「タムタムの中華料理日記」

日本のレストラン編−聚寶園

東京都港区白金台3-14-2

TEL 03-3441-1447


聚寶園
2000年9月撮影

1999年12月16日 聚寶園

日本に一時帰国している間、偶然、職場の香港駐在経験者の集まりがありました。
より彼の地に近い中華を食べようとの会で、今回は、日本勤務ではない私もご相 伴に預かりました。もちろん、注文は彼らにお任せです。

まず、店の外に「清蒸大閘蟹」の宣伝が。
上海料理の店でしょうか?

ビール、五糧液(持ち込み)と花酒(これは店のもの)を飲みながら、 香港話(馴染みの上海・北京料理の店北京しゃぶしゃぶの店が閉店した等、湿っぽい話も)に花を咲かせ、 8人で次のものをいただきました。
ちなみに、五糧液はメンバーの一人が持ってきたのですが、アルコール度55度くらいの強 い酒です。香港では飲まされた経験が印象的だったのですが、今日のは質がいい のか、酒の弱い私でもおいしく飲めました。
持ってきたメンバー曰く、「一人で飲むわけにもいかない。宴会酒なんだよね。」

白切鶏
なかなかの味付けでした。最初にこの味で、おっ、なかなかいけるぞという感じです。

滑蛋蝦仁
これは、平凡。香港NYならもっとおいしい店があります。

茄汁蝦仁鍋巴
久しぶりの鍋巴。 私が香港でよく食べたのとは少し味付けが異なる(茄汁−ケチャップ味)もの でしたが、とてもおいしくいただけました。

**肉絲
記憶が不確かで、もしかすると全く違う料理かもしれません。
ともかく、肉が柔らかいのが印象的でした。

腰果鶏丁

清炒豆苗
これは非常に受けがよかったです。こういう単純なものがとてもうれしいですね。

紅焼豆腐

アンカケ揚州炒飯
「揚州炒飯」でアンがかかったものは初めてですが、おいしかったです。

**炒麺

**湯
これはよくある味付け。もしかすると、これが化学調味料の味なのかな?などと、 勝手に想像しました。

**包子

芝麻球
この頃には満腹で苦しくなっていましたが、これはおいしくいただけました。

香片茶

その後バタバタしたため1週間ほどしてから(NYで)書いたもので、記憶が少 し薄れて感想が十分に書けず、ちょっとくやしい所です。
全般的に、皆、満足しました。

そう言えば、お金をおろすのを忘れて会費を払うと残り150円となり、同僚に 1000円恵んでもらいました。いや、恥ずかしい。(感謝、感謝)

店の外観
店の外観


2000年9月26日 聚寶園

NY時代の友人とこの店に来ました。
予約の電話の際に「上海料理ですか?」と聞いたら、 「いや、揚州料理です。」(^^)
メニューを見ると、漢字、英語、日本語があります。場所柄でしょうか?

まず、前菜は、以下の3品を。
酸辣白菜 天津白菜酢味付け
北京皮蛋 ピータン
白切油鶏

しばらくして店の人が来て、酸辣白菜がないとの事。
まだ白菜の季節じゃないそうです。(^^)
とても楽しみにしていたのに残念です。

仕方がないので、代りにクラゲを頼みました。

前菜の中では、白切油鶏がよかったですね。 NYではなかなかおいしい物に当たらなかった品だけに感心しました。

一皿がちょっと高めなこともあり、 5人だったのですが、小皿(3〜4人前)を少しずつ種類を多く頼もうと注文を始めました。

まず、清炒蝦仁 芝海老の油炒め
とてもおいしかったのですが(実は大好物)、ちょっと量が少な過ぎました。
あわてて、その後を大皿(5〜6人前)に代えてもらいました。

蝦子海参 なまこの海老たまごの煮込み
この英語名が「Beche-demer with Shrimps Eggs」となっていました。 NYでは「Sea Cucumber with Shrimp Roe & Black Mushrooms」となってたのに比べて ちょっと表現が固めでしょうか?(^^)
昔食べた紅焼海参と比べてとってもアッサリ味でした。 前回これを食べたのはこちらで、ここもアッサリ味。 そう言えば、店の名前も揚州樓でした(^^)。

走油扣肉 豚肉の角煮込み
NYでよく食べた走油元蹄(豚ひざ肉の煮込み)を思い出してこれを頼みました。 英語名も「Braised Pork (Fat) with Spinach」で期待が持てます。
とてもおいしくそれらしいのですが、期待に比べてちょっと上品過ぎました。

もう一品は野菜にしたくて店の人に相談しました。
すると、「走油扣肉に野菜が入っているので豆腐はどうですか? 例えば、家常豆腐とか・・・・・・」 せっかくなら干し豆腐がいいと思い聞いてみたところ、次の品を薦められました。

揚州煮干糸 中国豆腐干の五目スープ煮込み
「揚州名物」と銘打っています。(^^)
これまたあっさり味で皆にも気に入ってもらいました。(ちなみに、この「糸」は「絲」でしょう。) お店の人にとてもおいしいとお礼を言ったところ、 「Yahooにおいしいラーメンと紹介されていまったので、よく間違えて普通の麺を頼んでしまう人がいるのですよ。」 との事でした。

揚州炒飯 カニのあんかけチャーハン
最後はこれ。二人前頼みました。 「揚州炒飯」という名前ですが、アンがかかっています。 これまたアッサリ味でとても人気がありました。

ビール、招興酒も飲んで一人6000円弱。 思ったほど高くなく、ホッと一息でした。

蝦子海参 揚州煮干糸
蝦子海参 揚州煮干糸

走油扣肉 「アンカケ」揚州炒飯
走油扣肉 「アンカケ」揚州炒飯



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