「タムタムのアメリカ中華料理日記」

揚州樓 SHUN LEE PALACE

155 E. 55th St., NYC, NY 10022

TEL 212-371-8844


SHUN LEE PALACE
1999年11月撮影

1998年7月X日  SHUN LEE PALACE

先日、こちらのレストランガイドブック?で最高点を取っている店に行ってきました。

入り口は狭いのですが、中は結構広く調度も凝っています。
今回は、ランチセット(20ドル)にせず、ハトのロースト、蝦の鍋巴、 ??肉絲、そして、デザートに西米露

本当は、梅菜扣肉が食べたかったのですが、メニューには「3時間かかります。」ウェイターに聞いたらそれでも30分はかかるとのこと。お昼ですのであきらめました。

その外にも、松子全魚、清蒸全魚とおいしそうなメニューもありましたが、market priceということで、あきらめました。

そのほか、こじき鶏もありましたが、さすがに24時間必要とありました。

ウェイターの対応はとても丁寧でよかったです。

味の方は、鍋巴はアメリカ風ですね。なかなかいい店にあたりません。
ハトのローストはできてすぐを持ってきて、なかなかよいのですが、味は普通。
??肉絲はおいしかったですね。西米露は久しぶりでした。
ただ、値段が高く、今回はなんと40ドルもしてしまいました。
今度、梅菜扣肉が食べたければ電話で予約しろと言われました。



1999年8月7日 結婚式( SHUN LEE PALACE)

友人の結婚披露宴で久しぶりにこの店に行きました。今日は、この店、貸し切りです。

まず、受け付けがあり、座席(テーブル)を指定されてびっくり。てっきり、立食かバイキングスタイルと思ってました。 入り口は狭く中は結構広いレストランの構造上、すべての席から新郎新婦が見えるという訳にもいかず、ずいぶん苦労したようです。

この披露宴、日本人同士の結婚ということもあって、ケーキカットがないくらいで、完全に日本式でした。(^^)

主賓の挨拶の後、シャンペンで乾杯。 この店のウェイターは丁寧でいいのですが、グラスに注ぐ人手が足りないらしく、 非常に慣れた手つきで注いでいた人と、慣れない手つきでこぼしたり少ししかいれなかったりしている人がいたのが印象的でした。

料理の方は、
Shrimp Ball SHRIMP TOASTをぐっと上品にした感じ。
Chicken Soong チキンを鳩に変えると、私の好きな鳩のミンチのレタス包みになります。レタスごと食べる事を知らない人が多く、お箸で中だけつまんでいました。
Dumpling in Hot Oil この食べ方は四川料理にあるようですが、皮が厚くいまひとつ。
Grilled Scallops ホタテのチーズ焼き。ちょっと洋風ですが、とてもおいしい。

Soup 鍋巴をイメージしたスープ。おこげは雷おこしみたいに四角くでてきました。 スープの味付けは冬瓜スープに似た感じですが、ちょっと、塩味がきつかった。

Filet of Salmon Floating in Rice Wine ホワイトソース?と言った感じの上品な味付け。
Filet of Veal Hunan Style 湖南牛柳とでも書くのでしょうか、確かに少しピリっとしてました。

Grand Marnier Prawns これが一番印象に残っています。マヨネーズかマスタードをからめて揚げた感じです。
Slippery Chicken with Garlic Spinach 少し細めに切ったチキン炒めにほうれんそうがついたもの。

Young Chow Fried Rice 揚州炒飯

Seasonal Fresh Fruits パイナップル、ライチ、メロン、瓜。

なごやかな披露宴で、料理もおいしい上にたくさん出てきたので、満腹です。 そんな中でも忘れずに、ちゃっかり司会者にお願いしてメニューを貰ってかえりました。(^^)

この店、北京料理四川料理が得意なようです。
また、今回は、パーティーセットのメニューだったのですが、 下に8.25%の税金と20%のチップは料金に含まれておりませんと書いてありました。 これくらいの店になると、チップは20%という事なのでしょう。



2000年5月3日 揚州樓 SHUN LEE PALACE

乞食鶏を食べてみようかという話が盛り上がり、職場で同士を募りました。
「 Shun Lee Palaceで乞食鶏を食べようかと考えています。 この料理は、上海料理ですが、あらかじめ予約して前日から準備してもらわないといけない料理です。 ただ、あたりはずれがあるため味の保証はありません(私はいままで当たったことがない)。 また、この店は非常に高い店でして、恐らく昼食で40ドルくらいかかると思います。 ただ、めったな事で食べられるものではないと思いますので、ご興味のある方は返信ください。」

とりあえず、店には8人で予約を取り、メニューをFAXしてもらうよう頼みました。
来たものは、英語メニュー。
また、電話して「漢字メニューを送って欲しい」
次に来たのは、セットメニューでした。 確かに漢字はありますが、最低55ドル(税・チップ除き)、また、10人以上からと、これまたぴったり来ません。

仕方がないので、昼休みに店まで行ってきました。
話をすると、「セットメニューは10人以上だから貴方の所はダメです」 「アラカルトで頼みたいのなら、メニューをここでご覧ください」
20分ほど入り口の椅子でメニューをメモに取りました。 そして、まず、24時間前に予約が必要な叫化鶏(Beggard's Chicken)を予約。 揚州樓というのがこの店の漢字名という事がわかりました。上海料理がよさそうです。(^^)

2日前にまた電話しました。
人数が結構集まりそうなので、6時間前に予約が必要な走油蹄膀(Braised Red Cooked Pork Shank)を頼むためです。 「私じゃわからないので、明日Billに電話してくれ」と言われ、ちょっとむっとしました。 でも、その Bill が翌日電話をかけてきてくれましたので、なかなかしっかりしています。無事追加予約成功。

結局、集まったのは、9人でした。

紅油抄手 Wonton with Hot Oil Sauce
これはメニューになかったのですが、以前食べておいしかったので頼みました。

醉鶏 Wine Marinated Chicken
酒がたっぷり、とても人気が高かった一品です。

叫化鶏 Beggard's Chicken 39.5ドル
詰め物をした鶏をLotus Leafで包み、それをClay(粘土)で包んでいます。 この、Clay(粘土)、まるでピザ生地みたいでした。衛生局から文句でもつくのでしょうか?
味は、予想を裏切り、美味!!詰め物も干しエビに貝柱、実によかったですね。

清炒蝦仁 Sauteed Baby Shrimp with Scallions 21.75ドルX2品
これは普通。

蝦子海参 Sea Cucumber with Shrimp Roe & Black Mushrooms
紅焼海参を頼もうとしたら、こちらを薦められました。 こってり味の紅焼海参に比べ、比較的マイルドな味でちょうどでした。

腐乳菠菜 Spinach with Chinese Anchovies 2品
野菜は少し目新しいものをと思い、これに。腐乳と聞き、怪訝そうな皆も食べて納得。 ただ、においがほとんどなく、その意味で洗練?された物かもしれません。

走油蹄膀 Braised Red Cooked Pork Shank 27.95ドル
なかなかの味。ただ、コストパフォーマンス的には??? (JOE'S SHANGHAI ミッドタウン店では 21.95ドルでした。)

東坡肉 Honey Braised Pork Tung-Po Style 23.95ドル
これは、英語にHoneyとあるようにちょっと甘いのが気になりました。

松子全魚 Sweet and Sour Whole Crispy Sea Bass 時価
30ドル程度と確認してこれを注文。すると、期待通り「松鼠魚」でした!!!
1人あたりの量はちょっと少なかったですが、私は大満足。 味はちょっと安っぽいケチャップ味。(^^)¥ イギリスの子供向けの食べ物、Baked Beansに似ているという人もいました。

白飯

1人あたり36ドル。 皆大満足でした。

前菜 叫化鶏
紅油抄手 醉鶏 叫化鶏 解体中

東坡肉 走油蹄膀
東坡肉 走油蹄膀

松子全魚
松子全魚

メインディッシュ1 メインディッシュ2
叫化鶏 腐乳菠菜 清炒蝦仁
蝦子海参 
松子全魚 走油蹄膀
東坡肉 



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