タムタムの『NYから』 2000年3月



No.218
2000/03/07(Tue)
10000アクセス

皆さんこんにちは、タムタムです。

私のHPですが、1万アクセス超えました。

何もないのですが、なんだかうれしい。(^^)




No.220
2000/03/12(Sun)
カフェの出来事(NYから−124)

知り合いのオーボエのコンサートに行ってきました。
その後、彼女を交えて仲間でお茶を飲みに行きました。

ここは、ソファーにくつろぎながらの落ち着いたバーです。

皆、お茶を頼んで(彼女とその彼はビールを頼みました(^^))、しばらくおしゃべり。

お代わりが欲しくなりました。
近くにウェイトレスらしき人が立っています。
仲間の一人が声をかけました。

「私、ウェイトレスじゃないの」

なんと、お客さんでした。
でも、そこでずっと立っていたし、ウェイター・ウェイトレスよりずっとウェイトレスらしい服装だったのです。

また、皆でおしゃべり。彼女の事もしばらく話題になりましたが、やがて忘れていました。

と、先ほどの彼女がやってきました。
「私、もう帰るから」

わざわざそれだけ言いにやってきたのです。

あの手の冗談って日本(香港でも)じゃないですね。

その話題でまたしばらく盛り上がりました。(^^)




No.219
2000/03/18(Sat)
選挙(NYから−123)

先日、NY州の大統領予備選挙が終わりました。

日本と違い、ずいぶん静かです。
駅でチラシをもらったのと、アンケートのFAXがきたくらいでしょうか?

チャイナタウンに行っていたら近所でブラッドリーが演説していたようで残念な事をしました。(単なるミーハー)

さて、そのFAXですが、時々来ます。
この間は武器を持たない黒人男性に41発撃った警官の無罪評決についてアンケートのFAXが来ました。

このアンケート、返信先がいわゆるダイヤルQ2なのです。
本当のアンケートなのか、アンケートをかたる商売なのか、よくわかりません。

アンケート結果は各陣営なり当局に提出されますとなっていますが、このようなFAXによるアンケートでどこまで信頼できる結果がわかるのか、本当に不思議です。




No.221
2000/03/25(Sat)
度胸(NYから125)

とある日曜日にマンハッタンに出かけた帰りの事です。

ここの電車、切符や定期を見せると切符は回収され、かわりに切符みたいな縦長の紙に穴をあけて座席の前にさしてくれます。
この穴の位置でどこまで乗るか示しているのです。

一度、前に座った少年にその紙を取られた事がありました。
でも、車掌にすぐばれて叱られておりました。

今日は、もっと上手な人を見かけました。
彼女が乗った次の駅で降りた人がいたのですが、その人の座席の紙をさっと取って自分の席にさしたのです。きっとその区間の最初の方の駅なのでしょう。
目をつぶって眠るふりです。
で、その区間が過ぎてどうするのかな?と思っていると、もうおりません。
私が降りるとき、見つけました。
別の席に座ってまたもや寝ています。
座席の前には別の紙が。

こんな上手なキセルは初めて見ました。




No.222
2000/03/26(Sun)
LIFE(NYから−126)

3月に入ってから雪が降りました。
コートも薄手に変えた後だったので結構寒かったですね。

さて、DMというのはいろいろ来ますが、その中で結構多いのが、クレジットカードと雑誌です。
雑誌のDMは大抵職場に、クレジットカードは自宅と職場両方に来ます。

さて、ある日、家に手紙が来ました。
開けてみると、おや、めずらしい雑誌のDMでした。

4月21日までに申し込むと、
1冊ずつ買った場合47.88ドル、
通常の購読料30ドル、
の所、19.96ドルにするとなっています。

よくあるパターンですね。

気に入らなかったら、未購読の部分を返却しますとなっています。
これはちょっとめずらしいような。

見ると「LIFE」

前日、テレビで休刊を報道していました。

もともと購読するつもりはありませんが、それにしても、すごいタイミングだ。




No.223
2000/03/29(Wed)
差し押さえ(NYから−127)

先日、上司の送別会でイタリア料理に行ってきました。

職場の近所のレストランですが、
45分以内に出すという20ドルのランチセットがあります。
私には高めですが、やむを得ません。
というのは、1品料理は、はるかに高いのです。(^^)

前菜1つとメイン料理を1つずつ頼みます。
これがすごい量!!
前菜だけで十分だけです。
(実は、何を食べたか忘れてしまった。)

その帰り道。
ふと覗くと、マンションの入り口に赤い紙がはってあります。
(ありゃ、赤い文字だったかな?)

「Court Order」(裁判所命令)
これは差し押さえかな??

マンション全体への差し押さえかと思いビックリして読むと2部屋だけでした。
他の人はめいわくだろうな・・・・・・




No.224
2000/03/31(Fri)
キャッツ(NYから−128)

ブロードウェーで一番のロングランだったそうです。

今回の赴任では、キャッツの広告が目に付きました。
それだけ人気が落ちてきていたのでしょう。
また、お客さんも観光客ばかりでした。
当日売り出す半額券で入っている人も結構いたようでした。

それでも、ロングランは続きました。
これはすごい事だと思います。

9年前、オペラ座の怪人はチケットがなかなか取れませんでした。
今、それはライオンキングです。

ロングランもいつかは終わります。
私も6月に日本に戻ることになりました。




No.225
2000/03/31(Fri)
ホセ・カルラス(NYから−129)

会社の同僚から3大テナーの一人、ホセ・カルラスのリサイタルのチケットを譲ってもらいました。(餞別だとか)カーネギーホールです。

当日は、決算日で何時に終わるかわかりません。
ただ、私の所は7時頃目処が付きましたので、7時半過ぎに会社を出ます。お腹は空きますが、夕食を取る時間はありません。

カーネギーホールはいつも天井桟敷にしか行ったことがなかったのですが、今日は一番下です。ちょっと天井がかぶっていますが、それほど気になりません。やはり、いいホールですね。

でも、この席、125ドルです。
まるでオペラ並みの料金です。

最初は軽めの曲から、意外に低い声もよく出るのに驚きました。
また、あまり高い音もなかったようです。

前半は3曲ずつ休みを取りながら、後半は2曲ずつ休みを取りながら、プログラムは進みます。

曲間にフラッシュがたかれたりと、叫ぶ人がいたりと、まるでアイドルのコンサートみたい。

でも、このコンサートの真価はアンコールでした。
カルラスも聴衆もリラックスして盛り上がりました。

なんと、6曲もアンコールを歌ってくれて、いやいや、大満足です。

こんないいコンサートをタダで聴いては申し訳ないので、明日お金を払おう。





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