31)

WDW(ディズニーワールド)の広さは何度かご紹介いたしましたが、山手線より広い敷地に、テーマパーク(遊園地)が4つ、ゴルフ場が10個、ホテルが20個(敷地内のみ)、ウォーターパークが5個程度に、スポーツセンター、カーレース場、ダウンタウンまであったりと桁はずれです。
敷地内には高速道路があり、遊園地間の移動はこの高速道路を使っても20分程度(30km)かかります。また、敷地内の移動用にモノレール(3線)、フェリーにバス、駐車場内の巡回バス等あります。

最初のホテルはその敷地のすぐ外にあったため、また、各テーマパークの駐車場がとても広いため、宿を出て、着くまでに30分以上かかりました。

まぁ、こちらものんびりしたもので、毎日11時頃出かけてましたから・・・・

息子は始終ご機嫌で、毎日歌ばかり歌ってました。
その日のテーマ曲を決めていたようでそればかり歌います。
ある日はミッキーマウスの歌とか・・・・・

毎日暖かく、Tシャツ一枚で十分です。
ところが、日陰に入ったり日が落ちると、冷え込むのです。
夜まで出歩くときは長袖を持ち歩きました。

この後、各テーマパークについて感想と、おまけを4つばかり書くことにします。そうそう、4つのテーマパークは、Magic Kingdom、EPCOT、MGM、Animal Kingdomです。




No.123
1998/12/01(Tue)
WDW2(NYから−32)

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EPCOT
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Experimental Prototype Community of Tomorrow の略だそうで、大人はこれが一番のお気に入りでした。
未来館と各国館に分かれており、一番大きなテーマパークです。
この未来館の方はだいたい見てまわりました。3D映画や、人体の中を探検する乗り物などに最初は乗ったのですが、息子は少し怖かったようです。子供には面白味が少ないのかもしれません。

隠れたヒットはロックンロールとかいう所で、ピーチ・ボーイとかいうパロディーバンド(食べ物)が食べ物はバランスに気を付けようと往年のヒット曲のパロディーを歌うものです。
英語や曲がわかればもっと楽しかったのですが、ジャンクフードばかりのディズニーでこの曲ですから、ほんと、笑えました。
あと、NASAと提携した食物実験農園があり、そこで作った野菜がレストランで出てました。まぁ、この手のものは日本の方が進んでいるでしょうし、実際、日本の施設も紹介されてました。(水耕栽培等)

各国館の方は素通りしただけでした。
息子は限界でしたし・・・・
中華料理のレポートは中華料理日記をご覧ください。
あと、ドイツ館でビールを飲み、日本館でかき氷を食べました。

この季節、クリスマスキャロルの公演があり、それが人気です。お年寄り中心に何時間も前から並んでいましたが、うちは、息子がいるのでパス。
また、夜の9時半から花火とレーザーショーがあったのですが、これも湖の周りの各国館の照明がマッチして点滅したのはきれいでしたが、それなりでした。

次は各国館の展示も見てみたいですね。
あと、各国料理も。

後日アンケートで、2000年記念に顔写真付きのタイルを50ドルほどで売り出すと言ってました。10秒ほどのメッセージも録音でき、タイルにさわるとメッセージが流れる仕組みらしいです。
これを購入したらお土産が減りますかという、なかなか真剣な質問項目もありました。

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MGM スタジオ
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小振りなテーマパークです。
ここの乗り物のいくつかは、東京ディズニーランドにもあるようです。

オーランドにはユニバーサルスタジオもありますが、それと比べても少し小ぶりなようです。

ここは夜の催しがよかったです。
まず、9000人入る野外ステージで(日によっては)一日2回行われるショー。ミッキーのファンタジアをアレンジした感じで、実際に人間が出てくるもの(舞台の周りに水があり船まで出てきます)と、レーザーショーと水への映写を組み合わせた、なかなか凝った作りです。
これは、1時間前から並びました。

あと、クリスマスイルミネーションを施した通りがあり、これも凝った作りでした。

それ以外では、アニメーション館がよかったです。
最後は実際に書いている人が出てき、質問に答えてくれます。

息子はリトル・マーメイドのショーと子供向き3D映画が気に入ったようでした。




No.124
1998/12/01(Tue)
WDW3(NYから−33)

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ANIMAL KINGDOM
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ここは確か今年オープンで、なかなか混んでました。
人気がサファリで、このために朝7時半に行きました。
で、20分待ち。実際はほとんど待ちませんでしたが。
朝早くだとすいているし、動物も起きていると聞いていたのですが、その通りで、チーターを見ることができました。昼前には長蛇の列でした。
このサファリ、なかなかよくできていて、本当に自然の中を走っている気分にさせてくれます。でも、後で裏を見たら、いかに手をかけているか・・・・・・

ディズニーが自然保護を訴えるために作ったテーマパークで、手をかけて自然を見せる・・・・なんとも言えませんね。
ここでは、ジュースにストローは付きません。外からジュースを持ち込んだら、必ずストローはごみ箱に捨ててくださいと念を押されました。
ちなみに、ここは鳥が本当にたくさんいます。

あと、ライオンキングのショー、これも人気で30分前に行きましたが、なんと、舞台装置故障のためショーの途中で中止となりました。
ちゃんと、責任者らしき人が出てきてあやまるところはさすがです。
結局、翌日もう一度見に行きました。

ここの3D映画はBUGS’ LIFEからでなかなかおもしろかったです。

息子は、恐竜の滑り台と骨発掘砂場が気に入ったようでした。
あと、羊にさわれる所も。

帰りがけにアンケートがありました。
自然を強調するためか、通路がせまく、通るのに苦労することがあったと答えておきました。また、道案内もちょっとわかりにくい。

そうそう。
例のサファリの近くにTAMUTAMUというレストランがあります。

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乗り物編
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WDWには様々な乗り物があります。
実際の所、一日乗り物の日にしていろいろな乗り物ばかり乗ったくらいです。

テーマパーク間

モノレール
EPCOT、MAGIC KINGDOM、いくつかのホテルを繋ぐ乗り物で全長、30kmはあるでしょう。ここの運転席、4人まで入ることができます。偶然1度だけ入れてもらえ、息子は大満足でした。

フェリー
MAGIC KINGDOMは駐車場からテーマパークまでモノレールかフェリーでいかなければなりません。モノレールに比べてすいている上、ベビーカーも載せやすいので特に帰りには重宝しました。10分ほどの道中、風が本当に気持ちがよいです。
また、ホテルからMAGIC KINGDOMや、ホテルからダウンタウンへの船もありましたが、これは乗ってません。

バス
テーマパークやホテル間のシャトルバスですが、これは使いませんでした。

テーマパーク内

バス
バスというかひたすら長いカート。車掌さんがつきます。
駐車場からはこのカートに乗ります。駐車場の場所を忘れると大変。初日はなんとなくあわてていたため、見事に失念。車を捜すのに10分ほどかかりました。

電車
MAGIC KINGDOM1周電車や、ANIMAL KINGDOMの羊?コーナーとの間の電車があります。
やはり、子供は電車が好きですね。


EPCOTの各国館の一番遠い所と未来館を繋ぐ船とMAGIC KINGDOMの蒸気船に乗りました。蒸気船は蒸気のせいかなんとなく湿っぽかったです。

ロープウェー
MAGIC KINGDOMの中にあります。
途中、折れ曲がるところに乗降場があるのですが、今では使われておらず、見張りの係員だけがいました。

それ以外に遊園地としての乗り物はもちろんたくさんあり、乗り物好きの子供にはこたえられないと思います。
昔は潜水艦もあったそうで、ないのは地下鉄くらいかな??




No.126
1998/12/02(Wed)
スペースシャトル1(NYから−34)

スペースシャトルの打ち上げを見てきました。
まず、打ち上げ前日、昼間に家族全員でケネディースペースセンターの見学。
ここは宿から車で(高速を120kmで飛ばして)1時間の所です。

驚いたのは敷地に入ってからの距離でした。
いや、広いなんてもんじゃありません。

センターそのものは入場無料ですが、その奥まで見せてくれるバスツアーや映画は入場料がいります。
バスは待つと聞いたのですぐにチケットを買うと9時40分のバス。
あと、20分しかありません。

このバス、3個所を周るバスですが、打ち上げ直前という事で発射台近くの見学ポイントははずされていました。 ちょっと残念です。

息子もなかなか機嫌がよく、毎日歌を歌っておりますが、この日の歌は、なんと「お寺の和尚さん」でした。

残りの2つは、アポロのロケットを置いた展示館、アポロの管制室もありました。ここから発射台が双眼鏡で見えました。それと、宇宙基地関係の展示館、スペースシャトルの中の様子等が展示されています。トイレがおもしろかったですね。

バスは途中で自由に乗り降り出来ます。
のんびりと周ってスペースセンターに戻ったら2時か3時でした。
日本語のツアーだと2時半までだそうで映画を見る時間がなくなってしまいます。

ただ、息子はこのあたりで完全に飽きてしまってました。
ロケットも一瞬見ればそれでよいようです。
大人はつい説明書など読んでしまいますが、それまで待てない。
映画を待つ間に眠ってしまいました。

映画は3つあるうち2つを見ましたがなかなかおもしろかったです。
ただ、行列の扱いがとても下手で困りました。ディズニーと比べちゃ酷なのですが。

仕方がないので、スペースシャトルの滑り台に行き、息子の機嫌を直してもらいました。

結局、展示館はほとんど見られなかったのですが、7時までいて夕食まで食べて帰りました。
私は、その4時間半後に戻ってきます。

                       (続く)




No.127
1998/12/02(Wed)
スペースシャトル2(NYから−35)

実は、スペースセンター見学の前、妻ともめてました。
ツアーに参加するかどうか。

言葉が心配なのでツアーに参加したい、という事で調べたら、
英語のツアーが40ドル、日本語のツアーは80ドルでした。
実際の入場料は15ドル程度です。

で、結局やめました。
まず、センター内のバスの中では日本語の案内はつかない(他のお客さんと一緒ですからね)、それと時間です。2時半には向こうを出発する、それでは、ほんと、駆け足です。

でも、打ち上げの方はツアーに参加することにしました。
明け方4時の打ち上げなので、自分で運転はきついのと、予約なしに個人でどこまで入れるかわからないからです。

で、ツアーを調べたら、56ドルと46ドルのツアーがありました。
日本語のツアーだと夜食はつきますが、なんと130ドルです!!

私一人だけ56ドルのツアーに参加しました。
夜10時ホテルピックアップという事で1時間ほど昼寝?をして出発です。
夜は冷え込むので防寒着と暖かい日本茶を用意しました。

時間がきても人が来ないので旅行会社に電話しました。
「向かってるから心配しないで」
後で他のツアー客から聞いたところ、私を探してうろうろしていたようです。

ガイドさんは元気のいい女性。
まず、英語は大丈夫か?次に、バスの中は飲食厳禁だから。
ゴキブリ対策だそうです。

子供連れが結構いてびっくりしました。
ぐずっている子もいてかわいそうです。

簡単な説明がありました。
ケネディースペースセンターで1時半に再集合。それまでは自由行動とのこと。打ち上げ記念Tシャツを配るので時間になったら取りに来てほしい。早めにもらっておく方がよいよ、とか。

おやおや、このTシャツ昼間買ってました。14ドル。

待ち時間の間、昼間見られなかった展示を一通り見ることができました。
なにせ2時間もありますので、営業しているレストラン?でコーヒーを買って、ちびちび飲んでました。

売店を冷やかしに行くと、知り合いの日本人がいました。
実は今回の情報、彼らにずいぶん助けてもらったのです。
ご両親と日本語ツアーで、12時半には出発とか。
買い物を大急ぎでして終わりですね。
売店にいるだろうと思ったら当たりでした。

そういえば、彼らに教えてもらってこの売店で封筒を買って投函をお願いしました(昼間)。打ち上げの日の消印で送ってくれます。

と言っているうちに1時半になりました。

                       (続く)



No.128
1998/12/02(Wed)
スペースシャトル3(NYから−36)

実はガイドさんからは1時半には集合してほしい、と言われてました。
アメリカにはめずらしく、1人を除いて集合したのです!!
でも、いるのですよね。遅れてくる人。
南アフリカの人でした。皆の拍手を受け登場。

バスが続々出発します。
発射見学ポイントへ移動です。
まず、検問を通過。

見学場所は、発射台から潟をはさんで10kmくらいの所でしょうか?
双眼鏡でなんとか機体が見えるかという感じでした。

バスが10台以上(20台くらいかな?)は来ており、前の方はゴザを敷いた人が占領済みでした。なかには寝てる人もいます。
でも、かなり広い場所なので、そんなに狭い感じはしません。
私は、ゴザを持ってこなかったので、ビデオカメラの入れ物を椅子代りに座りました。ゴザがない分ゴザの隙間で前の方に入れます。
斜め前に日本人の新婚さん?がいました。

ここにはスピーカーがすえつけられており、カウントダウンが聞こえるようになっています。

いや、ここからが長い。(2時間弱)
とても暖かかったのがなによりでしたが、一人なものでトイレにも立てない。お茶も我慢しました。

10分くらい前になると、寝ていた人も立ち上がりました。
窓がなんだとか言ってます。
そして、90秒前、中止となりました。
その時わかったのは窓のトラブルということで、後から知ったのですが、窓の気圧密閉機構に不具合が見つかり、修理が間に合わなかったそうです。

皆、がっかり。
バスに戻ると、ガイドさんが証明書をくれました。
飛んでない日の証明書もらってどうする(笑)
「私はNASAの人間じゃないから・・・・」と言ってました。
そりゃそうだ。

結局、この日はベートーベン2の鑑賞会でした。 チャンチャン

                       (続く)




No.129
1998/12/03(Thu)
スペースシャトル4(NYから−37)

翌日(というかその日の昼間)、ちょっと悩んだのですが、またツアーに申し込みました。この日の夜(8時から)は、ディズニーのクリスマスパーティーというのに出かけるので、46ドル11時45分ホテルピックアップのツアーにしました。

この日はバスの運転手さんがガイドさん兼務。
昨日のツアーで見た顔もいます。
バスの映画はアポロ13号でした。これがなかなかよかった。

今日は、敷地のすぐ外、HOF(HALL OF FAME)という所です。
1時前に到着。中の展示を見ながら待ちます。
映画のコーナーではシャトル打ち上げの実況中継をやっており、なかなかよかったです。私は重力体験のフライトシミュレーターをやりました。
軍隊のパイロットはすごいですね。短時間ならなんとかなりますが、あれを長時間やられたら、ちょっとどうなるか・・・・・・

1時間半ほど前から屋上の展望台に行く列に並びました。
これが入場料10ドル別売。結局、中と同じでした。 ハハ
その最中に、夕立?。ずぶぬれになった人もいてかわいそうでした。
あとは別売になっていることを知らず並んでいた人。
このチケットも売り切れれば終わりです。

で、屋上の展望台へ。ここは折り畳み椅子がほしかったな・・・・
発射台の方向へ階段のようになっており、手前に柵があります。
柵に寄りかかりながら見るわけです。
距離は50kmといった所で、ビル(組み立てビル)の影で機体は見えませんでしたが、打ちあがれば同じでした。

窓は大丈夫とアナウンスが聞こえます。
打ち上げ確認がありました。
管制側担当一人一人に状況を聞くのです。
これはアポロ時代から変わらないようです。

予定より10分ほど早く打ちあがりました。
もうちょっとでビデオに撮りそびれる所でした。

ビデオで撮りながら、私は双眼鏡でみました。

一瞬空が明るくなったかと思うと、すぐに上がっていくシャトルが見えました。
2つの炎をはきながら静かにのぼっていきます。
しばらくして、轟音が聞こえてきました・・・・・
太い煙が地面まで繋がっています。
途中からは星となり、定説?通り東の空に消えていきました。
ロケットブースター等の切り離しが見えるかと思ったのですが、ダメでした。

撮ったビデオの出来ですが、今一つでした。
暗いところでもよく撮れるビデオで花火とかはばっちりなのですが、ちょっとコントラストが強すぎ、光の詳細(2つ)とか煙のたなびく様子は映りませんでした。

今回は証明書等はなし。
帰りの道中、アポロ13号を楽しみました。
宿に着いたらチェックアウトだ!!(宿替え)

そうそう、家に帰ったら、KSCから送った手紙が届いていましたが、消印が12月4日とちゃんとずらしてありました。感心。

                        (完)




No.130
1998/12/05(Sat)
WDW4(NYから−38)

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MAGIC KINGDOM
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ここがいわゆる普通のディズニーランドのイメージです。
今回はここはそれほど時間をかけて行きませんでした。
(丸一日行ったのは1日だけですが、何回か行きました)
一番行きにくいテーマパークで、駐車場からモノレールかフェリーに乗り換えなければなりません。

期間中にクリスマスパーティーというイベントに行きました。
夜8時から別料金で限定販売というのが売りです。
でも、人の多いこと多いこと・・・・
我々が数日前にチケットを買えた理由がわかりました。
(もちろん当日は売り切れとありました)
クリスマスのパレードも暗いところでみたせいか、今一つでした。
(これは見る場所の問題でしょう。)
でも、雪が降ったりそれはそれで楽しかったです。

普通の夜のパレードも見ましたが、TDLと比べ、気のせいか衣裳の照明が粗いようでした。(当てずっぽうモード)

まぁ、夜のイベントは息子が眠くなるので最初から限界がありますね。

また、ティキルーム(息子が好きな曲)の編成が変わっていて、ティキルームの歌がほとんど流れなくなったり、他にも期待外れはありました。

子供向けジェットコースターに乗れるようなったりという収穫もありました。
お化け屋敷も大丈夫でした。

子供は遊園地が大好きですね。

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CHARACTER BREAKFAST、DINNER
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何回かキャラクターとの食事を楽しみました。
レストラン(予約が必要)にキャラクターが遊びに来てくれるのです。
テーマパークの所々にも撮影スポットがあります。

それらで会ったキャラクターは、
ミッキー
ドナルド

チップ
デール

グーフィー
プルート

プー
イーヨ
ティガー
ピグレット

アラジン

バルー(ジャングルブックの熊)
ジャングルブックのオラウータン

アリエール(人魚)

ラフィキじーさん(ライオンキング)

さて、皆さんいくつご存知ですか?
サインをもらって息子はご機嫌でした。
もっと喜んでいたのはその母親です。(クスクス)




No.131
1998/12/05(Sat)
WDW5(NYから−39)

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HOTEL
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途中で宿替えをしました。
最初の宿がツインベッドで1泊35ドル。
あまりに安いので、皆に驚かれました。
でも、ここ、なかなか快適でした。
プールもあり(使いませんでしたが)、レストラン、売店もついています。
レストランは朝食5ドル、夕食10ドルのバイキング式で、子供は無料です。
ベッドメイクは夕方5時半までとか、シーツの交換は1日おきとかありましたが、全然困りません。
入り口に門番がおり、鍵をチェックしています。
初日に部屋の鍵が壊れましたが、まず、門番さんが開けてくれ、その後修理係りがちゃんと直してくれました。(^^)

最後の2泊は1泊300ドル近い宿に泊まりました。
ここはジャグジーがあると友人から薦められたのですが、評判に違わずよかったです。寝室とリビングが別になっており、リビングのソファーもベッドになるので、2家族泊まろうと思えば泊まれます。キッチンもついています。
ジャグジーは寝室から見える構造で、また、テラスからは川が見えます。
思わずテラスで朝ご飯を食べてしまいました。
また、ジャグジーは、チェックアウトの朝まで入ってしまいました。(^^)

かなり広い敷地に2階建てから3階建ての建物が散在する形で、小さなプールが所々にあり、また、中央には子供の遊び場、テニスコート、大きなプールとありました。
今度はそういった所でのんびりしたい気にさせるホテルでした。

2階に泊まったのですが、テラスの雰囲気はよいのですが、荷物を持ってあがるのが大変でした。もちろん、呼べば手伝ってくれるのですが、待つのも面倒ですし・・・・・




No.132
1998/12/06(Sun)
WDW6(NYから−40)

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帰途
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楽しかった休暇も終わり、寒いNYに帰らなければなりません。

レンタカーをしていたのですが、車のドアの所に傷をつけられているのに気が付きました。横にスーっとやられてます。いたずらされたとしか思えない傷でした。

空港で返すとき、係員がやってきて、鍵を渡し、メーター類をチェックされましたが、傷は何も言いませんでした。
こちらから言いかけたのですが、聞いてくれません。
結局、この傷どうなるか、カードの請求待ちですね。
来月あたりにわかるでしょう。
いちおう、保険には入ってますが、さてどこまでカバーするやら。

空港で結構時間があったので、お昼を食べました。
自家製ビールの店で、サンドイッチとハンバーガーを食べました。
5種類のビールを1つずつ少しだけ飲むというのがあったので、それを夫婦で分けました。そのうち気に入ったのをもう1杯・・・・
なんて、のんびりご飯を食べていたら結構ぎりぎりになりました。

オーランドからNYへの飛行機は結構小さく2人、3人の1列5人かけです。
今回は席がとれず、1人+2人と分かれて座ります。また、右側なのが残念。
NYへは夜着くのですが、南側から着陸する時の左側の夜景が絶品なのです。

席は後ろの方だったのですが、奥の方に????ずいぶん大きな人がいます。
私が行くとすっと?立ち上がりました。
「あなたが窓側だけども交代した方がお互いいいと思う。」
即座にOKしました。
彼女は、延長シートベルトをして、体が座席から半分くらいはみでてきます。
それでも、一生懸命小さくしようとしているのがわかります。時々ずずっと体を持ち上げるのです。その後、しばらく少し楽になります。

離陸前にボランティアで一人降りる人を募集します。とやってました。
一人手を挙げたのですが、また戻ってきました。
「いらないみたい。」もしかすると、私の席のためだったのかも・・・・

30分ほどして体がしびれてきました。
我慢しきれず、スチュワーデスに着陸時には戻るので今の間、あなたの席に座らせてもらえませんか?と聞いたところけんもほろろに断られました。

仕方がないので、前の席に移り、息子を膝にだきました。
本当は息子が彼女の隣に座ればなんの問題もないのですが、そうもいきません。着陸時は妻が代ってくれました。
いろいろ話がはずんで、彼女が学校の先生で月に1回フロリダからNYまで教え(リフレッシュ)に来ているとか聞こえてきました。
息子はあまり夜景には興味がなく、暗いから窓をしめようなんて言っているので、私が窓際にすわらせてもらいました。
まぁ、右側なんでどこまで見えるか疑問ですが・・・・・
そうしたら、なんとNYダウンタウンの夜景が真下に見えてきたのです。
どうもマンハッタンを南から北に抜けるようです。
結構堪能しました。
結局北から着陸しました。風向きのせいでしょうか?

着いて、またびっくり。
暖かくてコートなんていりません。
なんでも20度くらいの日もあったとか。

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おまけ
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オーランドから妻がテクテクエンジェルを始めました。
向こうではノルマ達成(1万歩)で、イヌッチになりました。
テーマパークって歩きますからね。
帰ってから車ばかりで気が付くとブタッチになり、となかなか変化が激しいく、そのたびに大騒ぎです。
最近はいろいろとがんばってノルマ達成で女の子になったとか言ってます。




No.133
1998/12/19(Sat)
第九 その1(NYから−41)

またまたカーネギーホールで歌ってきました。
日米なんとか友好とかいうお題目で2年前から毎年やっているコンサートだそうで、日本から80人ほどの合唱の人、ソリスト、指揮者、オーケストラ(中央大学)が来ています。アメリカからの参加枠で参加しました。

練習はさぼっていたため前日の土曜日のみです。
練習にでかける前に楽譜を開き、音取りテープを聞きました。
日本では様々な人が歌っている曲なので甘く見ていましたが、難しいのにびっくり!!

と言いながら、息子とドラエモンのビデオを見てたりしてました。

練習場はヒルトンホテルの展示場に使われる大きなスペースです。
まず合唱だけで1時間。200人いますので大変です。
でも、そのうちテノールは20人ほど。道理で一生懸命人を集めていた訳だ。
女性はびっくりするほど年齢層が高いです。
そりゃそうですね。特に日本から来る人は私の世代など育児で無理です。

私の隣の人は松山から来た初老の男性でした。2日前に到着したとか。
1週間のツアーだそうです。

1時間の練習は1回通して終わりという感じでした。

で、入退場の練習をしてから1階上に動きオケと合わせます。
指示も日本語と英語と両方で出さないといけないので結構大変です。
また、楽譜も日米で異なり場所を特定するのにも時間がかかります。

オケと合わせた練習も1回合わせて終わりでした。
オケが指揮者にずいぶん叱られていたのが印象的でした。

練習は夕方に終わり、友人と帰りました。
彼はかっての同級生で、当時は別の合唱団にいました。
今回は3月までの予定でこちらに来ています。
普段私が所属している合唱団にも誘っているのですが、なかなか来てもらえず、今回は同窓会がわりに利用させてもらいました。 ヘヘ

さぁ、帰ったら練習しないと・・・・




No.134
1998/12/20(Sun)
第九 その2(NYから−42)

いよいよ本番当日です。
前日は家に帰ってから1時間ほど練習しました。

2時半開演、出番が3時半のコンサートでも朝は9時集合なので、家を7時に出なければなりません。電車が1時間に1本というのがつらいです。

集合時間の50分前に着いてしまうので、近所のマクドナルドでゆっくり朝食を摂りました。(ソーセージエッグマフィンが好きなのです(^^))

30分前に行ったら誰もいず、これ幸いとドレッシングルームを借り切りタキシードに着替えました。

今回は発声練習も取れ、前日よりずっとしっかりしています。
ただ、200人入るといっぱいの練習場でずっと立っていたので、ゲネプロ(ステージリハ)途中で倒れる人が何人か出ました。
日本から来ている人は時差ボケもありますし、アメリカ人で大丈夫かというようなお年寄りもいました。

主催者側は、驚いたようで午後はステージ上でも気分が悪ければ座るようにと指示が出ましたし、練習でも椅子を持込んでよいとわざわざ言ってました。
とたんに皆椅子を持ち込んだのは、さすがおばさんパワー、おじさんパワーです。(^^)

昼食は近所の日本のラーメン屋に行きました。
一緒に行った人はビールまで飲んで一杯気分です。
まぁ、お祭りですね。
私は、飲んだらすぐばれるという事で免除されました。(^^)

午後も待ち時間が長く、私は練習場のすぐ外に椅子を持ち出し、昼寝をしました。

で、本番です。
場所が狭いのでずいぶん足がしびれましたが、オケと一緒に歌うのは初めてで気持ちはよかったです。

客席はなぜか満員。
アメリカ人にはこういう賑やかな曲は受けるようで、拍手も大きかったです。

隣の人もずいぶん喜んでおり、「2年前に来たときはオーケストラピット(つまり客席の前方下)で歌ったが、今回はステージで感激しました。」と、握手を求められました。

で、解散。
着替えるなんてとんでもないという混雑なのでタキシードで家まで帰りました。(チャンチャン)




No.135
1998/12/24(Thu)
クリスマス1(NYから−43−1)

ホワイトクリスマスのNYです。

クリスマスイブの日、朝起きて、「ゆ・・・・雪だ!!」
これは悲鳴です。
普段より10分程早めに準備し外に出ました。
これはとけそうにないから、雪かきしないと・・・・・
その段階で電車はあきらめてます。

雪かき自体は20分ほどで終わりました。
ところが・・・・塩が固まってる!!

私が出かけた後、妻が塩を買いに行きました。

電車に1本乗り遅れた私ですが、電車は本当にガラガラです。
今日は木曜日ですがカジュアルデーです。
しかも子供を連れてきてもよい日なのです。

実は、毎年12月24日は会社の従業員の子供たちを招待する日です。

朝からピエロ、マジックショー、そして最後にサンタさんまで来ます。
息子も会社に来ましたが、寝坊して楽しみにしていたマジックショーに遅れそうになりました。

職場は朝から子供で一杯、のんびりしています。
私にもプレゼントをくれる人が何人かいました。
ところが、私は子供へのプレゼントと勘違いした上に、包みを開けるのを忘れてしまいました。
家に帰ってから気が付きました・・・・・しまった!!!
目の前で開けなきゃ!!

話を戻して、マジックショーです。
終わったら職場に案内する予定でマジックショーを見ていたら、カードマジックで役をやらされました。(実は手品大好き)

一枚引いて名前を書き、また元に戻します。
最後はマジシャンの口の中から出てきてびっくり。
でもちょっときたないな・・・・・

家族で食事に行きました。
他の家族はデリで買ってきて会社で食べたのですが、うちはラーメン食べに行こう、と出かけてしまいました。これが、また失敗!!
このラーメン屋、落語家のラーメン屋よりおいしいと言われている評判の店ですが、さすがに今日はすいていました。

で、職場に戻ったら、サンタさん帰るところでした。
いや、危ない、危ない。
来年は職場でご飯を食べよう!!

息子曰く、
「サンタさん、たくさんいるんだね」
「この間のサンタさん、女のサンタさんだったよ!」

その後、私の机の周りでご近所さんからお菓子をたくさんもらってご機嫌!
その後知人の家に行きました。
私も今日は5時に仕事が終わったので、その知人宅で待ち合わせをして家に帰りました。




No.136
1998/12/25(Fri)
クリスマス2(NYから43−2)

ホワイトクリスマスのNYです。

で、空は快晴ですから・・・・・いうことはありません。
でも、今日は一歩しか外に出なかった。
(新聞の取り込み、その後、夜に近所のイルミネーションを見物がてら散歩しました。)

さて、クリスマスの朝、プレゼントを開けます。
日本の友人から届いたポケモンカレンダーを最初に開けました。
息子、大喜びです。

早速、一緒に皆の誕生日をチェックしました。
彼は「ひとかげ」・・・・・
おとうさんは「・・・・・」
ママは「ひとみの***」だね

すると少し上を指差すではないですか。
見ると「コダック」

プレゼントの一つに目覚しがありました。
明日からは7時起きだ!!
ちなみに、息子は夜更かしでまだ起きてます。




No.137
1998/12/27(Sun)
ワイン(NYから−44)

まだまだ、ホワイトクリスマスのNYです。
今日も新聞取りに出ただけでした。

さて、クリスマス休み(3日間)はワイン!と赤、白ワインをそれぞれ1本家の中から探し出し、昨日まで2日かけ赤ワインを飲みました。

さて、今日は白ワインの日です。
チーズとクラッカーで、私だけ一足お先に飲みはじめることにしました。
ずいぶんフルーティーで甘いワインです。
さて、どこのワインだろうとラベルを見てみると・・・・・・
な、なんと、アルコール抜きワインでした。
(ちなみにカリフォルニアワイン)
値段は4ドル。
ラベルにはアルコール入りワインにコンテストで勝ったワインとあります(^^)

いやいや、値段に引かれ、気が付かずに買っていたようです。
先日は、ノンアルコールビールで大失敗したばかりですが、それに続く失敗です。カフェイン抜きのコーヒー、コーラのある国ですから・・・・・・あってもおかしくないのですが、でも、驚きました。




No.138
1998/12/29(Tue)
服喪

この年の瀬に、35を少し超えた香港での同僚がガンで亡くなりました。
4歳と2歳の子を残し、発見からわずか3ヶ月で逝ってしまいました。

入院中に、こちらからも何人かでカードに寄せ書きして送ったりしましたが、所詮できることはその程度の事だけでした。

昨日は一日仕事になりませんでした。

来年早々、彼を知る人間で偲ぶ会を(勝手にNYで)する予定です。





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