NY時代の友人とこの店に来ました。
予約の電話の際に「上海料理ですか?」と聞いたら、
「いや、揚州料理です。」(^^)
メニューを見ると、漢字、英語、日本語があります。場所柄でしょうか?
まず、前菜は、以下の3品を。
酸辣白菜 天津白菜酢味付け
北京皮蛋 ピータン
白切油鶏
しばらくして店の人が来て、酸辣白菜がないとの事。
まだ白菜の季節じゃないそうです。(^^)
とても楽しみにしていたのに残念です。
仕方がないので、代りにクラゲを頼みました。
前菜の中では、白切油鶏がよかったですね。
NYではなかなかおいしい物に当たらなかった品だけに感心しました。
一皿がちょっと高めなこともあり、
5人だったのですが、小皿(3〜4人前)を少しずつ種類を多く頼もうと注文を始めました。
まず、清炒蝦仁 芝海老の油炒め
とてもおいしかったのですが(実は大好物)、ちょっと量が少な過ぎました。
あわてて、その後を大皿(5〜6人前)に代えてもらいました。
蝦子海参 なまこの海老たまごの煮込み
この英語名が「Beche-demer with Shrimps Eggs」となっていました。
NYでは「Sea Cucumber with Shrimp Roe & Black Mushrooms」となってたのに比べて
ちょっと表現が固めでしょうか?(^^)
昔食べた紅焼海参と比べてとってもアッサリ味でした。
前回これを食べたのはこちらで、ここもアッサリ味。
そう言えば、店の名前も揚州樓でした(^^)。
走油扣肉 豚肉の角煮込み
NYでよく食べた走油元蹄(豚ひざ肉の煮込み)を思い出してこれを頼みました。
英語名も「Braised Pork (Fat) with Spinach」で期待が持てます。
とてもおいしくそれらしいのですが、期待に比べてちょっと上品過ぎました。
もう一品は野菜にしたくて店の人に相談しました。
すると、「走油扣肉に野菜が入っているので豆腐はどうですか?
例えば、家常豆腐とか・・・・・・」
せっかくなら干し豆腐がいいと思い聞いてみたところ、次の品を薦められました。
揚州煮干糸 中国豆腐干の五目スープ煮込み
「揚州名物」と銘打っています。(^^)
これまたあっさり味で皆にも気に入ってもらいました。(ちなみに、この「糸」は「絲」でしょう。)
お店の人にとてもおいしいとお礼を言ったところ、
「Yahooにおいしいラーメンと紹介されていまったので、よく間違えて普通の麺を頼んでしまう人がいるのですよ。」
との事でした。
揚州炒飯 カニのあんかけチャーハン
最後はこれ。二人前頼みました。
「揚州炒飯」という名前ですが、アンがかかっています。
これまたアッサリ味でとても人気がありました。
ビール、招興酒も飲んで一人6000円弱。
思ったほど高くなく、ホッと一息でした。