友人と羊の串焼きを食べにこの店に来ました。
ビルの2階と4階に分かれた、ちょっと怪しげな店。ちょっと遅いスタートだったので、少し待つことになりましたが、その間何気なく見たら、扉になんと3つも鍵があります。どれが最初の鍵だろう?と想像していると、上から人が降りてきました。もしやと4階に上がって聞いたところ、入れてもらえてラッキー。
まず、目に付いたのが、焼肉屋のような炭火の装置。
そう、この店の羊の串焼きはこの店とは違って、自分で焼きます。
羊の串焼きを注文すると、3種類の香辛料が入った小皿が出てきました。クミンに唐辛子系が2種類。粒の大きさは明らかに違いますが、味の方も結構違います。さて、何だろう?
そして、机に常設(笑)している、大量のニンニク。これも串に差して焼くと美味しいそうです。
お酒で目に付いたのが、マッコリというドブロク。1リットル2,000円との事で、飲みきれるか心配だったのですが、なんとも飲みやすいお酒ですっと入ってしまいました。
突き出し
ピーナッツ、海藻サラダ、キムチ?(普通のキムチとはちょっと違う)。韓国料理屋に似ています。この中でよかったのが、海藻サラダ。
拉皮
友人のリクエストで注文した品。赤い点々の所が結構辛く、てんてんの辛さ。
炒肚片 豚の胃の炒め物
腸の炒め物と悩んだら、お店の人がこちらの方が食べやすいよと薦めてくれた品。
確かに食べやすい。
羊肉串
羊筋串
鶏軟骨串
串は1本ずつ頼めます。我々はこの3種を何本かずつ頼みました。ニンニクの皮をむいたのを串に差して、焼いていきます。
この串焼き機、金属製の四角い枠で、下の四角で串を焼き、焼きあがったら上の四角で休めるとの事。香辛料は焼けてから付けるようです。確かに焼く前に付けてしまうと、あっという間になくなりそう。
さて、友人は羊肉串に比べて羊筋串の方が油っぽいとの評でしたが、私はよくわかりませんでした。もしかすると、焼きすぎで同じになってしまったのかもしれません。そうそう、焼ニンニク、柔らかくておいしいですね。
水餃子
そろそろお腹も一杯になってきたところで、締めに水餃子。ここのは羊肉ではなく豚肉の水餃子のようですが、肉汁が出てきておいしいですね。ニンニクもたっぷり。
中国伝統串焼店というこの店で周りに飛び交う言葉は、中国語に韓国語、そして、メニューを見ていると、狗料理の文字が。食用犬の料理です。日本にもあるとは思いませんでした。
今日は、6,430円。そのうちマッコリで2,000円ですので、いや、ビックリする安さです。