「西安料理」を食べてみないかという事でこの店に来ました。
店の前まで来て「あれっ?」
まるで、居酒屋です。
「最近はやりの店かな?」
皆が揃い、まずはお酒。
1500円のドリンク飲み放題があるという事でそれにしました。
ビール、紹興酒、酸梅湯ソーダ、ウーロン茶等のソフトドリンクが飲み放題です。(ただし時間制限あり)
泡菜
人参・大根・赤唐辛子の漬物。結構辛くて少し残りました。
麻辣耳絲
ブタ耳の冷菜。この手の物はつい頼んでしまいます。それほど辛さは後を引きません。
拌双絲
じゃがいも、にんじんの紅白冷菜。
香菜紫菜沙律
シェンツァイ(コリアンダー)、クレソン、シソのサラダ。シェンツァイをメインにしたサラダはなかなかめずらしいですね。
紅油肚絲
ブタの胃の冷菜。これも辛い品ですが、内臓系はつい頼んでしまうのです・・・・・・
橙油蝦仁
小海老マヨネーズ合え。これは、泡菜の赤唐辛子をかじってしまった人のリクエスト。(^^)
西安湯包
西安風小籠飽。確かに普通の小籠飽とは違うような・・・・
私にはそれだけの印象でした。
孜然牛肉
牛肉のズーラン炒め。これはとても印象に残っています。NYで食べた屋台の香りがするのです。
後日、教えてもらった話によると、
ウイキョウに似たスパイス、清真菜(イスラーム料理)で使うそうで
(『食をもって天となす(現代中国の食)』賈恵萱/石毛直道(平凡社))、
インドでのクミンの呼び名だそうです。
ちなみに、店長によると、コックさんが少しずつ持って帰るのですが、
臭いのため税関で引っかかる場合もあるそうです。(^^;
粉蒸肉
ブタ肉のミソ蒸しバーガー。私は食べ損ないました。
羊肉泡[食莫]
今日の宴会の目玉。
まず、どんぶりに入った板みたいなパンが出てきます。インド料理のナンを何十倍にも分厚くした感じ。
「これくらい(小指の先くらい!)細かくちぎってください。」お店の人に言われました。
それから全く音沙汰がありません。
やっと来てくれたかと思ったら、「もっと細かく」とダメ出しです。
さらに細かくちぎり(すいません、他のメンバーにやっていただきました)、
ようやくOKが出たところで、厨房に下げてしまいます。
「西安だと適当にスープを持って来るところもあるのに、しっかりしている。」
西安に行った事のある人の弁。
しばらくして、羊肉を煮込んだスープをかけて再登場です。
白っぽいスープですが、中をよく見ると、シェンツァイ(コリアンダー)に羊肉もたっぷり入っています。
羊肉の臭みも無くなかなかの味でした。
砂鍋魚香茄子
ナスのピリ辛土鍋煮込み。これは、ちょっとガッカリ・・・・・・・・
日本語ではマーボー茄子とも言いますが、本当は、麻婆とは違うのですが・・・・・・
水煮牛肉
牛肉・マッシュルーム・チンゲンサイ・ニンジン・生姜の煮込み。
これは、山椒の香りがして、私は気に入りました。
白飯は少な目にして、麺に備えます。(^^)
雪菜刀削麺
高菜風味の刀削麺。私はこちらの方が気に入りました。
油溌刀削麺
元祖ペペロンチーノ。
デザートは、
杏仁豆腐、
芒菓布甸、
芝麻湯圓(ナッツとドライフルーツの白玉団子)、
香麻軟棗(ドライフルーツあんゴマ団子)
私は、芒菓布甸をいただきました。
スキムミルクがかかっていて、「え〜」と思いましたが、これが、果肉の入ったしっかり物。私は好きです。
西安に行ったことのある人も「日本でこれだけの物が食べられれば立派な物だ。」
私も、なかなか良心的な店だと思いました。
今日は9名でしたが、1人あたり約5千円。